押し売りチャンピオン麒麟田村祭@明石城

 本日は家の大掃除をした。すっかりきれいになった。快調に仕事をしている。で、月曜はお台場明石城。本日は「いよいよ登場鈴木善貴企画」。つまりは鈴木が噛みに噛みまくってひねり出した「おすすめチャンピオン」渾身の試作。はじまる前にさんまちゃん「指輪まだあるな」と佐々木恭子にツッコミ。明るく微笑む佐々木恭子。そこにパンクに登場鈴木。なぜかバスローブ姿。ヘンなカンジ。なんつーか、弱そうなホセ・メンドーサ@ジョー状態。さんまちゃん「ホテルでくどくひひぢぢいのようぢゃ」。わけわかんねぇままに、スタジオ内につくられたセットに移動。扉の中に座敷。玄関口でおすすめって、そりゃあ押し売りぢゃないっすか。「ワシ刑務所から出所したばかりなんだけど、ゴムひも買ってくんないか」。ゴムひもというのが昭和30年代。今はもっと邪悪にうっている奴がいるよな。そーいや、あやしげなのが恵まれないアジアアフリカの子どもたちにと珍味売りに来たのを感動して買った学生が岡山時代いて、注意してやったのに2週間後にスカーフやタオルを感動して涙まで流して買っていたやつがいるなぁ。仕送り4万円くらいなのに。w
 おすすめチャンピオン。鈴木のセンス炸裂なポップな色彩感覚あふるる文字がはじけて番組がはじまる。ってこれ、谷原章介ニューデザインパラダイスパスティッシュか?ってかんじです。いきなり登場は、鈴木がプレゼンでうわごとのように推薦していた、YOUさん。もってきたのは予告通り柿の種。各種柿の種を玄関口にひろげる。さんまちゃん「オレやわらかいの好き」とちょっぴりうんちくで、Youはおもむろに亀田を差し出す。でもって、次は喰い方。「ピーナツは二つに割って食べる。この胚芽みたいなところは吹き出物の原因になりそうで」。ウンチクでもなんでもねぇぢゃんかよ。しかし懐かしい。ピーナッツ割って、「メス、オス、去勢」とかゆって胚芽とって大騒ぎしていて、小学校の先生にボコボコに殴られた覚えがある。先生はすごかった。ピーナッツを学校にもってきたことをひたすら怒っていた。私は自分を指さし「オス」と言い、先生を指さして・・・と思ったら、殺気を感じたので自粛したのですた。w でまあ、Youさんは、必殺のチョコ柿の種をとりだし、「全部まとめて一万円。買ってよさんまちゃん」とひつこく迫る。さんまちゃんはチョコ柿の種欲しさに買ってしまった。
 次に出てきたのが、なんと麒麟田村。いやあ、押し売りがモチーフとすれば、またとないキャスティング。やばかったよねぇ。虎の門の朝まで生貧乏『日本一不幸な生い立ちの芸人は誰だ?』。メッセンジャー黒田、麒麟田村、次長課長河本、つぶやきシローなどが対決。河本は、姉がレズだとか、継父が父親と認めて欲しくてラーメンの早食いに挑戦して極限的にほおばって噴き出したとか、一応健闘していたが、家を差し押さえられた田村や、自己破産しまくっていたもう一人の椰子とかにはネタ的には及ばなかった。しかし特筆すべきは黒田。他の番組でも炸裂していた貧乏ネタだが、今回もすごかった。毎回新ネタというのがすげぇ。父親が餓死したとかぶっとんだが、一番印象に残ったのはクリスマスのネタ。クリスマスの時マジンガーだかのロボットおもちゃが欲しいと言った黒田のためにおかあさんは仏壇の仏像にツノつけたものを靴下に入れてあったという話には、脳溢血になりそうに笑ったあと、なんか泣けてきたりもして、すさまじいものを感じた。最後につぶやきが「ボクいいとこの子どもだったんだな」。わはははは、だった。しかし、黒田はすごすぎる。しゃれならん。
 しかし、起用されたのは黒田ではなく田村だった。よくみると赤井英和より怖いかも知れない相貌と、あとはべしゃりという点では田村だろう。そして、その田村の祭りが始まった。押し売りするのはコメ。カナダ産のインディカ米。「ボクのお薦めは生米を噛むこと。はじめは甘い。それが味がなくなる。それでもかみ続けると、またひと味する。これを田村家では『味ノムコウガワ』という」。わはははは。あんたんちは、スガシカオか?田村「インディカ米がいい。ペクチンが豊富。さんまさんのところのこしひかりじゃだめ。さあもってけどろぼう。一万円だ。」。早口のトークは、なんか噛まない鈴木のよう。しかし、ノリノリの田村はだんだん人相が悪くなり完璧押し売りのあんちゃん状態。切れ長の目が光り、口が邪悪に歪む。さんまちゃん「コメ要らない。自分ところのを噛む」。田村「じゃあアイディア料十億円」。それでも買わないと言われて「ケチ!」。と思うと懐柔策に。「さんまさん。老後の予定はないでしょう。シャーマンになれます。それにはコメを噛みましょう。普通の人は1日600ちょいくらいしか噛まない。これが卑弥呼は3999回噛んでシャーマンとなったんす」。さんまちゃん「ほんまかいな?でも買わない」。ジャパネット田村「アホ!」。さんまちゃん「先輩にそんなこと言っていいのか?」。田村「日本人の恥や」。わははは。
 このあと鈴木はバスローブを脱いで颯爽と登場。奈良のカッパといわれたさんまちゃんに、カワセミ素材の水着を売ろうとする。股間にマジックで「噛む」とか書いてないかみたが、残念ながら書いてなかった。ひとしきりやったあと、ふたたび明石城本丸へ戻り裁定を仰ぐ鈴木。さんまちゃん「ゴールデンは無理」。水口昌彦さん「ゴールデンは・・・」。鈴木「じゃあスペシャル」。港浩一さん「スペシャルでもキツイ」。ここでも田村「ゴールデンや!」と押し売り。こいつ、ある意味千原兄弟より怖いかも。やばすぎ。w さんまちゃん「深夜で通販とかやろ」。水口クン「それでストックってことで」。鈴木ストックに大満足。ふたたび焼きを入れる奉行たち。鈴木「反論が出ると萌えるタイプなんです。ボクは」。またまだ「他局」が出て、あとは入り乱れての押し売りどたばた。さんまちゃん「つかれますた」。まあ、鈴木はそろそろ飽きてきたけど、田村は面白かった。
 くりーむナントカ他いくつかの番組はDVD録画セットしてあるので、明日学校でチェックする予定。