アンフェア最終回

 結局研究室に戻りアンフェア。いそがしいので未来日記ということで。見ながらパソコンで殴り書き。またあとでかきなお・・・さないかな。w
 ズッぎゃーん、香川照之ばたりで、どうなるんかねと思い見始めたアンフェア。ところがどっこい、回想の1日前になっちゃうわけ。けっこう怪しい味のある刑事安本父親の氏んだ場所に花束を手向ける。管理官@たけし映画VS巡査@IWGPの会話。とまあ得意の怪しいだろう攻撃で、視聴者を挑発。佐藤和夫「あの教会で待ってる」。え?おやじの氏んだ場所じゃねぇの?まあともかくシノラー登場で、二人は密談。モダチョキに呼び出されたんだお。氏にそうなのに・・・。知らなかったんだお。えええ。なんでゆってくれないの。警察しんじられないんだお。でまあ、×のサイトが佐藤の仕込みでないこともわかり、佐藤がからくりを明らかに。真犯人の動機=雪平への復讐である。香川照之こと佐藤の推理。これまでのシリアルマーダーの個人的動機を捨象すると憎しみだけが残る。「愛する者」への復讐。で、「愛する者」=雪平、おまえぢゃ。撃たせて評判落とす。シリアルキラーの目的。香川こと佐藤を犯人にする→信頼を破壊→苦しめる。最後の仕上げ=雪平に佐藤を殺させる。
 でもって仕掛けたのが前回のさいごっつーことか??香川の押さえた演技が実に説得的。みんなあやしいだろとひつこくからかいまくるドラマ映像。安藤も安本もみおも管理官もIWGPも佐藤和夫もなにもかも・・・みんなあやしい。佐藤「オレを撃て。撃ったあと現れるのが犯人だ」。雪平「あらわれなかったらどーするんだよ」。佐藤「そのときはワシを逮捕しろ」。最初に現れるのは誰でしょう。でもって前回の最後へ。ズッぎゃーん。たおれる佐藤。防弾チョキの演技。さあどうくるどうくる。ネタばれるよおおお。

 警察は、「バツマーク連続殺人事件」の犯人として和夫(香川照之)を指名手配。“和夫=真犯人”説を主張するが、その一方で、和夫ではない誰かが雪平(篠原涼子)への恨みを晴らすために、“小説型予告殺人”“募金型身代金要求事件”“バツマーク連続殺人事件”を起こしていたとの見方もあった。だとすると、犯人はなぜ、それほどまでに雪平を恨むのか?過去に雪平と犯人の間に何があったのか?


 雪平は真犯人と対峙するため、最後のもっとも危険な賭けに臨むことを決意する。父親がなくなった因縁の場所で、雪平が最後に拳銃を向けたその相手とは?


つながりの見えなかったすべての事件の驚くべき結びつきと、決して解かれることのなかった謎、そして「アンフェアなのは誰か?」という不条理をかみ締め続けていた犯人の言葉の本当の意味が、今、明らかになる――。
http://www.ktv.co.jp/unfair/trailer.html

 キター黒幕。おおおお、まさかと思ったかが、安藤ですた、安藤の棒読みの台詞。「安本から聞いた」などという。「おめえか?」とシャウトする篠原。クールな安藤「生きてるよ」と起きあがる佐藤。「おまえか?」。安藤「やっぱ雪平さんはすごいや。降参です」。しかし、たぶんちゃうんやろうなぁと思わせる。安藤はマインドコントロールされているみたいなカンジ。台詞は棒読み。っつーか、そうなると佐藤の仕掛けかもしれねぇよなぁ。安藤を操ったりとか、まさかガキのわけねぇよなぁとか。2ちゃんの実況も、最後にガキとわかるとかゆってるし。内通者のネタばれかと思うが、どうなの??
 安藤嘯く「ボクは協力者。復讐者の協力者にすぎない。ヒントを与えていただけ」。と言いつつ、だんだん明らかになる原因。そもそもは、雪平が殺したゆたかが原因。安藤もゆたかも施設の子供=コインロッカーベイベー。泥水飲んだ日々。極悪パチンコ店員は金も払わずこき使いいたぶる。安藤をまもるために、大学にやるために、ゆたかは店員たちを殺した。ううう。べた。べたすぎるぜ。しかも、安藤はゆたか射殺の日にいた。目の前で雪平は射殺。以来、復讐のみを考えた。大切な人を失う悲しみ。安藤「撃つぜ」。雪平「いいよ!それでおまえの気が済むなら。撃って(・∀・)イイ!!よ」。昨日の大木ちゃんのように泣くあんどー。きたー、みお登場。「車で待ちくたびれた?」。ガキという推理を計算済みのような脚本で、がっかり。しおしおのパー、と思ったら、そこから去る安藤。「おにいちゃん残っている仕事がある」とガキに言い残す。チェイス雪平。安藤無線などの攪乱工作。でもって、残っているのはパチンコや店長殺害ですた。おおお、キター、ゆたかとの対称形。同じように、雪平ズダーン。このままだったら、ふつーぢゃんかと思うのだが。ともかくベタに氏ぬ安藤。
 家宅捜索。雪平とガキ宛の手紙。雪平宛にはコインロッカーの鍵。その後親子の団らん。遊びに行こうと言う両親にみお「あんどうも」。べただ。そして、雪平は安藤の手紙を渡す。「ゆうき」。ガキ、しゃべる。ハンディキャップと勇気。アンフェアと勇気。そういうこと?ものすげぇスピードでドラマはすすむ。やまじ更迭。もだちょき。こええ。「殺して」。管理官しぶく「生きて償え」。目をむくモダチョキ。安本は、定年。老後はコンピューター。IGWPカッカッカ。そして、牛乳マン。「おまえは捜査は鋭いが自分のことはからっきしだな。復讐は成功していたかも」と珍しく酒を飲みながら雪平に指摘。
 そして、コインロッカー。なかにあったのはディスク。すべては計画通りだった。ボクのすべて=復讐。説明をディスクのなかの告白として上手く処理。読みはほとんどあたっている。すべては計算通り。誤算は、雪平を思慕したこと。安藤「復讐する相手があなたでよかった」。涙。おおお、牛乳マン鋭い!まだポカーンの雪平。エンドロール。終わりかと思ったら最後があった「復讐には復讐を、アンフェアにはアンフェアを」。ばっちゅーん×。雪平顔面バッテン「わ!」とやっと気づくぼんくらな雪平。篠原涼子は実によかったっす。安藤は、むかしカテキョーで教えたガキにそっくしでトラウマですた。それにしても、単純な図式を基本線においてスピーディに展開しつつ、マニアックな要素はさりげなくちりばめてあり、次はDVDで繰り替えしみて頂戴ってことでしょ。けっこう面白かったっす。