myuuRy『Sorry, musicman』

 みくしで京田未歩のこみゅしているのに新譜の紹介しないのか?と東北弁チックに説諭されたこともあり、ここは一念発起ということで、渋谷のタワレコまで出かけたのでした。っていうのは、ウソで横浜からの帰りによっただけだけど。とはいえ、まずは上に行ってワールドミュージックアンビエント系などをひやかし、Jack or Jive おいてねぇぢゃんかとか思いつつ、パチンコの陰陽師のBGM売ってねぇかななどと物色するもなく、だったらお能のトランスでもと思ったら、ブライアン・イーノ雅楽のコラボ@陰陽師はあったんだけど、べつにこれをここで買う必要もないと思いあとまわし。
 で、やっぱロックぢゃんか、ってことで下の階へ。ここでジェファーソン・エアプレインの今までもってなかった別ジャケライブ版があり、「ノリノリの時のジェファーソン・エアプレンは神。だれもかないやしねぇ、っつーか近づけやしねぇよ」みたいなこと(おおざっぱな訳ですんまそん)が書いてあったので、買っちまいますた。長い間バンドやってるし、妙なレコードがたくさん出ているから区別つかないんだよね。Somebody to Loveをベスト盤かなんかで聞いて、やっぱUAぢゃんとかゆっている人は、ぜってぇライブ版できいてみないとあきまへん。ボーカルもバンドもアドリブがものすごくのびるシャウトはヘイトアッシュベリーなトリップ感で伸びまくりますです。やっぱ、ライブのニューオーダーとライブじゃないジェファーソン・エアプレンはかなりダメなんじゃないかってカンジがしますよ。あきらかに今までもっていたライブとは違うので、けっこう(・∀・)イイ!!買い物ですた。ついでに「痛々しいほど痩せた体躯にレスポールを引っさげ、それこそ鳥肌が立つほど美しい旋律をつま弾く」(インフォシーク音楽)というフレーズが、一部で実にウケまくっているドォウルッティ・コラムの一枚に「タワレコ良盤発掘隊」のステッカーが貼ってあったので購入。
 でまあ、満を持してmyuuRyを買いに二階へ。そうしたら、エスカレーター降りたところの怒目立つところ、っつーかフロント中央にディスプレイされている。となりは、輪廻の主題歌。吉祥寺の新星堂には撮影に使われた人形がディスプレイされているんだけど、それを思いだし、総毛立ちそうになった。これがよく見ると目が睨んでいるように見えてとても怖い。つーかあの映画やばいだろ。やっぱ。ある意味カヤちゃんたちよりこわいかもしれへんわ。まあそれはどうでもいいけどさ、早速試聴。#1を聞いて買うことにする。

sorry,musicman

sorry,musicman

indies music com 紹介文

 ソロとして活動してきたシンガー京田未歩(pommy)を中心として結成された3ピースバンドmyuuRy(ミューリー)の初正式音源が待望のリリース!ロックとポップスの融合が心地よいメロディーの中で、キュートながらも力強く、どこか切なさを感じさせる歌声が見事にマッチ。ポップスファンならずとも、是非一度は耳にしてほしい心温まる、完成度の高い一枚!

曲目

01. ハイウェイライダー
02. CO-PO-MICHI-MA
03. ナチュラルハイ
04. 5年後のトゥデイ
05. トゥナイト
06. トキオガール
07. ドルフィン
08. the light of day
09. カゼノウタ
http://indiesmusic.com/itemview.asp?id=11528

公式サイト

http://www.myuury.com/

ファンサイト

http://myuury.net/

 #1は視聴できますね。#6、#9など早いやつだけとりあえず聴き、そのあと通して一回聴いたところだし、まあたいして楽器のこともわからない私が言うことだからなんだけど、あいかわらず器用貧乏なまでにいろいろな趣向をとりいれ、いろいろな技術が駆使されていて、股ぐら一本筋通った作品性がわかりにくい気もするけど、聴いているとずらしたり、ばらしたりしながら、おさまり、まとまりというものをシュールにすり抜けて、心地よく疾走する音があるってかんじかしらねぇ。こんなライブなんだろうなぁというのが目に浮かぶ気もしないことはない。さすがにボクはここまで若い人むけのバンドのライブには行けないけど。
 ライナーノーツを一人一曲というカンジで9人と、もう一人戸谷誠が書いている。9人は1=175RSHOGO、2=The Babys Syunsuke、3=岩瀬敬吾、4=THE SWiSH 大竹ハヤト、5=ジェット機 宮田ジェット 6=佐藤涼子、7=近藤明子、8=三沢千晶、9=Chelsea Hotel 西尾。