隔週くらいに親の様子を見に帰っている。今週も帰ったが、話題はレッサーパンダ。「あのナントカという漫画家のかわうそ君みたいなパンダ」などといっていやがって、吉田戦車談義をしばし。怪気炎をあげる親に「みっちゃんの母親のようだ」とゆったらウケテイタ。きくらげをからすの肉というなど、子供に大嘘教え込むトンでもねぇ親のマンガ＠吉田戦車『戦え！軍人くん』。吉田戦車の漫画はけっこうぢぢばばにもわかるようなたぐいであったのが、最近は変化している。アンガールズとかのニュアンスな笑いはそんなもんなんだろうなみたいな話をしたら、聞いてねぇふりしていやがる。
そして、「ところでよ、レッサー話題になりまくっているけどさ、野毛山動物園のレッサーも立つんだよ」「そうそう」「学生さんに教えてあげないとな」とか盛り上がっているの。うちの親はみっちゃんの母親のような人たちだから、真に受けると、アヒャヒャヒャヒャオメーヴァカぢゃねぇのとか嘲笑されるような家なので油断もすきもない。うちの弟などは、ガキの頃理科の教科書で「蟻酸」というのがあって、「なんと読むの？」と質問し、「そりゃあ、おめーありさんに決まってるだろ」「ありさんとありさんがごっちんことかゆううたがあったろ」「そうそう」とかゆうかんじで、学校で「はーい！」と手を上げて、「ありさん☆」とでかい声で言い、クラス中が腹を抱えて笑って、キレまくってかえってきたのを「うけまくりだったろ」「もうこれでくらすの人気者だね」とかゆって、アヒャヒャヒャヒャと笑っていやがったくらいなのね。
でもって、野毛山動物園ネタはうそが多いわけ。とんでもねぇのがあるわけね。さいとか、しまうまのちそこはでかいというのは、ほんとだけど、挙句のはてにはなんでもかんでもきょこんにしちゃって、団体で見に行ったりしてさ。ほんとのものもあるから、みんな行くわけよ。たとえば前に話した、うちの氏んだばあさんが象使いって話。毎日私とばあさんが動物園に行き、象に餌付けしてたんだよね。でもってばあさんは完全に象を手なづけたのよ。自慢したら、「うそつけ」みたいなはなしになり、みんなで見に行った。象は建物の中だったけど、うちのばあさんが「やっほ〜☆」とかゆうと、象がもんどりうって出てきて、ばあさんのやるえさを食べたんで、みんなびっくり。もうこっちなんか自慢でさ。「うそぢゃねぇだろ、５００円ずつよこせ」みたいなカンジですたよ。まあそんなわけで、動物園ネタなのでぐぐったら、これがマジレスだった。神奈川新聞のブログ仕様「神奈川新聞ローカルニュース」より。
☆レッサーパンダのモモタロウも直立披露／横浜☆
「さあ、どうだ！」といわんばかりの表情で立ち上がったレッサーパンダ。一目見ようと入園者が周りを取り囲んだ＝横浜市立野毛山動物園 「ハマのモモタロウだって立てます」。横浜市立野毛山動物園（西区老松町）のレッサーパンダ「モモタロウ」（雄七歳、体長約九〇センチ）が、後ろ足で直立する姿を披露、来園客を楽しませている。
モモタロウは人間好きで、飼育場の周囲に人が集まると、二本足で立ち背筋をぴんと伸ばしてキョロキョロ。時には十秒近く立っていることも。一日に何度か見られ、偶然居合わせた来園客からは「すごい、すごい」と歓声が上がる。
飼育員の和田優子さん（28）は「レッサーパンダは好奇心旺盛で、立ち上がるのは珍しくはない」と解説。一方で個体差もあり、同園の雌「キンタ」はほとんど立たないという。「活動が活発になる夕方に立ち上がることが多い。かわいらしい姿をぜひ見に来て」
直立するレッサーパンダは、千葉市動物公園で飼育されている「風太」が話題を集めている。
[写真説明] 「さあ、どうだ！」といわんばかりの表情で立ち上がったレッサーパンダ。一目見ようと入園者が周りを取り囲んだ＝横浜市立野毛山動物園
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_6621.html
おいおい、和田。大胆なことを言うぢゃねぇか。千葉の椰子が立ち上がったときには、メッタに立ち上がらないとかゆってたぜ。大丈夫なのか？ガキの頃なら速攻見に逝っただろう。そして、モモタロウより、立ち上がらないメスの方が大人気だっただろう。近所の大人たちまでが、大騒ぎで、中には酒もって逝って、名前呼びまくりだっただろうね。そんなもんだろ。逝ってよしな大人というのは。同級の鬼丸正明クンに昔聞いた話だと、昔鹿児島にプロレスが巡業に来て、ボボ・ブラジルが参戦していると、半端じゃない入場者で、もうみんなボボコールして大騒ぎで、親とかはそのときのテレビ中継なんかは見せてくれなかったらしい。街のポスターも濁点じゃなく「ぽぽ」になっていたらしいからね。
横浜ネタで言えば、尾島精肉店のチャーシューがラジオかなんかで出たらしく、すげー行列になっているという。「普段来ない人ばっか」とか近所でも話題になっている。確かにあれは美味い。元巨人軍江川卓選手も買って行ったというくらいだしね。そんなこと貼り紙もなにもしてないところが、野毛の意気地というもんですが。前にも行ったが、ロースやバラが美味い。健康にはひれのほうがいいだろうけど。そして、中華街の名店有昌に比べると、きゅっと引き締まった感じはなく、たれも甘め。しかし私はこの方が好き。焼きたてを買って、端っこのところの焦げ焦げになったやつを食べるともう至福であります。松坂屋の喫茶部や、食堂も人がけっこう来ているみたいだし、野毛伊勢佐木あたりも頑張ってほしいものです。
