アクセルホッパー

 エンタの神様をみた。録画はできなかった。賛否両論の番組だけど、CDTVみたいに考えれば、いいかなって思っている。スタッフの発掘能力は他を圧倒しているのではないか。噂のアクセルホッパーをはじめてみた。オリエンタルラジオがつくりだしたラップ仕様ギャグの続編みたいに聞いていたが、なんかこれはお笑いラップホップポップな異次元ワールドがはじまったかというようなぶっ飛びのものだった。オリエンタルラジオがユーモアボケ系とすれば、こっちはエスプリツッコミ系ってかんじもしないことはないが、それにとどまらないっつーか、「ポンポンスポポンバカテンポ」が耳に残響しまくっている。しかし、エンタに出たら大評判で「小梅のサインもらってきて」というネタには氏にそうに笑った。
 次長課長はわけわからないキノコネタ。シュールねらっているとも思えないへんなかんじ。河本が鬼婆仕様のぢぢいで出てくる。昔話風語りをするのだが、デーブ大久保師匠の入れ歯のヒーさんのところで修行してきた方がいいんじゃないかっつーかんじかな。井上はあいかわらず受け答えのみなんだが、うなずきトリオ系の人たちより、妙にべしゃりは普通で、下手ではないし、「間」が妙なんだよね。ちょっとくりかえしみないと理屈がつかない。w 一万円がフナ寿司みたいになるという話はけっこう笑った。
 そのあといきなり小梅太夫降臨。「狂い咲きの艶道」とキャッチコピーが出る。小梅自分で「狂い咲き」と紹介。これに似た学生いたんだよね。おとぼけキャラで、ペコちゃんのできそこないみたいで、おおぼけかますんだよね。「ちくしょー」とは言わず、「しどい〜〜」とゆうわけだが(拙著『若者文化のフィールドワーク』にちょっと書いたw)。しかし、カメラワークヤバスギ。最後のネタは、安藤美姫ネタ。「4回転ができたと思ったら〜〜ぁ、竜巻でしたぁ〜〜」で、ちくしょ〜かと思ったら、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! まわる小梅。クルミ割り花魁クワドラブルトルネードスピン。わはははは。
 時間をタップリとってもらったのは、あゆ似という評判になっている桜塚やっくん。登場するなり「かわいい☆」。スタジオ若い女性ばっかり。ツッコミ指令は「聞いてないよ」と「結婚式じゃないよ」。後者があてられたのは、山瀬まみの若い頃みたいなヘンな椰子。やっくん「カチューシャの不思議ちゃん」。この不思議ちゃんは、想定外の入りのときに「進行」といったのに「結婚式じゃないよ」とつっこんで、しばしポカーンのやっくん、気を取り直して「ミラクル不思議ちゃん」。この不思議ちゃんは、卒業式にゴンドラで出てきた校長先生ネタに「結婚式じゃないよ」と遅れ気味ながらつっこんだ。この年代の人は知っているのかね。ゴンドラ。ツッコミ返し系ネタはなかなか手が込んで、三段返しくらいになっている。冴えている。セクハラ気味のねたふりにファンが「きゅうり」と苦し紛れに回答したのは笑った。