金メダルと眼鏡ッコ

 昨晩はずいぶん迷った。いくらなんでも身体に悪いからオリンピックは見ないで寝るかどうかである。ぐだぐだ北野タレント名鑑などを鑑賞。出るわけないのネタとおぼしき中条きよしが特別出演し、しかも余裕の顔出しなしで、新曲宣伝という大物ぶりを発揮したりして面白かったけど、やっぱいちばん面白かったのはしめ鯖だか誰だかわかんなかったけど、片桐はいりのできそこないみたいなはではでメイクしたたけし軍団@解散?の一人が突然正面むいて、あご突き出し気味にニッコリ笑って「荒川静香」(写真けっこう似ているかも)。場内爆笑。戸部洋子笑いすぎ。っつーか、まずくねぇかっつーようなねたで、これが生中継のわけないだろうから、偶然の一致とはいえ、このネタはもしかすると暫く使えるかもしれないなどと思ったりもした。井手らっきょ村主章枝とか、ブログタイプでお笑い芸人の仲間入りするんじゃないかっつー菅野美穂安藤美姫とかも見てみたい。などと思いつつも、すぐりふみえって痛そうとか、バカなこと考えつつ、寝ることにした。やっぱり泳ぎすぎたのか、ものすごく眠かった。

 寝る前にカーリングの銅メダル決定戦を見た。ノルウェーとカナダ。両主将の眼鏡が絶妙に(・∀・)イイ!!かんじ。ッツーか、眼鏡の人多い。ヲタに人気が高いのは、眼鏡ッコ萌えなんですか?カナダチームは萌え系垂涎なものがござらないでつか?これって。これはあれじゃんか。メガネドラッグがスポンサーについて、選手にメガネかけさせて、速見もこみちかなんかを眼鏡ッコ大好きってことにして、一大メガネブームを作るってこともありえるんじゃないっすかとか思ったりもした。ねぇかなぁ。w まあただ、美女軍団ならぬ「萌え軍団」みたいなのができて、世界各地で「萌え〜」と絶叫し怒ひんしゅくになったら困るかもしれない。あやぱんが歌手デビューしたときのヲタ軍団みたいなの。などと分け若めなことを考えながら、熟睡。。。
 かと思いきや、最終組の時間になったら、ピタッと起きた。寝る前にNHKの番組で滑走時間を知ったのがいけなかった。私は、若い頃貧乏で目覚ましも買えなかった頃があり、ここぞというときは目覚ましがなくても起きるのである。今回は起きる気はなかったのだが、起きてしまった。みきてーの時間に起きなかったのは、四回転ブヒョっと飛べてもさすがに追いつかないだろうと思ったからだ。起きた以上は見ようと思った。二度寝ができないといやなので、片方の眼を薄めにあけてみた。SP一位のコーエンが二度こけて、解説者とアナが「おっしゃ!キター」とかいいそうになっているのをぐっとこらえたところで笑い転げて、キパッと目が覚めてしまった。荒川は慎重に滑り出したが、しなやかにのびるのびるのびる。比べると、ガタイがちいさいからか村主はちょっとぎくしゃくはしていたが、ジャンプがくるくるきまり思わず解説者「よっしゃあ!!」。鬼ワロタ。こりゃあ、ふたりメダルかと思ったら、コーエンの方が上。村主は悔しかったろうね。つまりがちでぱんぱんに限界演技やって、キマリまくったのに、二回こけたのにまけたっていうんだから。インタビューで「次を」と声を絞り出したことに、私は深い感動を覚えた。
 で、スルツカヤが貫禄演技でよくやったよくやったということかと思ったら、なんかぎくしゃくしている。動揺しまくり、ッツーか予定変更大杉。もしかすると・・・と思ったら、こけた。再び「おっしゃ!」をこらえるアナと解説者。私は特にナショナリストじゃないつもりだが、「おっしゃ!」とゆっていた。しかし、こんな勝ち方もあるんだなとつくづく感心した。ふつーは三回転三回転コンビで決めないと金はとれないとかゆうのが、勝負評論のセオリーとも言ってよいンだろうと思う。ところが荒川は、そんなことかまいやしないと、失敗を少なくしてくる。それで勝っちゃった。状況を考えてベストパフォーマンスをするという勝ち方もあるんだな。しかし、スルツカヤはパンツじゃなくひらひらで登場。フリーはこんなモンなのでしょうか。
 見たという証拠づくりにみくしに「フィギュア」と題するエントリを残した。そしたら、青少年論、メディア論、ファンタジー論をご専門とする一線級研究者三人に「別のフィギュアかと思った」というコメントをいただいた。私は、自己意識としてはさほどヲタではないと思っているので、実に新鮮だった。w