折笠富美子『Flower』

 みくしの上野洋子コミュでずいぶん前に情報を得ていた折笠富美子のセカンドアルバムを買ってきますた。ゆっておきますが、私は上野洋子コミュでこれをハケーンしたわけであり、デビューから脱退までZABADAKに萌えてきたわけだし、上野のソロはもちろん、Vita Nova だとかまーしまろなどのユニットの作品は可能な限りフォローしてきたわけであり、プロデュースした作品に注目するのは当然でありましょう。だからこそ、J-popからニューエイジまで探してないので、レジで調べてもらったわけです。流石というか、新星堂スタッフはアッとゆう間にもってきてくれたんですが、「アニソンっすね☆」と言ったとき、まわりの視線が注がれて、ゾゾッとした気がしますた。アテクシは風体はともかくとして、各種学識という一点において、けっしてヲタではないし、またかつてヲタであったこともありません。ヲタスペースにもめっちゃ疎いっす。

Flower(初回限定盤)(DVD付)

Flower(初回限定盤)(DVD付)

曲目

1. Flower
2. 答えは胸の中にある
3. 嘘つきなあなたへ
4. クラス・メイト
5. 音の花
6. -18cm〜いちあまりの裏側〜
7. さくらピエロ
8. 勝算アリ
9. 39.5℃
10. シアワセの波
11. ムシとフラワー

あにめふぁん@ニフティ

2004年1月21日発売のデビューアルバム『Lune』以来、約1年8カ月振りのリリースとなる待望の2nd Album『Flower』。アルバムのコンセプトは「太陽」。今回は折笠本人が作詞を手掛けた曲、多数収録で本人の新たな世界観が垣間見れる1枚に。サウンドプロデューサーは1st Album同様、上野洋子氏。上野洋子氏が創り出すサウンド折笠富美子の奏でるメロディーのコラボレーションが心地よい作品を演出する、全11曲収録。TVアニメーション苺ましまろ」エンディングテーマ“クラス・メイト”、「アニメTV」新エンディングテーマ“Flower”収録。
http://www.fan.to/topics/topics.php?number=508

公式サイト(視聴できますです)

http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/music/orikasa/discography.html

 ひつこいようですが、「苺ましまろ」もみていません。『苺ましまろ』(美羽役)、『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』(メイリン・ホーク役)の声優さんなんてことは、今回はじめて知ったのですから。まあしかし、曲調といい、歌詞といい、ヲタ垂涎なものであることは、想像に難くありません。上野洋子は黒子に徹しているわけですけれども、キルシェとか、初期のザバダックが好きな人が聴いたら、かなり楽しめるんじゃないでしょうか。私は、たぶんコアなファンには笑われるかもしれませぬけれども、#5 が気に入って、プログラム&リピートでくり返し聞いています。記者会見における上野の次のようなコメントは、なかなか印象に残るものがありました。「一作目の歌詞は素直な女の子の感じだったんだけど、今回は本当に強い女の子の面が出ているなって思います(笑)。あと、かなり文学的な表現もあるので“引き出し”がいっぱいあるなって……。素直で優しい女の子も書けるけど、強い女の子にもなれるっていう。だから、まだまだいっぱい引き出しがありそうだなって思いました」。
 しかし、記者会見など上野洋子が前面に出て大プッシュなのはかなりびっくりです。こういう場合かなり黒子的な人だと思っていたから。CFの音楽なんかをたくさんつくって、それで食べている面もあると言いつつ、どれにでているかは秘密みたいなことを言っていた時期もあるわけですよね。だけど、すごいのはミクシのコミュであり、FM群馬で上野がレギュラー出演していた「平沢進のテクノ実験工房」という番組で、CFソング特集やっていたみたいなことを知っている人までいるのね。「すっぱムーチョ」「オレオのパイ」なんかやっていたらしいっす。揖保乃糸のCM なんかは常識化していて、さらに「かのか」とか情報交換しているのでぶっとびです。そしてファンの思いはアルバム化されることであるわけです。ついでに言えば、NHK教育テレビ「てれび絵本」の「つんつくせんせい」の音楽を担当されるってことも言われてました。10〜11月。とまれ、初回限定版は、DVD付きで大満足ですた。