ほんまでっかニュースみますた

 一年間ずっと書き続けたのは、お台場明石城のエントリーだ。ワールドダウンタウンも、りちゃほも書き続けたけど、元旦から大晦日まで書いたのはこれだけだろう。そういうことで、これを大晦日のエントリーに移動しますた。上京ものがたり、女の子ものがたり、毎日かあさんと、西原理恵子の面白い作品が出ていることは、今年の収穫だった。読んだ本では、ブログには書かなかったけど、書く必要から、北アイルランドの大学教師ブリューワーのミルズの平和過程論を再三味読したことや、『永続と変化』をはじめとするケネス・バークの著作を読み直したことは収穫だった。ほかに中井正一、上村春平、戸坂潤らの著作をじっくりしらべこんだことも今後につながるだろう。ミルズの関連は、若手のミルズ研究者からいろいろ教わり、勉強が進んだ。コラボも進行中だ。ミルズ論を集めた三巻本を購入してめくっている。近々トム・ヘイドゥンの博士論文も公刊されるようだ。書いたものは論文二つと書評いくつかくらいでお粗末なかぎり。が、心身のキャパシティからすると、そんなもんかなぁとは思う。また、数ではあらわせない収穫は多かったように思っている。というか、思いたい。何をやりたいのかは、かなりはっきりしてきたから。さて、ぶろぐは、あいかわらずのおちゃらけでありますが。。。
 さんまちゃんと福澤、評論家軍団が佐藤治彦テレンス・リーに加え、森本、宮崎の朝までコンビ、そしてこれまでいまいち歌舞伎きれなかった宮塚利雄。ゲストが東野こーじ、杉田かおるのディボースコンビ、梨花眞鍋かをり、そしてなぜか戸田@ショムニくりぃむしちゅーのたりらリラ〜ンのたとえてたとえてと同じ知識人vsモノシラズという構図で、モノシラズは○×のボタンを押す。すると、タイムボカン仕様のブタみたいなのが椰子の木を上ったり降りたりする。これが笑点の山田君ざぶとんもってきて=○、もってって=×。連打するとトリビアの泉状態。×もあるからもう少しひねっている。でも番組の構図は実によく整理され刈り込まれている。ゲストもそれなりにゴールデンしちゃいますた仕様。離婚評論家と山猫は眠らないのできそこないみたいな人外が出てないのは残念だけど、マイナー趣味じゃなく、森本、宮崎という知名度のある人もってきている。そして、まわしのさんまちゃん。なぜか、バンキシャ福澤。そして、編集が名匠武田D。w 面白くねぇわけがねぇ。w
 本日の大ヒットはなんと言っても宮塚であろう。頬を赤くしながら、ぼそぼそ言う。それがそこそこ間がいい。「北朝鮮のことならお任せよ☆」とか言い出す。日本のちゃりもってって武器つくっているとか、北朝鮮の教科書とか取り出して半日教育の現況を示すなど、詳しいところを魅せつつ、ペットボトル出して説明しようとし「これはまた後で」、他にもネタ小出しにして「これまた後で」。さんまちゃんたちに「先生、北朝鮮のコンドームもっておられるようで」。宮塚「いやあ、ははははは」。東野「先生使われるの?」。宮塚、気色ばんでやがんの。でも、テヘへへへと笑い「それはあとっで」。ボコボコにツッコマレ、ねたのブラックバスピラニア軍団にいじりまくられる哀れ宮塚。「先生、コンドームって言ったってやらしいことにつかうだけやないでぇ。水を汲んだりなぁ」。宮塚「てへへへへ」。「言いなはれ」。「山梨学院大学の人々はひとりのこらずみてますから」。一人残らずみてるわきゃねぇだろ。わははは。イイ。実にイイ。小出しにしていたペットボトルも、みんなにとがめられ「これ私の愛用で」。なんだ愛用って。水筒がわりか?まあどうでもいいけど、宮塚あせって、ペットボトルが手につかない。ボトルは倒れる。「北の政権も倒れやすい」。しゃあしゃあとオチつけているところがいい。
 宮崎は、クールビズでドン小西に褒められたベストドレッサーとして式部氏がいることなどを紹介し、かつ佐藤治彦懇親のオチに足払いかけてこけさすなど、間のいいところを魅せる。森本さんも、ネクタイのウンチクを語り、格調を保ちつつ、いつもとはちがうところを魅せている。テレンスはスパイ天国ニッポンの現状を話し、子供のスパイもいるみたいな話をしていた。例として、忍者が使われていたのはワロタ。少年忍者とかそういうことでしょ。テレンスのネタは深夜のものとかぶっているのもあったけど、テンポがいいし、聞きやすい。木に登る豚はそこそこ上ったり降りたりだったが、怪人ぶりをまたもやみせた佐藤治彦はボコボコに落とされていた。冴えたところを魅せる部分はまったくなく、ボケに徹する。ネタの平凡や無関係などをものしらずにツッコマレたりしていた。さらに戸田の出演していた、有頂天ホテルという映画かなんかに佐藤治彦がエキストラでいてびっくらこいたみたいな話を戸田がすると、佐藤「一般公募です☆」。
 梨花は、あいかわらずアホキャラ。しかも、次長課長の井上とか、若槻千夏みたいにたくらみのあるアホってカンジより、むしろベタにアホで、それなりのトラウマだから面白い。ニュースの基本知識がないということを前提に基礎的な説明を丁寧にされ「そんなことわかっている」とかキレてやがんの。わははは。さらに「あたしの事務所スターダストには、竹内結子とか、松雪とか、なかたにとかいるのよ」などと言い、墓穴を掘ってしまった。つまり、竹内ほか=スター、梨花野々村真=ダスト。
 井脇ノブ子さんについては、わりに真面目なかんじでしたね。ピンクのスーツをさんまちゃんにプレゼントして、ふたりでおそろの南海ピンキーズってなんじゃらひょい。
 さんまちゃんはめちゃめちゃ上手かったと思うけど、欲求不満が残ったかどうかはちょっと興味がある。福澤メインで、23や、ニューステにぶつけるようなワイドニュースやって、サブに村上真理子、そしてさんまちゃんはうまっちのように時々登場というようなことになるとしたら、あまりにできすぎていると思うが、わりに新鮮だとは思う。しかし、まあ、今日のはお笑いだろ。やっぱこれは。うちの親も遅くまで見ていた。極端な反応がなかったところに番組の可能性を感じる。