日本卵かけご飯シンポジウム

 おづらの朝番みていたら、日本卵かけご飯シンポジウムというものの紹介をしていた。島根県雲南市吉田町、おそらくは町村合併でこうなったのであって、吉田の町おこしというのがモチーフであることは間違いない。名産品として卵かけご飯を売り出すということみたい。自然の飼料で放し飼いにされたニワトリが産んだ新鮮な卵、そして街が開発した卵かけご飯専用醤油その名も「おたまはん」。卵とのセットもあるみたい。卵はめちゃめちゃすごい。しろみも黄身もたっているかんじ。弾力が違う。おいしんぼでみたあのまんま。これに鰹だしなど研究を重ねた特製醤油。まんまでも、まずいわけがねぇだろうと思った。しかし、レシピなどを募り、一大イベントをおっぱじめたということ。なかには五十何年間毎朝喰ってきたというおやぢもいてぶっとんだ。さっそくググってみたら、ホームページやブログができていた。

日本卵かけご飯シンポジウム

 日本全国、北は北海道から南は九州、沖縄まで、小さなこどもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、日本の食の定番「たまごかけごはん」。
 一杯のたまごかけごはんに秘められた悲喜こもごものエピソードや思い入れ、家族で囲む食卓、米飯食への想い、卵の思い出、又スローライフスローフードの考え方、食育、歴史学民俗学など、様々な見地から思う存分語り、表現して頂くことにより、日本古来の食の素晴らしさ・家族・ふるさとなど忘れがちなものへ目をむけるひとときを持つこと、そしてシンポジウムの事前事後を含め米食の普及、鶏卵の普及をグランドテーマとして発信することを目的としています。
http://www.tamagokake-gohan.com/sinpo.html

 論文、作文、レシピ、デザインなどの部門にわかれてコンペもあり、結果がおづらの番組で紹介されていた。ご飯の上に紫蘇の葉と柴漬けをのせ、そこに卵をかけて、かぼすを添えるというものがレシピ部門の一席。これにおたまはんをかけて喰う。おづらは、「こんなものたまごかけごはんぢゃねぇよ」と好意丸出しの江戸っ子調でタンカきっておいて、「おい、これうめーじゃねぇか」ともう絵に描いたような展開ながら、たしかに美味そうだと思う。私的には、鰹節とショウガのやつが好きだと前にも書いたが、これはまた別の意味で美味そうだ。イベントには、高石ともや降臨ともうこれまた絵に描いたような展開。いちどおたまはんを入手して喰ってみるかなぁ。と思って検索したら、エクサイトのビット=こねたにあった。他にもなりなりなどにあったが、通販の人気商品みたいね。取り寄せてみようかなぁ。

卵かけごはん専用しょうゆにも関東版・関西版

 ちょっと小腹がすいたとき、お酒を飲んで帰ったとき、食欲のない朝……なにかちょっと食べたいけどつくるのは面倒だし、食べにいくのはもっと面倒。そんな時の強い味方なのが卵かけごはん! おいしいですよねぇ、私も子供の頃から大好物です。


 ところが最近、なんと卵かけごはん専用の「おたまはん」というしょうゆがあるという話をグルメな友人から聞き、さっそく島根県にある「吉田ふるさと村」というところからお取り寄せしてみました。


 どうせならちょっといい卵で食べてみようかな? と一瞬考えたものの、違いを実感するためあえていつもふだん食べてるスーパーの米と激安卵でいざ味だめし!!


 しょうゆにかつおとみりんで旨味をプラスしてあるらしく、たっぷりとかけても全くしょっぱくなく、無添加素材ならではのうまみが卵とごはんにからんでなんとも優しい味わい、でした。う〜ん、これはやはりちょっと上等な卵で食べたい。


 こんな日本人のココロ、原点ともいうべき調味料「おたまはん」ですが、いったいどうやって生まれた商品なんでしょう? 吉田ふるさと村の担当者の方に直接お話を伺ってみましたよ。まずはこの「おたまはん」、いつ頃生まれた商品なんですか?


 「企画自体は4年前からあり、試作などを繰り返しつつ完成したのは3年ほど前になります。もともと、弊社とおつきあいがあった卵を販売する業者さんから『卵とセットで販売できる商品はないか』と相談をもちかけられたことが開発のきっかけなんです。そこで、たまごかけごはん専用の商品というのが今ないから、つくってみてはどうかということで話がまとまりました」


 なるほど、そういえば今までありそうでなかった商品ですよね〜。いったい、どういう人がよく買われるんですか?


 「もともと弊社のお客様は健康志向の40〜50代の方が中心だったのですが、この『おたまはん』に関してはおかげさまで男女問わず幅広い層の方にご好評をいただいてます。下は10代の方から、上は80代の方までいらっしゃいますよ」


 へぇ〜、10代まで! でも、たしかにちょっと小腹がすいた時、コンビニものを食べるよりおいしくてカラダにもよさそうだ。朝食や夜食、間食?に、卵かけごはんをもっと見直してもいいのではって気がしてきました。


 ちなみに「おたまはん」には関東風と関西風の2種類があり、関西風はみりんを多くして少し甘めにしてあり、関東風は少し甘さを控えたよりしょうゆに近い感じの味わい。


 吉田ふるさと村のネット通販では1本から買えるほか、地卵とコシヒカリおたまはんを組み合わせた究極の「卵かけごはんセット」などもあるそう。


 ほ〜らほら、読んでるうちにあなたもだんだん卵かけごはんが食べたくなってきたんじゃないですか?(野崎泉)
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091116397733.html