ELT「きみの て」

 今日は青葉学園短大で講義の日。朝、京王線が遅れているというアナウンスが井の頭線の車中で入った。急遽下北沢乗り換えに変更。豪徳寺で降りて、山下から上町まで世田谷線という行程。下北沢は階段昇るところがない。山下駅での乗り換えは世田谷線の朝ってかんじ。なかなか(・∀・)イイ!!と思う。朝飯は豪徳寺朝マックという芸のないことをしてしまう。久々のマックは妙に腹にもたれた。で、帰りは歩くことに。世田谷城趾で豪徳寺方面にいつもは行くのだが、今日は明大前に向かってみることにした。たいして距離は違わないだろうと思ったが、慣れない道なので遠く感じる。梅ヶ丘駅から、養護学校、北沢警察署から税務署、突きあたって裏道に。非常に入り組んでいるが、ナントカジグザグに進み明大前についた。閑静な住宅地と言えば言えるが、人があまりいない。私が通っているのは不自然であったかもしれない。ここで電車にのるはずが、永福町大勝軒のラーメンが喰いたくなる。で、さらに歩いて永福町まで行くことにした。甲州街道とおぼしきを歩道橋で越えるとあとは線路沿い井の頭通りを一直線。しかも下りなので楽チンに永福町に着いた。一時間以上かかったが、なかなか快適であった。靴が悪かったので、いつもよりつかれた感じ。ラーメン喰って今度は成蹊へ。そして帰りに新星堂で買い物。

きみの て

きみの て

 一つはこの前魁!で気づいたELTの「きみの て」である。テレビで何度かサビを聴き、世代的にというか、ちょっとマイツボだったからということは、魁のエントリーでもゆったとおり。メロディーラインもアレンジも詩句も素朴と言えば素朴なんだろうけど、メロディー一節、詩句一節、どうだ鬼ハアトだろうというところがあって、それを出し惜しみすることなく、くり返しくり返し「修行するゾ修行するゾ・・・」というように執拗に聴かせてくれ、お腹いっぱいにさせてくれるのは、前にELTに二度ほど萌えたときと同じパターンだ。二度とは、ひとつはタイムゴーズバイ、もう一つはディアマイフレンドだっけな、曲名忘れたけど岡山のジョリービルのパチンコ屋で執拗にくり返しかかっていたもの。パチンコしながら、「店員萌えるなよ」とつぶやきたくなったくらいのものである。出来不出来、−−っつーか有り体に言えば極私的好き嫌いかな−−が激しいとは思うけど、ツボに入ったときの持田香織作詞の炸裂力は、ほんとすごいと思う。

僕へと触れつづけた
その手は やさしかった
何気なく そして 強く
僕は いつも 守られてた
・・・
君があふれた僕の
この手が 握りしめる
さり気なく だけど 強く
僕はゆくんだ 君からゆく

 言うまでもなく何度もくり返される最初の4行のほうが曲の基調となっている。りえぞんっぽい歌唱もなかなかキュート、っていい歳こいてゆうことぢゃねぇよなぁ。とほほ。よく読むと、二曲目「帰り道」の「沢山 涙流しては 沢山、わらぅょ・・・しあわせそうに わらって 『おかえり』なんてゆうから 泣けてくるんです・・・しあわせを うたおう ・・・歓びを うたおう」というくり返しの歌詞とさほど差はないといえば言えるし、コアなファンはどっちも鬼ハアトなんでしょうけど、僕は今のところは「きみの て」は鬼はあとだけど、二曲目は「沢山、わらぅょ」かもしれへん。しかしまた、年月とともにいろいろな妙味はでてくるのかもしれない。しかし、「きみの て」のリフレインはまじやばかった。正直言うと、新星堂で視聴していて、あやうく泣きそうになった。うたってちうのはそんなもんだろう。「島田のブンブン」とか、「となりのインド人」とか、「鼻から牛乳」とかで泣く奴は泣くだろう。