白井ヴィンセント考

 プールから帰りごろごろしながら、くりぃむしちゅーのたりらリラ〜ンを録画しつつ、あざーっす!をみようかと思ったら、そうかアキバ系運動会か、あれってうだうだすぎてついてゆけそうもないなぁということでテレビをザッピングしていたら、tvk がかかり、画面はsakusaku へ。そうか。再放送やっているのか。すごいモンだなぁと思った。そんなくらいだから、アテクシにとってみれば、実はジゴロウ白井ヴィンセントも大差ないんであるんだよなぁ。パペットの胸に「俺」ッテ描いてある無造作に比べれば、和服に雪駄、しかしバテレン仕様の帽子という出で立ちは、シュールが作為的みたいなことを言う人もいるかもしんないけど、慣れれば萌えな人もけっして少なくないと思う。視聴者のお便りを読み上げたんだけど、そこにジゴロウさんとか書いてあって、ヴィンちゃんとゆってもらえるように・・・みたいに流しているのは清冽だった。
 ネタは惜しみなくたたみかける。やる気満々の米子の服装から、顔がルーレット、でもってネタは「平原綾香ちん☆」と木村カエラ。そこで、「平原綾香ぽんだけどさ、木村カエラちゃんどころのさわぎでない、ぼけすぎキャラでさ、ゲストで出てもらった時なんかもうノーガードの殴り合いだもんな。まるでバイオ兵器だわな」。カエラちん「そうそう☆」みたいにオー盛り上がり。って、ヴィンセント君チミはジゴロウ君なのか?などとツッコミ入れたくなったが、よく考えてみると黒幕だったのかもしれない。このへんは声的に紛らわしい。風邪ひいたとか、のろいがかかったとか、ジゴちゃんが憑依したとか、そんな理屈つけて、ボイスチェンジャー使うこと禿げしくキボンヌ。だって、なんかその方が味があるんだからしょうがないし、わかりにくいよ。ぜったい。それにさぁ、声だけジゴちゃんでもかまわないんじゃないの。ジゴちゃんならいいやんけ。
 白井ヴィンセントちんとカエラちんのタイタニックネタまでは、まあまあふつーだったけど、トラウマなリスネタには禿げしくワロタ。ヴィンセントぽん「リスは大馬鹿にされていたんだぜ。やーいげっ歯類!ってさ」なにがなんだかわからないけど、かなり面白かった。このあと、ヴィンセントちんの魅力炸裂ですた。まず、「ニャ〜」とゆって、口をパカッとあける。真っ赤な口がパカッと開いているのをみたカエラちんは思わず「かわいい」と上機嫌。手をパクッと甘噛みしたりして、「どんなもんだい視聴者の方々」ってかんじですた。このあとカエラちん「大英帝国は日が沈まない」について、「大英ってダイエー?」とおおぼけこき右衛門。ヴィンセントちんは、つばカッター!から、新必殺技はなんと「雪駄キック!」。大サービス連発!このあと「ボデーブロー撃ってみて」とわざわざ乞い、「帯ディフェンス!」と受けとめる。「さすが、この帯はステンレス合成じゅひだからね」って、おおぼけのヴィンセントちん。このあと、カエラちんが住みつく前にいたというイチノセさん@小学生の図画工作仕様が登場。別名「高速の貴婦人」で、横に禿げしく動き回って魅せた。なんだか知らないけど、わりに楽しめたと思う。慣れぬ目にはヴィンセントもジゴロウに負けず劣らず面白いよ。あとは声だけだと思うよ。
 このあと録画しておいたくりぃむしちゅーのたりらリラ〜ンを鑑賞。ますだおかだ岡田圭右のおおぼけと、ペナルティーワッキーのキモイキャラで、はちゃめちゃだった。鈴木さりなと杏さゆりもけっこう見せ場をつくっていたが、岡田とワッキーが濃すぎてぶっとんでいた。岡田は、くりぃむの番組で今までになかったであろう、巨大な沈黙の間をつくりだしていた。ワッキーは目野ちゃんにしこたま叩かれた時にやったクララ@ハイジなどとは異次元のヤバサ。ますだおかだの、おおぼけネタは馬路ぶっ飛ぶ。ゆっていることは、大阪のおばちゃんネタとか、たわいのないものばかりだが、岡田はうけまくりだった。関根勤のしりげはがーどまんネタにはかなり驚いた。着実に時代は変化しているように思った。