24分間テレビ「生きとる」

 今日は敬老の日で、親は二人で近くのにぎわい座へ。野毛地区町内合同の老人会。学区の小学生、中学生、青年部その他の人々が、いろんな出し物をやってぢいさま、ばあさまを楽しませる。今年はワハハ系のネタは、市会議員のマツケンさんが、マツケンサンバで登場したくらいで、あとはけっこうおとなしめだったようだ。10月には運動会もあるらしい。が、やはり人口が減っていて、若干寂しいものもあるらしい。夕食は、村田屋でメシを食った。いわし料理メインだが、定職など充実しており、また割烹としてみてもいい腕、しかし野毛なので居酒屋プライスというなかなかお得な店である。ごはんは五穀米である。いわしのつみれ汁、いわしのさしみ、いわしの煮魚、さんまの塩焼き、野菜の炊き合わせなどを頼んだ。煮物はきれいに照りが出ていて食欲をそそる。さんまは、焼き串をとおし、きれいに包丁が入っている。これで5000円しないのだから驚く。かえってテレビタックルをみて、仕事。そして、横浜なので録画はないのだが、ともかくさんまちゃんのテレビを見る。いつやるんだよごるぁああと思っていた、赤池洋文の24分間テレビ。CSでやった五時間くらいテレビ「生きとる」のダイジェスト版である。なぜか題名は「特派員 from 名古屋」。なんじゃそりゃああと思っていたら、はじまる。
 はじまるやいなや、さんまちゃん「今日はパンパンと終らせてのみに逝こう。スタッフ一同でいくんや」。佐々木「あの中華のソムリエとかいう店ですか?」。さんまちゃん「そうそう。そこのソムリエのこと話していたら、水口アドレスとかしってやがんのよ」。水口昌彦「メルトモッス」。さんまちゃん「それでもりあがって飲みにいくことになったわけ。男って馬鹿でしょう」。桐山美千代さんは、なぜか真っ黒になっている。さんまちゃん「乳ちいさいやないけぇ」。桐山さん「ちょっと胸当てのチョイス間違えますた」。さんまちゃん「せやろ」。ぼくの関心は、乳よりは、手のひらが上手に焼けているかどうかにあったが、*1見えなかった。
 若武者紹介と思ったら、号泣しまくりだった元北尾の赤池Dの姿が見えない。おいおいぶっちかよと思ったら、「中継での出演となります☆」。え?と思ったら、画面に切れ切れモーションで映る赤池。さんまちゃん「イラクの特派員みたいやないか。どないしたんや」。赤池「すんまそん!ごめんなさい!『ごきげんよう』の収録、年に一度の中継で、名古屋にいるッス」。さんまちゃん、どっちが大事やとかずけずけ言いつつも、暖かな対応。普通ならかなりやばいのかもと思いつつも、これだけ放送延ばしたんだから、仕込みか?などとも思ったりもする。さんまちゃん「これテレビ電話か。カメラあるやろ。なんとかせえ!」。赤池「スタッフは帰ってしまいますて」。わはははは。赤池の「師匠☆モー、面白すぎて、たいへんだった。どこ切っても面白いんですもん」という、三宅EDチックボケにツッコム間もなく試作品をみることに。。
 さんまちゃん「はじまったか」などといいつつ、リビングでうだうだ。ソファーと、クリネックスと、灰皿。まず村上ショージに電話。さんまちゃん「テレビ久しぶりやろ」。ショージ「最近あんまり出てないんでっか?」。さんまちゃん「どあほ、おまえがや!かけてやったんや。出してやろうと思って」。ショージ「なんか笑わせなきゃいかんなぁ」などといいつつ、わけわかめな音とか出している。馬路うけねーーー。やべーくらい。さんまちゃん冷たく対応して、終了。このあと浅田美代子、トミーなどに電話。トミーは留守電。しかも、一切けれんみのないデフォルトのメッセージだった。このあと、お茶のむことになったが、冷蔵庫いじったり、ティッシュカバーつくったりして、そのあと放映中のCSを見る。さんまちゃんがしゃべると、ちょっと遅れてテレビに映る。タイムラグがあるんだね。すこしおくれるのね。こだまひびきじゃんか。そして、イイチコ飲むことになったが、こぼしちゃって大騒ぎになって、CFへ。うーん、うだうだぐだぐだのさんまちゃんは、おはつではないのでしょうか。
