お台場明石城こ「史上最強の足手まといの巻」

 納富俊文「ガバイきゃーないた」試作品放映。試作品全面バックアップは、「どうです師匠!」「人生希望と辛抱」「心が洗われるよう」でおなじみ、先日も「白いバックに白い服、もうサイテー」と魔女桐山にぼこられた高橋P。副題が、「史上最強の足手まといの巻」。もうこれはどんな番組かは、わかるぢゃんかよ。わははは。でも高橋Pは、おそらくフジポニー三宅より面白いキャラだと思う、っつーか、明石城にでてくる人たちって、馬路スゲー面白いよね。まあそれはともかく、さんまちゃんは歯医者で麻酔したというネタを紹介。クチビルしびれて、うまくうがいできないで「おぢいちゃんと言われギャグじゃない年齢になりますた」みたいなネタふりつつも、「今年は25時間テレビ」の話題でしばし談笑。短くしたのは視聴率が出そうとか話題にしていた。ふーんそうなのかぁってカンジです。
 でもって、「ガバイきゃーないた」試作品始まり始まり。佐賀、山形、沖縄の方言ドラマを流して、超難解方言クイズにこたえるという番組。回答者。佐賀代表=はなわ、白竜。山形代表=ダニエル・カール、あき竹城。沖縄代表=ダチョウリーダー、渡嘉敷ジム会長。さんまちゃんは、いきなり白竜でぶっとんでいた。「よりによってこんな深夜のバカ番組に・・・」みたいなことゆっている。白竜と言えばむかしロケンローラー、今Vシネマ8933映画。かっこいいことこの上なしで、それがバカやったら商売響きまっせみたいなカンジ。でもって、クイズはドラマ仕立てで出題されるらしい。これを制作したのが、元ドラマ「バラエティとばされちゃいますた」高橋P。あいかわらず「薄っぺらい人間」だとか、ボコボコにいわれている高橋。
 第1問。佐賀。冬ソナ仕立て。なんか男が隠し事をしていたというドラマなわけだけど、これが長い長い。要するに、「ぼんさん」という方言が「破産」という意味というのが答えなんだけど、これを方言で長く芝居をする。なんかさ、AVだとか、ポルノとかで、映画監督になりたかった製作スタッフがじゃまくせえ芝居するのといっしょみたいなセンが強調してあるカンジかな。方言もわけわかめで、理解できねぇ。まあネタなんだろうね。だけど、「長く芝居をして→クイズのポイントをとって出しで芝居リプレイ→正解後標準語訳の字幕入りでドラマをフルリプレイ」という全面展開。さんまちゃん「こんなものありえなくね?破産して、倹約してやっていこうなんていう女がいるわけねーぢゃん。これで渾身かYO!」と高橋をボコリまくる。まあそれでも、ゲスト回答者が面白いから、けっこう面白く見れる。ドラマはともかく、高橋のキャラもスゲー面白いのは言うまでもない。
 第2問。山形。わけわかめ。あき竹城「あんまりわかんねぇ」。さんまちゃん「だって山形でしょ」。ダニエル・カール「この人米沢だから米沢のことばしかわかんないんだよ」だって。さんまちゃん、このウンチクは拾わずに「米沢って、牛?」。そーいや、この前試作品の彦麻呂が出てた時に肉のIT革命ヤーで、米沢牛喰ったんだっけ?忘れちゃったよ。でもともかくさんまちゃん美味かったんだろうなとか思っていた。そうしたらさ、要するにあき竹城=ホルスタイン仕様みたいな話でもあったみたいだ。春川ますみとかあき竹城がダイナマイトなダンサーだったことは、最近の学生さんなどは存外知らないみたいだ。でまあ、「ほんます=へそくり」というクイズだったみたいなんだけど、やっぱり「出題のフル映像→とって出し→標準語字幕でフル映像」という全面展開。へそくりしていたのに、ともにぢいさん、ばあさんまで添い遂げようなんていう設定は絶対おかしいと、ドラマを酷評するさんまちゃん。ダチョウ倶楽部までが「人間理解が薄っぺらい」と罵倒する。すげぇ。わはははは。
 第3問。白線流し仕様。一番わけわかめ。駅での別れ。再会はいつ?「うまちい」=「お祭り」が正解なわけだけど、出題フル映像ととって出しはがっつり放映。正解ビデオをみようとしたら、さんまちゃんが止めますた。渡嘉敷ジム会長「あの芝居やっているのは沖縄の人じゃないからわかりにくい」と言いながら、あとで「ボクは実はインチキ沖縄人。沖縄生まれの宝塚育ち。だから方言わからない」とあいかわらずめちゃくちゃな会長。酒飲んでたら、いくらでも飲むらしいし、ショーがねぇなあとか思いつつも面白い。
 ぶっ飛んだのは、これでもドラマは明石城放映ではすげーーーーーーー短くしたらしい。明石城撮影時はもっとずーーーーーーーっと長かったという。馬路かよと思った。わははははは。すげぇネタだ。水口クン。獰猛に食いつく。「月並みなネタながら面白く見た。でもドラマ正解VTRが長い」。栗原夏美「プレゼンの時はつまらなそうだと思ったが、それよりは面白い。しかし、高橋クンが佐賀テレビの企画にフリーライドして楽しんでいるカンジ。楽しんでね?最後の沖縄のやつなんか、最後の5カットいらねぇ。遊んでどうする」と激辛のコメント。幕間は「人生努力と辛抱だ」。しかし、思い出す。「どうです師匠!」のあのヘタウマなのか、ヘタなのかわからない、みょうちくりんな間を。
 港浩一さんの裁定。「今年は無理。来年でも・・・」。来年ってさ、一昨日来いッテこと?企画はよかったが、高橋がいけなかったと異口同音にボコボコ。原夏美「こうなったら、高橋クンが佐賀テレビに出向してこれつくったら?」。さんまちゃん「せっかくのアイディアが高橋に潰されて、それでも笑っている納富は人格者や。それに比べて高橋は」。納富「ここに出られただけでも満足です。今度佐賀テレビにも出てください」。佐々木恭子「じゃあ二人で佐賀へ」ということで。で、ちゃんちゃん。
 しかし、高橋Pのドラマより長い文章になってしまった。