エンヤ『アマランタイン』

 午前中は講義。慢性的睡眠不足でふらふらだが、卒論もほぼ全員の方針が確認でき、とりあえずお笑いで言うところの「型にはめた」状態で一安心しているが、「卒論気合い入れるために日サロ逝ってきますた」とかゆうようなアフォタレもおるわけで、油断はならない。「せいぜい手のひらまでこんがり焼いて、気合い入れてくれや」ということばをおかえし申す次第。で、午後出かけて友人と遅い昼飯をし、新星堂で買い物。はたして、所狭しと明日が発売日のエンヤの新譜がならべまくってあり、店内にとどろくエンヤ節。変わらない。今聴いているが、もうお腹一杯になります。一通り聴きましたが私は#7がよく、あと#9と#11けっこう好きですね。

アマランタイン

アマランタイン

曲目

01.レス・ザン・ア・パール
02.アマランタイン 【パナソニック うす型テレビ「VIERA[ビエラ]」&DVDレコーダー「DIGA[ディーガ]」CMソング】
03.イッツ・イン・ザ・レイン
04.イフ・アイ・クッド・ビー・ホウェア・ユー・アー
05.ザ・リヴァー・シングス
06.ロング・ロング・ジャーニー
07.菫草(すみれぐさ)【パナソニック うす型テレビ「VIERA[ビエラ]」CMソング2004】
08.サムワン・セッド・グッバイ
09.ア・モーメント・ロスト
10.ドリフティング
11.アミッド・ザ・フォーリング・スノウ
12.ウォーター・ショウズ・ザ・ヒドゥン・ハート

CDの帯より

●全てのヴォーカル・パートと楽器演奏、作曲にいたるまで全て一人でこなす、現代最高のオンリー・ワン・ミューズ:エンヤ。プロデューサー兼エンジニアのニッキー・ライアン、その妻であり作詞担当のローマ・ライアンとの息はぴったりなまま、21世紀最高の傑作を届けてくれました!
●タイトルの「アマランタイン(Amarantine)」は、詩人が"永遠の花"を語る時に使う言葉。エンヤ曰く、「'アマランタイン'と呼んだのは永遠性を込めてのことなの。私はずっとこのイメージが大好きだったのよ。私たちは2年間かけて新作を作ったのだけど、やっと全てが実りを迎え、皆さんに私たちがやってきたことを聴いて頂くこの時は、私にとってとても心踊る瞬間なの!」
●優美なメロディーとエンヤの高く舞い上がるコーラスが見事な融合を見せ、"永遠の愛"を歌い上げるアルバムと同名のシングル曲「アマランタイン」に加え、日本の歌人松尾芭蕉が詠んだ俳句(「野ざらし紀行」の旅[1684〜1685]に出ている時に大津で詠んだ“山路来て何やらゆかしすみれ草” [1685年・貞享2年、松尾芭蕉42歳])にインスパイアされた、エンヤ初の日本語詞曲「菫草(すみれぐさ)」を収録。
●更には作詞家・ローマ・ライアンが特別に作り上げた全く新しい言語(ROXIAN:ロクシャン)の楽曲3曲(「レス・ザン・ア・パール」、「ザ・リヴァー・シングス」、「ウォーター・ショウズ・ザ・ヒドゥン・ハート」)を含め、全12曲収録!王道的エンヤの世界が全編に繰り広げられた、決して色褪せることのない普遍的名盤である。
http://wmg.jp/artist/enya/WPCR000012221.html

 もうじきクリスマスなわけだし、西荻近辺のちょっとリッチな住宅には、クリスマス用のイルミネーションなどが施され始まった。寒い日に暖かいココアでも飲みながらエンヤ。そんな人も多いだろう。しかしボクは、ペプシを飲みながら、朝日ソノラマソノシート『8マン』に入っている「夜のエイトマン」でも聴きましょうか。「赤いランプは闇に消えた。行き交う車も今は途絶えた。墓場のような静けさが、夜更けの街にこだまする。誰を待つのかただ一人、佇むはエイトマンエイトマン、エイトマ〜〜〜ン♪」。静けさがこだまする。そしてヒーローが真夜中の街に一人佇む。なんてパンクなんだ。