東京女子大の寮は月3万円食事付き

 東京女子大の寮で教員と寮生がいっしょにメシを喰う夕食会があった。北寮にお招きいただいた。「投票で選ぶ」というのが名目になっているが、学科やゼミの学生がまとまって推薦するとご招待状をいただけるというのが決まりで、ゼミ生が3人いた私は組織票があったということになると思う。寮ごとにいただける食事が違うらしい。いつものご飯、一番よいご飯、最低のご飯などなど、寮のことを知ってもらうメッセージがそこに含まれている。今回は一番よいご飯に美味しいケーキ(たぶん大学正門前のとても有名な店のもの)をいただくことができた。先生は他にも何人かいて、私以外は現代文化学部の先生。寮生のうち数人が欠席しただけで、あと全員が出席というのがすごい。ケーキが食えるからだろうか???
 私も寮生だったので、寮というのはかけがえのない体験が得られるということをスピーチした。そりゃあそうだ。赤の他人と四年間暮らすわけだ。今のこの時代に。部屋もみせていただいたが、二人部屋であった。私のいた寮は二段ベッドだったが、ここはツインルームみたいな感じ。なかなかよい。これで食事込みで月3万円というのは、破格なのではないだろうか。料金ははじめて聞いたが、驚いた。門限や当番などきつくても、親御さんは安心してお子様を送り出すことができると思う。寮で四年間暮らした学生さんはゼミにも何人もいましたが、非常にしっかりした人ばかりだということは断言できます。