爆裂オダギリズム

 メシ喰って、プール行く前にさらっとネット見ていたら、ぶっとびのニュースをみつけ、まぢやべーと吹き出した。今「時効警察」で絶好調のオダギリジョーでありますが、ベルリン映画祭で絶好調らしい。次長課長の井上に「あの人お笑いの人じゃなかったの」と言われたことは、ここでも何度も触れたわけだけど、そのお笑いの人が真面目な映画でもやったっつーことは、あれじゃん、たけちゃんじゃんってことになるわけで、ボクは映画の方がお笑いより高級だとかまったく思っていないから、あまり大騒ぎしたくないけど、なんかいいなぁとは思う。井筒和幸監督は、渡辺の犬ちゃんと、役所のこーじちゃんが『さゆり』に出て、犬ちゃんはまだしも、こーじちゃんのえいごやばすぎとか、ゆっていて、まあそれはわかるわけだけど、今回のものはそういう権力構造とはとりあえず関係なさそうなんだけど、どんな評価になるのかちょっと興味ある。まあ別に自分で見て判断すればいいというのはもちろんだけど、この前のこーじちゃんえーかげんにせえやというのの意味あいをもう少し知りたいということだけだ。

オダギリジョー、世界の「壁」破った 主演映画「BIG RIVER」に大きな手応え



 【ベルリン13日(日本時間14日)=安室朝雄】俳優のオダギリジョー(29)が全編英語のセリフに挑戦した主演映画「BIG RIVER」(舩橋淳監督、5月公開)が13日、ベルリンで開催中の第56回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で公式上映された。約500人の地元っ子に「wunderbar(ヴンダーバー=素晴らしい」と迎えられたオダギリは「安心した。本当にうれしい」とにっこり。映画は映画祭期間中、ワールドセールスにかけられるが、早くも英国や韓国の配給会社から打診が届いているという。


 エンドロールが始まると、観客から一斉に拍手が沸き起こった。会場は地元の映画ファンやマスコミなど500人が集まり満席。終演後、再び温かい拍手が出演者や監督に送られた。途中退席も日常茶飯事のベルリン映画祭。辛口の地元っ子も大満足の様子だ。


 2003年の「アカルイミライ」、05年の「オペレッタ狸御殿」でカンヌ国際映画祭に参加したオダギリだが、ベルリンは初めて。「何を聞かれるか心配だった」という客席との質疑応答にも通訳を伴って初挑戦した。全編英語のセリフについて聞かれると「英語が芝居に邪魔になるかなと思ったけど、言葉は関係なかった。うれしかった」と笑顔で答えた。


 撮影は昨年1月から約1か間、米アリゾナ州で行われた。スタッフ、共演者のほとんどが外国人という環境にもかかわらず、オダギリは単身で乗り込んだ。19〜21歳まで米国の大学で役者の勉強をしていたため、コミュニケーションに問題はなし。セリフの発音も共演者らのアドバイスを受けて納得いくものにした。


 同作が招待されたフォーラム部門は優れた若手監督の作品が多数選出されるため、世界中の映画関係者が買い付けに集まる。市山尚三プロデューサーは「反応はとてもいい。世界公開へ向けて弾みがついた」と胸を張った。


 「座頭市」など北野武監督作品を世界的にヒットさせた実績があり、欧州やアジアに強い仏セルロイド・ドリームス社に海外配給を委託。上映後、早くも英国と韓国など数か国から打診があった。英国の関係者は「美しい映画だ」と絶賛していたという。同社のブースには英語版のパンフレットが置かれ、期間中に計7回の上映を予定。積極的にアピールしていく。


 オダギリは合間を縫ってベルリンの壁の跡地や新進アーティストが集うミッテ地区などを見て回り刺激を受けた。「次はもっとゆっくり来たい。映画祭もカンヌより格式ばってないので好き。近い感じがする。ベネチアも雰囲気がいいらしいので行ってみたいですね」と“世界3大映画祭制覇宣言”も飛び出した。


 ◆BIG RIVER 米国を旅行中の日本のバックパッカー哲平(オダギリ)と蒸発した妻を捜すパキスタン人(カヴィ・ラズ)、2人を助けた現地の女性(クロエ・スナイダー)の3人の旅を描くロードムービー。異文化で育ち偶然に出会った3人は徐々に友情を深めていく。人生を変える4日間の旅が始まった ―。(スポーツ報知) - 2月15日8時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000010-sph-ent

 ボクは井上@次長課長みたいな考え方もありだと思うし、いろんなことができる役者っていうのはすごいっていうことももちろんわかるけど、繊細さと狂気とかっこよさとアホアホが共存しているみたいなところ、『嫉妬の香り』のサイコなあんちゃんや、『顔』のウルトラトラウマな若手刑事なんかの役どころこそ、その興趣が生きていると思っていたし、なんか設定も良さそうな気はする。見てないでいうのはあまりにあれだけど。しかし、広田レオナはすげーよな。オダギリ(・∀・)イイ!!とかゆって、なぜと聞かれ、「バカっぽいんだもん」。わはははは。しかし、「ブンダーバー」はよいね。英語だとワンダフル。むかし名画座にとある静かなる名画を見に行って、ダイナマイトポルノとかゆうアメリカのポルノと、ドイツのポルノと三本立てで、あまりに苦痛だったんだけど、ってさ、もうぼかしまくりで霧のなかでさんまちゃんが真似するみたいに口とんがってやたらしゅーしゅー息吸いまくり、ダースベーダーか、はたまたともちゃんかっつーぐあいなかんじで、すじもなにもないんだからな。そーいや、道鏡みたいな男優が自分でぶろうじょぶするという鳴り物入りの映画があり、私の友人が見に行ったんだけど、「考えてみると日本で見るとあんなつまらないものはない」とゆっていたが、あたりまえすぎるぜ。わはははは。それはともかくドイツのポルノだが、そこで女優がやっぱだーすべーダーみたいになっていたのだが、さすがドイツというか、メカの国すげぇ、まぢやべぇというカンジで、五分くらいは面白かったけど、一時間くらいやられると疲れはてました。名画を見るころにはへとへとで、そのとき女優さんが「しゅねる、しゅねる、ぶんだばー」と絶叫していたのを思い出します。オダギリズムはそのくらいすごかったってことでしょう。しかし、この文章ワシの講義のダメさが如実に出てますね。w