草野どっきり屋敷

 それから、草野★ランド。今日は草野ランドにどっきり屋敷をつくるという企画。企画書を持参する草野。実に律儀だ。要するにただのキャンディッドカメラなんだよな。それがなんで「どっきり屋敷」なのかはぜんぜんわからないけど、まあともかく強引な展開でとりあえずどっきり試作。堂アナを、草野が自分のプロダクションに引き抜くというのがドッキリの企画。草野は、さすがのべしゃりで堂アナをほめ殺しにして、誠実に諄々ととく。草野やばいくらいの巧さ。堂アナ。「どうしましょう。草野さんそんけーしているしー」。さらに諄々と説きさいごに「お金は最低でも今の倍は出します☆」。迷う堂アナ。ここで実は攻守逆転。実は、堂アナのどっきりは仕込み。逆ドッキリ。いわゆるダブルクロス系。堂はドッキリということを知っている。でもって、「じゃあ上司に相談します☆」とかゆって、電話をかけようとすると、ビビる草野。あんまり表情がかわらねぇのが笑えた。そして、堂アナは、な、なんとここで逆ギレ。「私会社に愛着もってるし〜」とか、キレまくって、机をぶったたくと、な、なんとまっぷたつにわれて、叩き壊れる机。まるで草野が空手で唐竹割りにしたような感じでぶっ壊れている。目野ちゃんビンタ炸裂せずのフラストレーションが一気に吹っ飛んだ。ここで、「ドッキリで〜す☆」。事情がわかった草野「だまされてこそ」。すげぇ。草野はやっぱり大物だ。
 ここまでは試作品。ここからがほんちゃん。ターゲットは、はたしてカンニング竹山。実直なキレキャラ。これっきゃねぇだろっつーようなものだな。企画会議で、草野「しまいにがーんとやりましょう」と、テーブルクラッシュを強く主張。水道橋博士「やりたいの?」とため口クエスチョン。ともあれ、用意されたネタミッションは。マッスルオペレーション。コブラツイストオペレーション。ヅラオペレーション。そして、最後にキレドッキリ。
 始まり始まりで、まず竹山と対面した草野マッスルマッスルポーズで挨拶。ほけっとする遠い目の竹山。草野「バカにしてませんか?」とジャブ。玉ちゃん「竹山やれ。しつれいだろ」。で、草野マッスル→竹山マッスル。これを3ポーズ。馬路ヤベー。草野うますぎ。で、次にコブラツイストネタへ。竹山にストレッチしてくれといい、結局「コブラツイストみたいにしてちょ!」とかリクエスト。真面目に取り組む草野。ここでなんと、草野キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!! またまた鼻血。なんか「アドリブ?」とかゆっている。仕込みか、ハプニングか。それにしても草野鼻血出すぎ。気をつけた方がいいとおもう。それはともかく、ビビリまくる竹山に、水道橋博士「おまえ、ふさけてねぇ?」などと、竹山に気合いを入れる。でもって、力を込める竹山。ここで「ボキ!」っと、草野の肩が脱臼。竹山顔面蒼白。草野は笑顔で、よくはずれるとかいいつつ、関節をはめてもらいフカーツ。竹山もう爆ショボーン(´・ω・`)状態。
 この次は、ヅラドッキリ。竹山とツーショット状態で、草野はヅラをなおす仕草をする。草野がヅラでないことはすでに実証されたがゆえにできるネタ。竹山はこれを見る。笑いをこらえる竹山・・・と思いきや、ネタの主旨は、「トンでもねぇひみつをみてしまった」というプレッシャーを竹山に与えることだった。そして、最後のキレドッキリへ。まっぷたつに割れる仕込みテーブルの前に座る草野。そこに竹山が入っていく。言いたいことを言い放題にする、玉ちゃんと水道橋博士「これはワル草野ですねぇ」「腰掛けかたとエリがワルですね」「これはもうザ・ワイドじゃない」。マッスルバディで、ふんぞり返り気味にすわり、ドスをきかす草野は、デルタフォース大佐仕様。あるいは、現役バリバリのスナイパー仕様。レイバン似合いまくり状態。しかし、ため口言いたい放題の浅草キッドには、やはり先週も言ったように、一度目野ちゃんのビンタをお見舞いして欲しいものである。
 草野まず福岡つながりなどを強調しつつ、竹山をほめ殺しにする。面白い、さすがと言われ、馬路うれしそうなカンニング竹山。「だけどぉ〜〜」と、ここでねちねちダメを出すクレーマーに返信する草野。飛び込み台最上段から決死の飛び込みを魅せた竹山にしてみれば、相当な覚悟のチャレンジであったはずが、そこをいびりたおす「ワル草野」。竹山じっと我慢。草野「ここまで言われたなら、きれてみろ。ここでキレ留ことができないようなら、大成しないぞ」と、竹山のキレを強要する。竹山決然とキレる。「なんやお前、さっきから黙って聞いていれば・・・」。キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! と思ったら、ここでCF。もう、草野がキレる前から核爆抱腹絶倒。わはははははははは。
 そして、もう一度竹山ギレから再開。草野「なにおー!」とことば荒く立ちあがり、テーブルをたたき割る。ブチ壊れるテーブル。土下座する竹山。草野のスゲーところは、たたき割ったあと、「じゃあドッキリでーす」と入ってくるやつらの方を見なかったこと。たたき割ったあとも、キレまくっている。米つきバッタのように謝りまくる竹山。ようやく、ドッキリとわかっても、竹山はしばし放心状態だった。そこでキレ草野を、もう一度。草野がテーブルをたたき割る→竹山は50センチ〜100センチくらい椅子ごとうしろにふっとんでますた。
 しかし、草野ランドはドッキリランドになるのかね。一番最初のどっきりみたいに、素人の一般ピープルにドッキリ仕掛けていたからね。あの当時は。アレは仕込みだったのかもしれないが、素人がぶち切れて、ネタバレしたあと、仕掛け人と笑顔にならなかったものも半分くらいあったからね。風呂屋に入っていたら、くりからもんもんの集団が入ってくるネタなどは、芸能人だとかなりシチュエーションから読めちゃうし。まあしかし、今は時代も違うし、あんなことやったらかなりやばいだろうね。なつかしいのは、おそば屋さんがざるそばを20枚重ねくらいにしてもって自転車で配達するのが、ぶっ倒れるネタ。アレはネタだけど、昔の日本ソバ屋さんはおかもちを使って配達するとか、スプリング付きの台をつけたバイクなどで配達したりせず、ざるをばを重ねてもって配達するような技があったなぁ。街も人もつまらなくなっているような気がする。