New SakuSaku 始動!

 ちょっと疲れていたせいもあり、早く寝た。やっぱ土日研究会連ちゃんというのは、非常にテンションあがって、楽しくはあるものの、ぼんやりごろごろしている週末というのは必要があるんだなぁと思う。と同時に、土日にガキを連れて海水浴とか行く親の人たちは大変だなぁと思う。夏になると、海水浴の帰路、人の目なんか気にしちゃいられねぇよってなふうに、威風堂々爆睡しているご両親のあいだで、やたら元気のいいガキが、心ないまでに親を起こそうとしているのをみることがある。まあしかし、起こされるのもまたよしってことなのかもしれない。
 それはともかく早く寝たので、早く起きた。で思い出したのが、SakuSakuである。ビデオをみて、にわかサクサカー気取りというのは、いかにも馬鹿丸出しではあるが、サクサカーかどうかってことではなく、ジゴロウの間や、お笑い用語などを駆使したメタフレーム運用して会話をすすめてゆくやり方、また黒幕が東京近郊の小中学校でけらけらやっていたであろうギャグのネタやノリをそのまんま番組に持ち込んだみたいな−−たとえば三鷹二中とかフォッサマグナとかそうなんじゃないかと思うんだけど−−ネタづくり、ネタ感覚のあり方などなどをみて、ビートたけしが下町の遊びやギャグや悪口雑言をそのまんまたけし城、スポーツ大将、平成教育委員会誰でもピカソなどの番組にし、また独特のネタづくりをしていったのと似ているようで、またちょっと違うようで、スゲー面白いと思ったわけで、それがどうなるかは、注目したい気持ちなのだ。でもってみようと思ってTVKをつけたら、まだやってなくて、寝ぼけていたら、二度寝になって、みたのは終わりのあたりだけだった。私のもった感想は、次のブログ記事にほぼ近いものがある。

新パペット,白井ヴィンセント登場。またえらくカワイゲのないデザインだなあ…(^^;) 顔の部分が小っちゃいので,大口空けたアクションとかしにくいぞ,これ。
個人的にはジゴロウじゃないことより,ボイスチェンジャー使ってないことの方が違和感だな。このままずっと黒幕さんの地声でいくんだろーか?
http://d.hatena.ne.jp/dske/20050704

 パペットのほうは、たしかに◇とか○とか抽象的な形象のほうが鮭の産卵などのネタはつくりやすいんじゃないかとも思ったが、さほど不自然なカンジはなく、まあこんなモンかと思う。やりとりも、基本的にはいっしょで、一番気になったのは、ボイスチェンジャーがないことだよな。地声でも、もともとのノリはほどんどかわらないとも言えるし、こうして露出してしまうことで、黒幕の可能性もより広がるとも言えるわけである。広げたいかどうかはわからないけどね。しかし、黒幕独特の間合いがボイスチェンジャーにかけられることで独特の味わいが生じていたこともまた否定できないだろう。大山のぶ代が地声でドラエモンやるかとか、声優が変わってどうかとか、そういうのとは違う問題だとは思う。なにが正しいということじゃなく、キャラが固まるまでは、地声モードとかいろいろあっていいんじゃないかなぁとも思った。
 あるいは、ボイスチェンジャーモードは、ジゴロウの名前とともに永遠に葬ったのかとも思った。しかし、番組では、ジゴロウとか、ジゴちゃんとか言及しまくりだったわけだわな。言及するぶんには問題ないと思うけど。っつーか、著作権ってパペットだけなのか、ジゴロウとかご意見番とかのコピーも含むのかということもちょっと関心を持っている。もし含むなら、ジゴロウが変身したという設定はつかえねぇってことだろうね。痔五郎とかにしても、山上たつひこと山止めたつひこなんかの例もあるし、だめでしょうし。いずれにしても、「笑いは現場にある」と言った制作スタッフ一同の今後に大いに期待したいものである。