烏山・北沢川緑道を歩く

 昨日東京都医師会の情報誌で見た散歩コースをさっそく歩いてみたくなる。で、上町の短大で講義終了後逆方向へ三軒茶屋へ。歩くのだからとか、わけわかめな理由をつけて駅前の今川焼きを喰う。もちろん「チーズクリーム」。あいかわらず実に美味い。血糖値を上昇させ、獰猛に緑道へと坂を下っていった。烏山緑道は上町からずっと西のほうへも続いており、いつもの散歩コースとも世田谷城趾と短大の間で交差しているはずなのだが気づいたことがない。三軒茶屋あたりでは、きれいな公園になっている。一般道路が脇にあるというタイプではなく、両側が民家でその間に細長い公園が続いているカンジである。非常にめずらしい、楽しい雰囲気である。

 途中地図を見ると駒場東大前方面にむかっていることに気づく。だったら、上町→梅ヶ丘→駒場というコースもありだなぁなどと思いつつ、ぐんぐん烏山緑道起点まで進んだ。途中から、小さな川がながれていて、なんかつくりものの庭園くさいなぁ、これだったら玉川上水沿いだとか、用水路が走っている岡山のところどころの風景のほうがよくなくない?などと思いつつも、東京の23区内のカチンコチン大都会のなかに、一般の道とは遮蔽されたこんな空間が隠れているというのはワクワクする。緑道起点にはオブジェがあり、左に行くと烏山緑道、右に行くと北沢川緑道などとかいてある。ここで北沢川緑道に入る。こちらは予想通りというか、一般の生活道路が横を通っている。小さな川が続き、手すりはペンキのはがれかかった鉄製である。しかし、ところどころ茂みがあり、また川が大きくなり、公園と合流したかと思うと、生活道路のほうがでかくなって、バイクやチャリンコがとめてあったりする。ず〜〜〜っと先の先まで続いているのがわかった。
 どこまで行こうかと思ったけど、弧を描くように梅ヶ丘に戻るのもアホみたいだし、一応の予定通り、代沢の小学校のところで茶沢通りに入り、シモキタへ。迷わないよ。だって最初はものすげぇ高級住宅地で、それからだんだん街並みがシモキタっぽくなってくるし、人の流れがあるから。世田谷歩きも悪くない。このあと講義して、女子大に帰り仕事、それからパチンコすって、本を2冊買う。大澤真幸の芸術論とみっちょんの新刊。前者はパースペクティブ論を読むため。後者は、まあ、なんていいますか、興味本位かなぁ。wあと、新潮新書を一冊。バカから下流へ、その次は見てくれか、トラウマだ。それから阿佐ヶ谷にメシくいに行き、南口の本屋で佐世保事件の本が出ていたので購入した。この問題は土井本のこともあるわけだけど、卒論で考えてみたいという人がかなり多い。「支局長」「父親」がジャーナリストとしてのオトシマエをつけるまでは、あらゆる本が書かれても、「心ないもの」と言う人はいるだろう。こればかりは熟読するまではうかつなことは言えない。

追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」

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人は見た目が9割 (新潮新書)

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 帰ってニューデザインパラダイスを久々にみる。谷原章介は、ますマスコミカルの度を増している。自由の女神の頭のところの飾りをつけてでてきたのにはぶっ飛んだ。本日の主題は風呂敷で、甚兵衛、ふんどしなんかとともに、フランスとかでブームになるかも知れない。グレート小鹿さん@大日本プロレスをイメージキャラにするとかさ。でもしゃべらせちゃだめだよ。ふつーの田舎のおっさんになっちゃうから。そーいや、岩波新書グレート東郷の本が出ていて笑った。中を見てないけど、やばいところ(力さん−−久しぶりに思い出したこの言い方w−−の金の問題)まで踏み込んでいるかはちょっと感心がある。