森下千里寸止め技術系

 草野★キッドは、クリスマス特番ちうことで、なにかと思ったら、ぎりぎり選手権。思い出すのは、金ダライ落っことして、寸止めするやつで、速攻停止してチキンなところを魅せてしまった草野仁。今日は「もうチキンじゃないモン」とかゆってやがって、挑戦し、そしてリベンジを達成した。なぜか江頭2:50分が出ていて、あいかわらず一般人に不快感を起こさせるような動作とセリフをたたみかける。拳をトランクスにつっこんでぎゅーんぎゅいーんとか言いながら、トランクスを前に突き上げていたのには、不覚にも笑ってしまった。しかし、今日の主役は森下千里。「ぎりぎりクイーンよ。寸止め王よ」と大騒ぎ。このあたりは勢いだけかと思っていた。しかしである。
 金タライをサクッとクリアしたあと、森下千里はろうそく100本一列吹き消しタイムレース。ますだおかだのつまらない方は、そこそこやりつつも (;´Д`)ハァハァしている。これはキツイと思う。心臓に悪い。そこで江頭2:50が挑戦。江頭グランブルーで、驚異的な息止めを魅せたように、江頭は「芸能界では驚異的な肺活量を誇る」(水道橋博士)らしい。博士「日常生活でもお使いになっているとか?」江頭「そうっすねぇ。五反田などで」とクネクネしながら答える。しかしはじまってみると江頭はすごかった。ふゅ〜〜っ、ふゅ〜〜っと、5本〜10本消しながらすすみ、ハアハアしつつも記録は16秒70。キター。不倒不滅の記録ヂャね?みたいな記録ながら、あいかわらず江頭はクネクネクネクネウザがらせている。
 そこへ登場したのがテクニシャンを自称する森下千里水道橋博士「ある意味これも100本抜き」。森下「キャハ☆テクニック魅せます」。そして森下発進。ヒュッヒュッと的確に消してゆく。オーバーアクションもなにもないが、しまいのほうは調子が出てきて、ヒュッとやると江頭の倍くらい的確に消えてゆく。森下すげぇと思っていたら、なんと15:70。森下「どんなもんだい」というしたり顔。「私こんなんで一位になったのはじめてっす」と大喜び。チョーシこいて、「口使いが肝要」などと、水道橋博士にのせられて口をとんがらせて、なんとなくぶろうじょっびぃ、ってばかやろうってかんじ。草野も挑戦したけど、17:88で森下はおろか江頭より下だった。
 最後は一斗缶カーリング。一斗缶を積み上げたところに台車で接近する。寸止めした方が勝ち。缶からの距離を競う。ますだおかだのつまらない方の岡田は、「イットーカントー」と次長課長の井上ですら思いもよらないような異次元のすべりを魅せる。水道橋博士「さすがすべり芸人の技の冴え。今日は存分に滑ってくれ」と言われたのに情けない結果に。そして森下千里の番。テクニシャン森下はしなやかにすべってゆく。そして、シュタッと止まる。なんと10センチ。「まぢ寸止め女王じゃんけ」と大騒ぎ。江頭「もうやることない」。ますだおかだのますだはいたのかってカンジだけど、はたして轟沈。んでもって、江頭は背面で一斗缶にアプローチするも激突。水道橋博士「また謹慎だ」。わわわわわ、しゃれならんぞそれは。ははは。ところがである。カツマタが気合いを魅せて、8センチという記録を樹立。そして、草野さん。途中で止まりそうになるのを、ボディアクションだけで、匍匐前進みたいにする。シュタシュタピョンピョンでぎりぎりまで近づき「どんなもんだ!」と大はしゃぎ。はかってみたら、5センチ。すごすぎるな。ふつうあそこまでへこへこ尺取り虫みたいなことはできない。それを天下の草野がする。水道橋博士。「あのピョンピョンは放映時カットだろ。あれがいいのかという意見もあるようだが、あくまでも草野さんの番組だから」。非常に現実的。驚くばかり。