ほんまでっかニュース反省会

 新年初収録ということで、さんまちゃんが正月休み@オーストラリアのことを話す。連邦警察にパクられますたッテいうんだけど、その原因がキョロキョロして、バカに愛想がよかっただけというからおっかねぇ。まず空港職員に連行されて取り調べ。しらみつぶしに聞かれて、通訳みたいなのが「なんでやねん」「あほか」みたいなのもなんでも訳すんだと。ここで素直にしておけばいいものを、「いわしくん」「さんまです」な向こうッ気炸裂で、強面連邦警察登場。すべて取り調べやり直し。そして2日拘留。馬路ッスか?とまあ、快調な入りでほんまでっかニュース反省会。
 武田Dの反省点は、視聴率はよかったものの、もう少しジャーナリスティックにやりたかった。なのに(いつもの)面白トークになってしまった。だいたいスタジオ入りから間違った。評論家をまず入れて、スタジオの雰囲気に馴染んだところで、タレントを入れてというカンジでやろうと思っていた。それが、暴走特急鈴木善貴がいっしょに入れちゃった。なもんでもー合コン状態。気がついたら、杉田かおるほかが宮塚利雄が「かわいい!」とか大盛り上がりで、どーしょうもなかったっつーことみたい。さんまちゃん「なら、オレ使うなよ。福沢だけでやれよ」などと言いつつ、ふたたび宮塚について「なんでコンドーム出すのあそこまでイヤがるんや、言ったのも出すのもいっしょや」と手ごたえを確かめるようなトーク水口昌彦港浩一のツートップも「狙いがはずれてよかった。だからこそ面白かった」と口を揃えた。
 第にの反省点としてあげられたのは、佐藤治彦が言うことすべてずぶずぶの素でにゃんともにんともに滑りまくりしおしおのぱーってこと。さんまちゃん「芸人がよく陥ることや」などと言うも、武田D「あれ以来電話に出てくれないんすよ。本人ショックだったみたいで、ブログで力なく反省してますた。すべっりまくってすんまそんと」。さんまちゃん「あの人すべりまくるのもともとやないけ。それがあの人の芸や」。テロップで、出口幸のように「電話に出てやって下さい」と出たのには笑った。水口昌彦とかちょっと細面の人がおばあちゃんに変装して「電話に出てやって下さい」だったらもっと笑ったかも知れないがまあ笑うのはずっとみている人だけだからしょーもねぇよなぁ。w
 次の誤算としては、バンキシャ福沢が実にシモネタ好きということ。さんまちゃん「知らなかったのかおまえ。あの人私生活全部シモネタや。菊川怜がビビッとるくらいや。あの人の得意なフレーズは『ボクの立ち位置』や」などと言いつつ、風太クンは若いから立つ、年とれば立たなくなるという場面をくり返す。あれは実に面白かったッス。さらにさんまちゃんを撮るカメラがなかったとかのネタをくりだした武田Dは、井脇議員の乳触って欲しかったととんでもないこと言いだした。さんまちゃん「いややとゆってはったやないか」。武田D「あれは照れてただけ。うち合わせでは揉むことになっていた」。まじかよ。しかし、さすがにまずいだろ。井脇さんならいいというのは。チカゲさんとか、マキコさんなら大問題やんとか思っていたら、水口昌彦「矛盾している。ジャーナリスティックにやりたかったんじゃないのか?」と鋭く指摘。笑ったのは、武田Dの反論が一切なかったこと。
 ここで久々の登場栗原美和子さん「面白かった。どこがかというと評論家の人の言うことは難しくてよくわからなかった。それをさんまさんは的確に理解して、わかりやすくリフレインしていた。ここにこの番組の意義がある」。さんまちゃん、「武田!おまえこううことが言えンか?」。
 「おまえ全部ふりだしや」とボコボコに言われた武田Dは、お世話になった栗原さんへのお礼を言う。「編成にプッシュしてくれたのは栗原さんでスタ。それであの時間で出来ますた」。さんまちゃん「この番組出身の編成はどうなったの?あれは無力なの?」。ドアップになる噂の男「呑めば会社の悪口」。さんまちゃん「武田おまえ福沢にほされるでぇ。せっかく復活して日の目をみたいのにすべてやり直しや。視聴率もよかったが、港、水口も鍛え直すと言っているし」。あわよくばふたたび鈴木をボコろうというような勢いであった武田Dは、心なしか涙目のようになっている。赤池のように号泣するかとおもったが、さすがにそれはなかった。