「ブログはいろんなネタのVTR」(高田純次)

 りちゃほも、ブログタイプも、打ち切りにならなかった。ファンである私はうれしいものがあった。ブログタイプは、メガジュン、むらじゅんなどは、語りからはずし、MEGUMI青木さやか菅野美穂とゲストで番組を進行するパターンが定着。日記を丁寧に紹介して、はじめてみる人にもわかるようにし、ゲストも厳選して、べしゃりを面白くしている。今日のゲストは高田純次。チョーシこきハイテンション男として、軽いおやぢを演じ続けてきた高田だが、投げやりヤルキレス、初期パフィー状態みたいなうだうだ芸に転じつつあるみたいなパフォーマンスで、けっこうこの人スゲーよなぁと再確認した。青木さやかのガングロカリスマ店員ぶりが面白いラストカリスマ日記から、高田のやる気のないコメントが続き、最後にキレキャラのMEGUMIや青木が爆発するってかんじが進行の基調になっていた。
 「なにわ北新地ホステス慕情」。題名が、作家の仕込みじゃないヨみたいなメッセージになっているのが笑える。外国人=大倉孝二を日本人のとっつぁん=メガジュンが接待する。英語わけわかめのホステス=MEGUMIが接客する。こういう設定。「シェンキュー」とかゆう、ホステスのアバウトな英語と、外国人のコミュニケーションギャップが趣向となっている。「たこ焼きはお好き」というのを、「ユーライクタコヤキ」「オクトパス」。タコヤキみたい、タコみたい、ってことでしょうか。ともかくガイジンぶち切れて次のネタ・・・という進行。「かに道楽→はさみちょきちょき→シザース」、「烏龍茶→クロウドラゴンティー」など、はちゃめちゃな展開は笑えるものの、「シェンキュー」とかゆうホステスが書いている日記とは思えない第三者の視点から書かれているのは、仕込みだって宣言しているのか?っつー過去の日記は今後どう展開して行くのか、まったく読めない。
 「ラーメン屋の美女日記」。ブララインのないバックシャンに、 (;´Д`)ハァハァしているラーメン屋の客たち。みんな顔を見ようと、身構えているところに、すっくと立ちあがる。バックシャン。キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!! と思ったら、むらじゅんでちゃんちゃんという、あまりにべたなネタの日記。「ポエムおじさん日記」。娘と奥さんに、無視され、罵倒されるオヤジの悲哀を、メガジュンが熱演。「透明人間になーれ、もっともっと・・・・・・・・、透明人間になーれ」とシュールなまでにくり返す、おやぢのブルース日記。
 最後は上でも言ったように一同がヤルキレスの高田を恫喝する。エヘエヘエヘ・・と笑っていた高田は、ブログについてたずねられ、「ブログ=いろんなネタのVTR」とイタチの最後ッペをカマしてチャンチャン。もう疲れたので、さんまちゃんの番組や、岡山で撮った写真などにつきましては、また後日になりまする。