カンニング竹山杯@平塚競輪

 連休で、かつ来週から土日集中講義@東京経済大学や本務校での公務(父母会などもあるのですよ)などの予定入りまくりということで、一応横浜に顔を出しました。前回温かい焼きたてが喰えたので、上野のうさぎやでドラ焼きを買おうと思って寄ったんだけど、閉まってました。前回夕方頃言ったら、客が何人も入ってきて、「めずらしく今日はまだあるの」などとやっていたのを思い出し、これだけめだたないところにあっても、流行る店は流行るのだなぁと感心。帰路、二組ばかりの人に「この辺にうさぎやはないですか?」ときかれ、「あそこのビルの隣です。ただ、私も今逝ってきましたが閉まっていますた」と言っても諦めきれない様子で、店のほうへ向かっていきました。しかしこのあたりでじもぴーにみられるって、やっぱアキバ帰りふうってことでしょうか。で、電車に乗って、ボーっとしていたら、わけわかめな吊広告を発見。

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竹山杯公式サイト(竹山の写真入)

http://www.shonanbank.com/01kaisai/01event.html

 おったまげーしょん連発で、ワイルドなコピーがちりばめられている。競馬では、アンガールズカップみたいなのがあったらしいし、ケイリンも「競輪場で小池栄子」とか、また地方CFながら賞をもらった松山競輪の「ごめんなさいね〜♪ごめんなさいね〜♪あ〜なたの予想に添えなくて〜♪」と歌いながら競輪選手がピヨピヨダンス踊り、お尻ぷりぷりというのはあまりにも有名だし、ちょーしこいてつくった別バージョン「ぷるるん、ぷるるん、ぷるるん、るん、下半身でご奉仕」というとんでもねぇCFもあるわけであり、キレキャラの竹山杯くらいはあたりまえだよというかもしれませんが、かなり笑えるものがあります。
 児島でも平和島でもどこでも競艇の送り迎えのバスは、それなりの年輪をたたえた面構えでないと乗れない雰囲気はあり、実際味わい深い人々が集っているし、競輪も平日昼間からやっているし、博打性はめっちゃすごいし、オグリコール以降のポピュラー化した競馬なんかくそ食らえッつー、西原理恵子のような人には、実にかゆいところに手が届く、雰囲気をたたえているギャンブルであったはずの競輪もやっぱ・・・と思いつつ、やはりアンガールズと竹山では、狙いは違いまくっているだろうなぁとも思わないことはないわけであり、つまりは嬌声きゃあきゃあというよりは、兵ユーブルースってことでしょうか。各種ブログでも注目されているようで、「竹山杯の売り上げはカンニング中島の治療費に寄付」だとか、「まるで刑務所の慰問」とか、めちゃくちゃなカキコもあり、かなり笑わせてもらいました。もちろんみんなが楽しめるみたいな路線を打ち出しているのでしょうし、後者みたいなイメージを一掃したいという競輪業界の意向はわかりますが、まあギャグとしては笑えると思います。
 実家の近くでは、競輪ビルができるという計画をめぐっていろいろあるみたいだし、別に塩を贈るということではございません。それにしても、実家から徒歩五分圏内に競馬、競輪、競艇の券を売るところが揃っているというは悪漢でございましょう。