明石城の惨劇?

 くりぃむナントカは月曜になってから見逃すことが多い。早い時間だからというだけかもしれないが。帰宅したら明石城の時間になっていた。速攻テレビをつけたら、「場内初の大惨事」とある。さんまちゃんチロッと現れるもとんずらしそうになる。「察してくれ」「芸人さんたちにおごらないといかん」。ナンダヨそれと思ったら、この前プレゼン通過した、朝妻一、朝倉千代子のWモーニング提供「ゲイリー」。同名の2ちゃんのコテハンが朝妻だったらかなり笑えるなどと思いつつなにがあったんだ?朝妻「ちょっとむずかしかった」。さんまちゃん「むずかしくはない。しかしなんでよりによってあれをえらんだんや?」。朝妻「ハァ・・・」。さんまちゃん「まあそれはともかく、あそこは数字は跳ね上がるよ。しかし数字さえよければいいってモンやないんや」。水口昌彦「絶句ですた。しかし、あのネタを選ぶかふつー。いんくれでぃぼぉだよ」。港浩一さん「ダメの見本」。ダブルモーニングは心なしか顔面蒼白にも見えたが、もしかすると落ち武者の死に化粧かも知れない。
 まあともかくふつーの番組みたいにはじまったゲイリー。キャスト、さんまちゃん、あんちゃんのアナ、上島竜兵中川家安田大サーカス麒麟フットボールアワー他にも誰かいたかも知れないが、M1優勝二組、売れっ子二組に、竜ちゃん。さんまちゃん「あんたなんでおるんや?」。竜ちゃん「永遠の若手☆」。ところで「老人と子どものポルカ」をリバイバルしたが、カンニングのヘイユーブルースほどにも売れなかった悪役俳優って竜ちゃんに似た奴だったか別の奴だったか。検索しても最近いっこく堂リバイバルしちゃったからいかんともしがたい。しかし、「気がつくと竜ちゃんが中心で目立っている」という定評はたしかで、めだちまくりで、巧く場を制御している。一線級の若手がこれに巧みに絡み、さんまちゃんがさらにそれをまとめるということで、非常にみやすいものになっていた。
ネタ一覧をみると、サメ、SMなどとならんでいる。若手「ただの罰ゲームですやん」。わはははは。サメってなんだろうと思ったら、さんまちゃん説明。「サメは床上手か検証する。サメはさかなへんに交わると書く。これはHが巧いからや」。アナ「ホオジロザメに24時間密着してもらいます」。若手一同「上島さんサメ得意だから」。竜ちゃん「まあな」。え、馬路やるの?と期待してしまったが、収録されたのは超絶べたな「おっぱいの感触は80キロ」ですた。フットボールアワー「ヨゴレの限界ですた」。なにがそんなにヨゴレで、絶句で、ダメの典型なのか、惨劇をこれからみると思うと、ワクワクした。と思ったらCM。アイクのCFが流れた。「アイクはディックに名前を変えますた」。ああそうかいと思っていたら、「お金より大切なものがある、ディック」といいやがった。私はさめざめ笑った。ねらってねぇの?このCF。
 フットボールアワーがおっぱい仕様のヘルメットをかぶって登場。お笑い界一のぶさいく、ホンコンも真っ青でおなじみの岩尾望であるわけだが、このヘルメットが超絶似合う。すげぇ、アホの坂田でも、板尾創路でも、三瓶でもこのヘルメットはここまで似合わないと思うよ。わははは。そこにアホな男子アナ「岩尾さん、最近おっぱいはどうですか?」。岩尾「・・・」。じゃんじゃじゃーんでサンプルおっぱい赤、青、黄登場。要するにその色の水着の女の人が登場。アホアナ「サンプルは六個あります!」。ここで松本レーシングチーム提供「エアおっぱい体感マシン」が登場。その実はただの四駆みたいなもの。この体感マシーンが、茂木を疾走するのであった。
 まずはAカップ!=青。自主規制のシールドのむこうで岩尾が揉み揉みしながら、体感をインプット。「ぎごちない」とか、悪し様に言うアホアナ。マシーンはぐんぐん加速する、手の余韻に陶然となった岩尾は目がうつろ。しかし、キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!! というところでピクッと起きて、「あああああ、Aカップぅ〜〜〜〜」と絶叫。67キロですた。岩尾「感触はAカップやけど、こんなに冷たくはなかった」。次にBカップ=黄色は、78キロ。そして、最後に「本日最大。なんとFカップでッス」とアホアナ。よっしゃと揉む岩尾。青の人「あん!」。そして、冬の風を切ってふたたび加速する体感マシーン。ぐ〜〜んと加速したところで、「あああああ、Fカップぅ〜〜〜」。ここまでやるなら、股間に天狗ぐらいつけろとか、加速したところでピョキンと膨らませとか思ったよ。
 これで終わったと思ったら、なんとインリン・オブ・ジョイトイ登場。岩尾はなぢをながさんばかりに「萌え〜〜〜」とは言わず、ぼそっと「これはインプットに時間がかかるでぇ」。アナは漏れもインプットキボンヌとか言いそうな勢い。しかし、インリン様は「ムサい人はNG」と峻拒。ここで揉み揉みインプット係として登場したのが、山田花子師匠。フットボールアワーに「うちのをインプットする?」。岩尾「そんなものアウトプットや!」。アナ「それでは、エアおっぱい堪能しませ!」。加速した頂点で「インリンオブジョイトイぃ〜〜」と絶叫する。その横でうつろな目でフリッツ・フォン・エリックのように掌をひろげる岩尾。股間におかめとひょっとこだったら、わらえるな。フットボールアワー「茂木でインリン☆」。
 終わって一同「サイテーや!」。さんまちゃん「これだけの豪華キャストで」。竜ちゃん「こんな楽ないい仕事しやがって」とゆえとスタッフに指令を受けましたが、かわいそうすぎて言えないと大騒ぎ。若手一同「これじゃあサメの方がまし。こんな番組やっちゃあかん」。岩尾「会場ついてあのおっぱいのヘルメットかぶらされた時は泣きそうでしたよ。さんまさんだから、これえだけのことをやったんですよぉ」。さんまちゃん「わかった。メシ喰わす。あとからくりで優勝させてやる。
 しかし、言うほどヨゴレか?つーか、最低と言われようが、絶句といわれようが、私はかなり笑った。編集も巧くない?かなり見やすかったよ。正直面白かったし。チョッキンしたところで惨劇があったのかも知れないけど。ヨゴレの極限というが、たけし軍の土佐犬のほうが酷くねぇか?というか、ダチョウとかたけし軍のよごれのような、脳下垂体を鈍く襲うようなイヤな感じはせず、さわやかだったよ。w まあA女E女が生涯で一番笑った番組という私がなにを言っても説得力ないかもしれないけどさ。あの女の人たちもすごかったよ。シンバルのサルに会わせて、嗚呼だからね。局アナのほうのマッキーのホホがほんのり桜色。その担当だった人が絶句というのは、ひとつのシャレなのでしょうか?それともダブルモーニングの編集が悪魔のように巧かったのでしょうか?それともやっぱり私の感覚がおかしいのか、よくわかりませんですた。