ローカルTV:白井ヴィンセント一週間によせて

 あっとゆうまに一週間がたってしまった。にわかサクサカー気どりで、なんだかんだ言うのはあまり上品ではないというのは、わかってはいる。ジゴロウがいなくなったことは、SakuSaku について語る好機になっている。なんともにんともだ。しかし、えげつないやりかたにしても一応話しておきたいってことである。昨日はなにも書かなかったが、見ることは見た。イチノセさんが、口裂け女のような雰囲気をたたえつつ素早く動くのは、かなり怖いが、ナイスきゃらであることはたしかだろう。ヴィンセントが「紙のくせに」と罵倒していたのには、笑いますた。
 木村カエラが、サッカー部かなんかのジャーマネをしていたという話から、ヴィンセントが、っつーか、黒幕が、ベルギーだとかオランダだとかはどっかに逝ってしまって、昔の部活の話をしていたのは、笑いますた。昔は水飲ましてくれなかった。「なに水飲んでンだよ」とか上級生にシメられたみたいな話は、私たちぐらいの世代の人はそうそうと身を乗り出したのではないか。黒幕は、塗れタオルをもらったら、汗を拭くフリをして、チューチューパピコしたらしい。今の青少年はそれでもぶっ飛んだかもしれないが、私らのとこでは、トイレ逝って個室に入って便器から飲んでいたのもいる。流しで飲んでいると、見つかって凹られるからだ。個室なら見えないし、まさかと思うわけだよね。っつーか、先輩たちも知っていたとすれば、かなりひどいいじめだったとも言える。非常に非科学的な訓練だったわけだ。まあ、ショボイ部活でそうなんだから、甲子園とか、国立とか目指していた人たちはどうだったのかね。よく死者が出なかったと思う。まあそれはともかくとしてだ・・・。
 昨日は、ヴィンセントのことをカエルみたいと言っていた木村カエラだが、本日は「白米」とかゆっていたのには笑いますた。そして、黒幕が顕在化するようになって、パペットは「モビルスーツ」ということになっており、フレームが屈折するかたちになっていて、新しいギャグが可能になった部分もあるんだろうと思う。しゃべり方に独特のアクセントが強調され、それが人形の特徴と相まって、愛着を持ち始めた人も多いんじゃないだろうか。ブログ散策をしてないからわからないけど。
 今週のゲストはDEPAPEPEで、本日は生ギター弾いていた。tvk は音楽番組では、カチンコチン全国区なんだろうし、そんなものを見ていると、神奈川首都圏ローカルとばかり言えない面があるけれども、黒幕他の語りは微妙にローカルになっていて、非常に気になるところである。キー局の深夜番組もローカルと言えばローカルなんだろうが、実験的な意味あいがあるような気がする。それと比較して地方局の番組はどうなのか。手がかりはお台場明石城に出ていた愛媛の地方局スタッフくらいしかないと思っていたら、岡山時代に録画したモーニングKSBがあることを思いだした。その辺を比較しながら、集中講義で話してみようかと思っている。「ライフスタイル論」なのだが、地方都市のライフスタイルみたいなものを話すことをシラバスで書いておいた。定職、結婚、定住というようなものを核とした常識的な幸福のようなものが前提になっているかどうかみたいな、ありきたりな結論になってしまうような気もしないことはないのだけれども、それでもなにかをはじめることが大事だと思うのだ。これからはテレビというものもかわってゆくらしい。先端的な部分よりは、地域メディアとしてのローカル局みたいなことからなにかを考えられないかと思っている。すでに重厚な研究の蓄積があるのだろうと思うが、これまでの地域文化研究の上に位置づければ、またひと味違うものにできるのではないかなどと思った。