セメントファイトとヅラ刑事

 HGも和泉元彌も勝っちゃった。HGの方は、鍛え上げて行けば、セメントでできないこともないという気がした。RGはさらにパワフルなカンジだし、腰フリも悪くはないけどタッグでスピード系のファイトが見られないかなぁと思ったりもする。柔道の世界チャンプがままならないほどの世界ながらも、軽量系がタッチワークで魅せるファイトは、たとえば−−どうしても30年前くらいの例になっちゃうんだけど−−むかしのNWAタッグチャンピオンのスコット兄弟だとか、ヤマハブラザースとか、枚挙に暇がない。そんなタッチワークで、−−30年よりもっとむかしの悪役タッグチームである−−ガラガー兄弟みたいな邪悪なファイトを魅せてもらえないかなぁなどと思っている。今日のファイトは、やっぱりショウアップされた真剣勝負だったかと言えば、ちょっとアレだとは思う。フロントバージョンのスティンクフェイスから、リバーススプレッドイーグルホールドってことでしょう。絞め技もつかったみたいだけど。なんにせよ存在感は抜群であることは否定できない。まぢくだらねぇといえばくだらねぇけど。

 HGは川田、アン・ジョーに臆することなく腰を振りまくると、インリン様をコーナーに据えて必殺の”PW”を炸裂。インリン様の顔面に膨張した股間を押し付けて悶絶させた。インリン様高田総統からプレゼントされたおニューのムチでHGを打ち付けるも、HGはまったく動じず。最後はHG三角絞めインリン様を失神させ、掟破りの逆M字固めでインリン様を葬り去った。
 HGに昇天させられたインリン様は川田に抱えられ、高田総統の「必ず復活させる」との言葉に送られて黄泉の国へ旅立った。勝利によりハッスル軍解散をまぬがれた小川は、HGとともに「3、2、1、ハッスル、ハッスル、フォー!」で勝利の雄たけびをあげた。HGは「目標は世界、フォー!」と今後もハッスル軍の一員としてプロレスを続けていくことを明かし、戦いたい相手としてモーガン・フリーマンの名を挙げた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200511/03/index.html

 おいおいおい「黄泉の国」はねえだろと思ったが、モーガン・フリーマンはかなり笑った。相当プロレス好きなんだろうなということだけは感じとることができた。対して、和泉元彌のほうは、相手の自爆みたいになったのをのっかってフォール勝ちみたいなカンジでしょうね。浩子は眼が逝っちゃってるよなぁ。写真ググルと大笑いだよ。節子は、鬼瓦煎餅まで会場売りするなど商売しまくりで、その挙げ句の果てに「セメントでやったら3−秒もたない」とセッチーストップをかけたそうである。聡明なオチと言いたいところだけど、なんかさぁ。ちげくねぇか?まあゲスト出演みたいな感じと考えれば、腹も立たないけど、こっちはセメントになりようもないからなぁ。
 北野タレント名鑑を見ていたら、モト冬木が出ていて、映画に主演しますたみたいなことをゆっている。ググったらスゴイのが出てきたので、もうワンクリップ。見てみないとわかんないけど。。。

 「ヅラ刑事」>>・・・明らかにヅラのため、犯人を不安な気にさせる。そして必殺技はヅラを投げつける「モト・ヅラッガー」!2006年、レイトショー公開!東京でもっとも猥雑な街・新宿の左曲署の刑事たちは独特のキャラクター揃い。ズラを投げる必殺技を持つヅラ刑事(モト・冬樹)、並外れたチンチンを持つデカチン刑事(イジリー岡田)。さらにデブ・チビ・オヤジ・イケメンと、様々な個性の刑事たちがいる。一見マイナス要素の男たちだが、彼らは捜査になると素晴らしい力を発揮するのだ。彼らを統率するのは沈着冷静な捜査一係長・面堂(中野英雄)。これから一癖も二癖もあるどころか、全身癖のクレイジーな刑事たちの大活躍が始まる!!
http://www.tornadofilm.jp/lineup/archives/2006/04/post_15.html