マッスルIQクイズ

 草野★キッドでマッスル企画って、マッスルにしても、キンニクンにしても、ちょっとマンネリだべさと思っておりましたら、な、なんと、いきなりパッション屋良降臨で「ウーンウーンウーン」とバーンバーンバーンと胸をたたくと、玉袋「パチパチパンチを超えた!いかにも草野さん好み☆」と絶妙にかぶせ、草野が「ウーンウーンウーン」バーンバーンバーンで、玉ちゃん「草野さんパクリまくり」って、これじゃあなんつーか獰猛すぎてシャレにならんつーか、マッスルゴリラ状態、でまあこの三人がチーム草野。対してチーム中西学は、引退したはずの三又、とカラテカ矢部っち。矢部は頭脳担当の助っ人らしい。しかし、39キロの矢部はひときわ痩せている。三又は、なぜか坂本龍馬仕様をしちゅー。三又「筋肉は幕末だ!」とイチビルとたちまち草野さん「あれ、引退したはずでわ?」。なんか社会学科出身ということもあるのかもしれないけど、草野さんの好みって非常に近しいものを感じるんだよね。
 番組は、数字で答えるクイズが出され、腕立てとか筋肉マシン使って数字をはじき出す。設定で点数が違うのかしらね。まあそれはともかく、パッションはこれぞ見せ場と、ウーンウーンウーンとかやっていたんだけど、途中からばてたのかはたまたガチンコセメントファイトに転じたのか口数が少なくなってやがんの。しょーがねぇぞパッション。エビバディパション☆連発するくらいじゃないとな。しかし、まあ中西学のむこうをはって太もも筋肉マシン60キロ設定ってしゃれならなすぎ。一応ばーんばーんとか言いながらけっこうあげてたから、パッションはやっぱりパッションなのかもしれない。対して、ハリガネロックな矢部の腕立ては非常にスゴイものがあった。カメのように遅い。そして萌やしのように細い。頭脳担当の助っ人なのに、2+1=4とかやって、みんなにボコられ「スンマソン。酸欠ですた」。大腿筋マシンでは、しかし、草野のマシントラブルで勝ちやがんの。
 最後はとんちクイズをタイヤ引きで答えるもの。クルマを壊す職業=歯医者(廃車)さん、きつねのテスト=コンテスト、格闘家の好む果物=ブドウ(武道)。中西がテキトーに自分の好きな果物を言ったら正解。わかってねぇのに。三又「馬鹿と天才は紙一重」。中西「お前が言うな」。また自家用車壊されるぞ。わはははは。しかし、この手のクイズを見るたびに大学院時代の合宿を思い出す。真面目な勉強家の後輩をみんなでからかった話。勉強のことだとスラスラなのに、こういうのはできない。ムキになる。正解について理論的に論評する。そしてさらに地獄にはまって行く。「シャープペンの芯が折れる都市」。ムキになって考える。誰かが「芯の折れる音は?」。「ポキンポキンポキン」とダダイストのように反復するも「北京」が思いつかない。あれは面白かった。前に話したかな。彼は今なかなかいい研究者になっているはず。
 そのあと矢口ひとりを見る予定が、気が変わって『アカギ』を見る。なんか、DVDが出たらまとめてみればいいかなぁと思い始めている。気になったのは、日テレ雀ジェニック。女子大生が選ばれて、麻雀修行で、イケメンプロ雀士に特訓を受けたらしい。「雀ジェニックコードナンバー1=計算ができない。コードナンバー2=待ちはいがわからない。ナンバー3=盲ぱいができない。これじゃ期待できない」。なに考えてるかわからないけど、スタッフはノリノリだね。っつーか、じゃんじぇにっくは私とほぼ同レベルというのが、笑えるというか、とほほであった。