生井亜実虎ノ門化

 本日の虎ノ門ですが、まずはブラックタイガー一発ギャグ。投稿していたんだけど、下衆川柳みたくどうせ読まれるわけねぇよなぁと思いつつみる。投稿数10通。一つ目は投稿者カンニング竹山さん。カクカクやって虎ノ門フォー、ってHGじゃんかよそれじゃあ。しかも腰が悪そうというか、HGに比べてよろけてるの。ばっきょぢゃねぇの。わははははははは。「勇気はありますね」。なんじゃそりゃあと思いつつ二つ目。投稿者カンニング竹山さん。オイオイオイ。自作自演じゃんか。と思ったら、小刻みに全身カクカクして「あい〜ん」こっちの方が芸があるカンジかな。特に動作。しかしこれはシムケンで、はずしねた自作自演やりまくりのことなのか、上田がシビアな顔。「ボクがかわいそうなだけじゃねぇか」。なんだよそりゃあ。わけわかめだよ。チャブ柴田「みなさんもっと真面目に投稿して下さい」。ワシは真面目に投稿したぞ。つまらなかったとは思うケドよ。真面目は真面目だ。まあでも、そのあと竹山は落ち込みまくり、伊集院クン二号のコーナーでもつっこみまくられていた。
 で、こちぢばですが、デニーロの映画、ダスティン・ホフマンも出ているとなれば、ニューアメリカンシネマ萌え萌えな井筒和幸さんとしては、もうツボじゃないの?井筒デニーロ好きだし。とか思っていた。開始後、生井亜実ちゃん、例によって邪悪な賢さで歌舞伎まくりかと思いきや、いきなり有田にかぶせられまくってんの。なにゆってもひつこく執拗に分厚くかぶせてくる。「ハイ」「ユー」「ハー」「フォー」ってなんだよこれ。ぢばらの映画館の前、元気満々の生井亜実と、井筒。でかめのハンチングかぶった生井「スゴイ高価な配役ですね☆」井筒「デニーロにダスティン・ホフマン、それともう一人アル・パチーノ。この3人は言ってみれば3人奴のようなものだな」。懇切丁寧に写真まででたのはワロタッス。まあともかくこの3人は「安心してみられる」「ガキにはわからん」などというコメントまでし出して、後には引けません状態の監督。生井は、監督の映画賞受賞を話題にして、ヨイショしまくり。あいかわらずですね。生井は。
 要するに嫁の父親に会いに行くと、そこにいたのは元CIAの超絶堅物のデニーロおやぢ。対して、自分の親は主夫のとうちゃんとセックスセラピストのかあちゃん@とってもC調。若い恋人同士と親が展開するどたばた。生井クスっと来たかと思うと、きゃたきゃらわらっている。他方監督はブスっとしている。期待はずれみたい。でも、ところどころめちゃくちゃやハハハハとあきれ気味に笑っていた。終わったあとも、「おかしかった☆」という亜実に対して、井筒「ピンと来ない。昔からつくられてきたTVコメディの類。それは輸出されなかったんだけど、最近それを輸出しまくり世界中にアメリカンスタンダードを布教しまくっている。これはいわゆるひとつの橋田壽賀子や。橋田壽賀子がつくったエロいどたばたや。橋田壽賀子好きなら見に行けばいい。気に入ると思う。デニーロもホフマンも遊び半分や」とまあ、地雷踏んでしまった感じ。「おかしかったぁ、かかかかかか」と、かぶせも、邪悪もなにもかも忘れて、笑う生井。って、笑うだけなら豊岡真澄のほうがいくなくないってかんじ。監督「お前も虎ノ門化している」。
 スタジオに戻っても、監督は「期待はずれや。がっかりや。ただの漫才。パンフ見ていて楽しみにしていたんだ。面白そう。丁々発止のかけひき。一作目はCIAの奴をエキセントリックに描いたりいろいろあったはずや。腹芸ないやんけ」。この期に及んでも「面白かったッス」とコメントする生井。カツマタ「ブラックタイガーは」。生井「つまらなかった」とキッパリ。「言う子なのに」。なにがあったんだ生井亜実
 最後はパッチギ受賞の件で盛りあがるスタジオ。監督「ひとごとやない。2をつくるんや。2は難しい」。そしてこんなことやっている場合じゃないなどと言いだした。今にはじまったことじゃない。手につかなくなるとよく休んでいた。「こんなことしている場合やない。やめたいんや」。カツマタだかくりぃむだかが「じゃあ蛭子さんに頼みましょう」。井筒「ならワシがやる」。