りちゃほ一回休み

 さあて、今日は土曜日、りちゃほとブログタイプぢゃんか、冴え渡っているくりぃむしちゅーとリチャメン、そしてブログTメンバーを見るのが毎週楽しみだ。パクリも「カンペ使ってません覚えてます」なンてさりげなくネタにしちゃう上田ちゃんの冴え渡る抑制の効いたツッコミ技と場面制御の妙味、そしてフライデースキャンダルもネタにしちゃう有田ちゃんのちょっと大げさでおちゃめなボケぶりでもみましょうか、シャレ山はあるのかしら?下衆は?小木大サーカスは?村上ハニーのすっとこハム太郎は?などをわくわくしながら、テレビつけたらさ、トム・ハンクスのきゃんたま映画やってやがんの。
 ごるぁあああっつーかんじでしたよ。やつあたりでエー加減にせぇやとか思った。この映画スチーブン・キングしかありえねーっつーかんじの、くそぼら系のネタで満ち満ちていて、特にきゃんたま腫れまくりみたいなのが、何度みても禿げしく笑えます。ぼくは井筒和幸監督と違い、ハリウッドの大馬鹿映画大好きなところもありまして、トム・ハンクスなんかも『ユーガットメイル』なんかは、メグ・ライアンと大の仲良しみたいなお友達ネタも含め、とってもハッピーな映画だと思うし、一時なんかはメイルを取り込むときはかならず「ユーガットメイル☆」とくちずさみ、スキップでもしそうな雰囲気なくらいだったんだけど、この映画を「スピルバークが四回泣いた」みたいに紹介するようなことは、どーかんがえてもアレだと思う。やっぱりワロタとか言いつつ、「みんなそれぞれのグリーンマイルを歩いている」なんてせりふ聞いて、おいおいマイウェイでもうたえっつーのとか言いつつ、腫れきゃんのトム・ハンクスの表情がひゅーまんだよなぁとか思ったりもするわけで、涙が出るほど笑うことはあっても、さめざめと四回泣くんだろうか。逝ってよしがキラキラと輝くという残像はわかるんだけどねぇ。わはははは。そーいや、下衆ハンクスとかみたいね。別バージョン下衆ヤバ夫@キャン大のときみたいな、うにうにべしゃりでさ。はっきり言ってこれはやつあたりだけど。まあ充実した番組を提供してくれている人たちが、休んでさらに楽しいものを見せてくれれば、べつにーよな。どーでもさ。w
 週末に買う保守系週刊誌のうち『週刊文春』は、今週も冴えた記事がたくさんならんでいた。特に、『マスターキートン』が終わった事情、人気があるのに今入手困難になっている事情などを書いてあったのは、びっくりした。要するに原作者があまり仕事してなくて、編集者と浦沢直樹でほとんど書いていたみたいな話。だけど、印税半々でやっていたけど、やってられないと浦沢たちがマンガにオトシマエをつけ、単行本再版のときに原作者の名前を小さくしたら、原作者といっしょに昔ゴルゴの仕事をしていたおいしんぼ雁やが怒ったみたいな話。『マスターキートン』馬路面白かったからなぁ。まあ原作者の原案、ゴルゴでの体験などの貢献も少なくなかったんだろうけどね。ヲタっぽい人は、こういうメジャーなマンガはどーでもいいんだろうけど、私ら一般ピープルは非常に気になる。個人的には『パイナップルアーミー』の方が好きだけど。
 で、その『週刊文春』だけど、現在のお笑いブームを斬るみたいなのがあって、「昔はナイナイやくりぃむしちゅーは面白い漫才やっていたんだけど、最近は馬鹿なおちゃらけやっているだけ。このままでいくと残るのはアンタッチャブルと、おぎやはぎと、中川家くらい」とかゆっているオサーンの談話を紹介したりしている。要するにテレビ局がコメディアンを消耗品で使っていて、今のブームで残る椰子はいない。「この夏まで」と劇団一人なんかはゆっている。そんな話。まあしかし、馬鹿番組で消費するみたいな構図は昔からでしょ。コント55号は同じネタはしないと豪語していたし、たけちゃんは消費しつくすならしてみやがれみたいなカンジであった。っつーか、熱湯芸みたいな類の馬鹿やっているだけの芸も何もねぇもんは、昔からあったし、「芸人なのに芸はない」みたいなことは、ドリフだってなんだって言われていたわけだよね。泡沫芸人はいくらでもいたわけだし。テレビ局がとことん利用するなら、芸人もとことん利用するってことだろうと思う。
 しかし、人のいい(と私は確信するが)カンニング竹山は、テレビに出まくっているけど、レギュラーはひとつもなく、金もないみたいな話はかなり笑った。っつーか、虎ノ門とか、あざーっす!とかはレギュラーじゃないのかね。もうひとつ、TBSはバラエティには疎くて、TBSが注目することにはブームは終わっているみたいな話もあった。そうかねぇ。『学校へいこう』とか、『からくりテレビ』とかはどうなるんだとか思った。
 まあでも、記事としては、なかなか重要な問題提起をしていたなぁとは思っている。最後に、金曜に書いてもらった授業の感想文から。「もっと自信を持って」。ははははは。そんな自信なさそうに見えますか?けっこう自信家のつもりなんですけど。ほほほほほ。「最近ギャグのキレが悪くなっている」。昨日で講義は五回目だし、それにオレ芸人じゃないしぃ〜。しかし、ちょっと嬉しかったりもする。まあ社会学史だからねぇ。なんかさ、パンキョーの社会学やりたい。昔話やギャグをふんだんに織り交ぜながら、大学一の大教室でたくさんテキスト販売しながら、面白おかしくする授業やってみたいねぇ。まあしかし、世阿弥の本とかを読むと、ぢぢいになったらたいがいにしておかないといかんみたいだけどね。w