 この次は無敵ソース。醤油、マヨネーズ、七味などを混ぜ混ぜして、「これ美味いんや」とハイテンションのさんまちゃん。えび満月つけて食べるとうまい。などと言いながら、食べ始めると、「うめー、馬路うま、やばうま、彦丸のマネをしている間もない。おいしいよー、うめー、うめー、うめえよぇ」と、千路に乱れ、声は上ずり、一節太郎か、はたまたこだまひびきの往生かというかんじで、おおはしゃぎ。ここへなぜかショーヘイ乱入して試食。クールなショーヘイ。するとそこへトミーから電話。「お風呂入ってたの☆あたしもいく」。そしてなぜか長澤まさみ。「みなみちゃんやろ、野球練習せえ」などとわけわかめなことになっているさんまちゃん。そして画面も「長澤まさみ」という文字がスクリーンセーバーのように動き、しかもだんだんでかくなってゆく。
 なんじゃこりゃああとおもっているうちに、宅配二連発。まずは、宅配ダッチワイフ。そんなもん宅配レンタルしているのかよ。信じられない。店員のあんちゃん「シリコンでできたやつっす。リアルッス。ものすごいじょーもん☆お店で買うと70万円くらい。これが、レンタルですと、短い70分コースで1万3000円。これに宅配料が2000円」。ぶっ飛ぶさんまちゃん「ぼったくりやないけぇ?高いわぁ。まあしゃーないかな。名前とかあるの?」。店員「みさきちゃん」。しかし、オリエント工業じゃねぇだろうなぁ。前にも書いたようにアレってダッチワイフとかじゃなく、お人形でしょうからね。それに70万円はしなかったような。そのエロバージョンとかできたんですかねぇ。
 次はビデオの宅配。めっちゃがらの悪いオッちゃんが対応。おっちゃん「どんなのがいいの?」。さんまちゃん「素人もん☆」。オッちゃん「素人っていったっていろいろあるよ。若いの?熟女?」。鬼ドキュソな対応。わはははは。さんまちゃん「じゃあ二本ほど」。おっちゃん「二本でいいの?二本じゃ満足できないよ。なかには気に喰わないのもいるだろ」。さんまちゃん「おっちゃん、長澤まさみって知っている?」おっちゃん「そんな女優うちにはいないよ」(どんな女優もいるわけぢゃねえだろ、わはははは)。さんまちゃん「それに似たのがいいんや」。おっちゃん「にいさんも好きだねぇ☆じゃあ探すよ。長澤ね。いいよー。選んで持っていくね。でも、すぐおわっちゃうよさんかいもよんかいもぬけるよ」。さんまちゃん「じゃあ、四本行くか。せっかくの土曜の夜だから」。おっちゃん「ひさしぶりだからゆっくりぬいてね」とまったく脈絡無視のわけわかめながら、チョーシのいいおっちゃんの対応はかなり笑えますた。こんな商売もあるんだね。
 そこへトミー登場。その髪は→天然パーマ→のばすとどうなる→バッハみたい。アフリカ→ピラミッド→スフィンクス。この二つのネタは、ワンパターンながら絶妙な呼吸。もう一つネタやったけど聴き取れなかった。で、ダッチワイフ到着ということろで、時間切れ。赤池「まだこれで終れない。後半やらせてちょうだい」と懇願。さんまちゃん。「ダッチワイフすごいでぇ。うしろからみると、まるで人間そのもの。空気入れて膨らませて、リング2フカキョン@有田みたく口をパカッとあけたのじゃなくて、もうすごいの」このあと、ダブルパンチ(??ききとれず)のみつおとかゆう椰子がダッチワイフとつきあっていたという、鬼ブルージーなネタを紹介するさんまちゃん「ダバコの火を落としてしぼんだ。あれが別れやった」。すげーネタだなぁ。
 水口昌彦部長「単発ならイイが毎週見るもんじゃない」。さんまちゃん「毎週やれるか!」。桐山美千代さん「ちゃんとテーブル拭いたり、灰皿かえたり、女っぽいさんまさんがみえて斬新。ファンが増えると思う」。禿げしく同意する佐々木恭子。さんまちゃん「みてるとこちゃうもんやなぁ」。「面白い」ということで、ふたたび号泣する赤池。「あざーっす!」。しかし、なんつーか、「さんまちゃんの日常」ってことにこだわって、ぐだぐだやったのは、理屈ではわかるんだけど、明確な媒介変数みたいなコンセプトが見えなかったし、「着せ替えハニー」みたいなアップテンポの様式美の心地よさにくらべると、会話の妙とかもっと巧くつなげなかったのかなぁと思わないこともないけど、まあオッちゃんとのやりとりみたいなのばかりひろってもだめなんだろうし、よく考えると桐山さんのコメントなんかは「さんまちゃんの日常」のへその例示として、すごくツボをついているのかなぁなどと思った。まあでも、けっこうほのぼの楽しい雰囲気で、BGMみたいに流しっぱなしにしてもじゃまにならない「家具の番組」みたいなところはあるんだろうし、よく考えると「ほのぼの電話でいろんな人と話す」という股座一本スジは通っていたようにも思った。

*1:ゼミの日さろたちと盛り上がったネタだったので。