立ちショングッズ考

 実家に帰るととりあえずアッコにおまかせとかを昼飯を喰いながらみるというのが、一つの習慣になっている。ハッスルの乱痴気について話が及び、ついに和田アキ子参戦かみたいな話題になったが、本人は強く否定していた。デスとのツーショットが写っていたけど、デスって亡くなったんじゃなかったっけ?シラキュース大学修士号をもっているというのは、ショウアップされた経歴が多いプロレス界にあってほんとうだったらしい。*1プロレスラー仕様のアッコラというか、コラージュは大笑いだった。
 番組中、女性のための立ちショングッズについて紹介されていた。調べてみるとけっこう旬なネタなんだね。知らなかった。漏斗みたいなのとか、ハンディなのがいろいろ出ているが、番組で紹介されていたのは、マジックコーンというディスポーザルタイプ。もっとべたなカットの商品もあるんだけど、これは人間工学しますたみたいな工夫の凝らされたカーブを描いている。なかなかのものであると思った。

 山口もえ「一度は使ってみたいと思います」。そりゃあそうだろう。私も一度つかってみたいと思った。つーか男もさ、「船頭の飛沫飛ばさぬ竿さばき」(御徒町駅)などとトイレに注意書き書かれるようなところがあるわけだし、使いたいと思う人は多いんじゃないだろうか。和田アキ子が暴走して「男はこうだから」と男性の立ちションアクションしてみせたが、それがとんでもないもので、出川が「アッコさん、それじゃあ巨大なハムですよ」みたいなことを言っていて、やめるかと思ったら、和田アキ子はさらにエスカレートし、アンガールズモーションからキャノン砲どっかん!状態。出川「ちょっとアッコさーーん」。シンスケも絶賛のアシスト王ぶりを魅せつける出川。
 実は一時はそんなことをしなくても立小便はできると思っていた。私は二度ほど目撃したことがあるからだ。一度は実家の近所。まだガキの頃だけど、悪がき仲間で遊んでいたら、プー太郎のおばちゃんが、ノソノソ歩いてきて、道端にすわりこみ・・・と思ったらやや腰をかごめた状態でいきなり尻めくってジョワ〜。ルンペンに石投げたりして、大人にものすごく怒られたりしていた悪いガキだった私たちもあまりの存在感に圧倒され、スンマソンってカンジですた。もう一回は田舎の田んぼのあぜ道。やはりガキの頃。田舎のおばちゃんたちが、一列に並んでの図。なんか力強いものがありますよね。でまあ、女性もできるんだぜみたいに思っていたわけだけど、『まことちゃん』という楳図かずおのまんがでこの件について論争があり、人によるらしいことを知った。
 ディスポーザル用品について言えば、根元のしたの部分をちょっと長くして、吸収性のよい紙をつけるなりすると、使いやすくなるかなぁと思う。個室で使うなら意味ないかしらね。男が座ってするというのもかなり話題になっているけれども、私も巧く用便の出来なかったタイプなので、別にどうでもいいと思う。実はかなり長いことズボンを脱がないと用をたせなかった。だから、したが水浸しみたいなトイレでも上手にズボンを脱ぎはきできる。しかし上には上がいて、この話をしていたら、「俺は全裸にならないとできない」と競いかけてきたのがいた。馬路かよ。イミネェと思ったけど、まんざらウソじゃなさそうだ。

*1:たとえばゴリラモンスーンはコーネル大学卒業といいながら、隣のカレッジ卒とかそんなかんじ。一番笑って何度もそこらじゅうで話しているネタだけど、メキシコは大ウソのあらしで、エルマティマティコなどという冗談みたいなのがいて、メキシコ大学かなんかの数学教授で、微分方程式を瞬時に解いて的確な弾道のドロップキックをうつみたいなわけわかめなネタがあったよなぁ。でも実はぼくは心底信じていたんだけどさ。