行く年来る年にCR陰陽師

 おきぬけで伊勢佐木町へ。活気がある。年越し製品をいろいろ売っている。蕎麦屋には行列ができていた。横浜には東京ほど美味い蕎麦屋は少ないのだが、それでも美味しいと思われる店は行列。またいろんな店で売っている持ち帰りのそばやてんぷらも飛ぶように売れていた。正月はバイト料金が高いからとコンビニバイトを買って出てやっていた岡大の学生達を思い出した。今はいろいろ規則があるようだが、あの当時はコンビニでバイトをするとメシとかにもありつけて、なかなかよいなどと話していた。しかし、なぜか足は殊勝な方には向かず、今年の打ちおさめでパチンコ。選んだのはCR陰陽師。フジテレビでやったやつで、なんかぼくにはロッカーズほうの陣内がギャグにしか見えないで困ったりもしたし、その連想で三上ヒロシも笑ってしまったりしたのだった。
 しかし、このパチンコはかなりエキサイティングで、デジタルとドラムの二つがまわる。陰陽を喩えたものだろう。デジタルの方は普通と一緒。ドラムの方は、始動チャッカーがチューリップ開の状態で入賞するとまわりだす。ドラムは、陰陽師という三文字と七が大当たり。青の七は、確率変動ではないが、普通あたりの再抽選が揃ったときと最後と二つある。確率変動になると当然回りやすくなり、非常にエクサイティングなドラムとデジタルの掛け合いが展開される。デジタルは、陰陽師独特の護符みたいなのがひらひらしていろんなモーションが起こる仕組み。虎と竜と鳳みたいなのが出てくるスーパーリーチがあるが、そのモーションがなかなかダイナミック。竜巻とともにぐわああああんと峻立する。外れたときも外れとは思えないようなオーバーアクションで、萌え萌えになる。大当たりは15Rであるんだけど、確率変動のときの画像が、能楽をトランスにしたみたいなので、能がヒュンヒュンとトランスするような画像が疾走するんだなぁ。もエーですよ。馬路。もっとすごいのが、途中で最近流行の突然確率変動になるパターン。これがエヴァの暴走モードどころじゃねぇの。能トランスがおっぱじまっちゃうわけ。しばし能を楽しんだところで、大当たり。しかも、デジタルとドラムのシンクロともう危険なまでのオーバーアクション。一気に五箱出して、もうおなか一杯でやめたけど、8000発しかねぇーでやんの。しかし、出玉にかえられない面白さがありますよ。「突然確率変動」は、エヴァ炸裂の一つの要因だと思うのだが、ドラム&デジというのは、もしかしたら一つのトレンドをつくるかもしれません。ロングセラーになるかは、炸裂感と攻略法の安定性とあとはすごく出るかということだろうから、ちょっとなんともいえないけど、この冬やった新台の中では一番楽しかった。
 よる紅白とレコ大とテレビ東京の懐メロと男祭とぼびーなどを一家総出でザッピングしながらみる。倖田來未のレコ大に、「なんだエイヴぇックスか」とハマ嫌いの親がゆっていたのにはワロタ。しかし、新人賞の面子を見るとまったくもって細分化されにゃんともぬんともっすね。紅白も山崎まさよしから、安田大サーカス、エロエロの倖田來未、自由にしゃべりたいみのもんた、ごくせん、仮面ライダー布施明越路吹雪シャンソン美川憲一、さりげなく復活のアリス、さらにはスキマスイッチミサイル打線の巨人と采配のロッテを足して割った様な妙な企画で、かつごりえと和田アキ子トランスジェンダーしてフリーだろと、これじゃあ一時期の水戸黄門の全方位ねらいの方針なんだろうけど、これでいいのだろうか。うちの年よりは懐メロとボビーに一番萌えていたぜ。しかし、曙は蟾蜍と言われたときよりさらにアレでした。よれよれではあはあで汗びっしょり。バカ親「おまえみたいだ。おまえよりひでぇ」などと大喜びですたよ。一応小川と吉田つけていたけど、そっちよりこっちみてるんだから、しょうがねぇよなぁ。視聴率はどうなったかわかんねぇけど。っつーことで、なんちゃらないゆく年でありますた。