南海キャンディーズ念願の逆輸入?

 先輩の通夜にいってきました。非常に大勢の人が来られていて、さすがに大企業本社部長クラスと最初は思ったのですが、来られている人々を見ているうちに個人の人望なのだろうと思いました。私は早々に退散して、しばし散歩をして、上野へ。広小路で豚カツでも食べようかと思ったのだが、スーツの腹がきつくなっているので自粛した。帰って、プールで泳ぎ、帰宅。一休みして、仕事をして、テレビ&ネットでいったん休憩。まだ朝買ったDVDは見ていない。
 で、くりぃむしちゅ〜のたりらリラ〜ンでございますが、な、なんと、南海キャンディーズが出ていた。山里亮太は、たしか千葉出身で東京進出して「逆輸入」めざしてたんじゃなかったっけ?この番組東京で撮ってるんだよね?ならまた一歩地歩を固めたと言えるのではないだろうか。しずちゃんのビジュアルはいうまでもなく(・∀・)イイ!!のであり、またクリエイティブ、っつーか破壊的なボケの間もすげぇけど、やまちゃんのツッコミも「シュール」が代名詞になるくらいの話題であり、なんとまとめサイトまであるのでびっくらこいた。「南海キャンディーズ山里亮太のツッコミ一覧」というのよね。ここで山ちゃんは、「山里亮太以降あってもなくてもよいようなツッコミをしている漫才師は徐々に消滅していくでしょう」と絶賛されており、「テレビで見た」というツッコミがリストアップされている。他のツッコミりすともあり、さながらツッコミサイトになっている。しかも、丹念に更新されている。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/9361/yamasatotukkomi.htm
 となると、ツッコミの名匠上田しんやちゃんほめ殺しコーナーうえだリラ〜ンにおいて、山ちゃんの技炸裂かと期待した。今日は上田ちゃんの等身大パネルまで用意しており、「大人のかけひきのように汚れている」という滋味あふるるたとえツッコミが用意されている。たとえるのは、「どうでもいい」じゃあどのくらいどうでもいいのか?山ちゃんの「この野菜私がつくりました」というシュールはスルーされてしまった。関根は、状況を読むのが鋭く、卓抜な人間観察をさりげなく、わかりやすく出してみせる。「B型っぽいA型という女の自己分析」。有田「他人を分析することもありますよね」。さりげないけど、有田に拾わせたとしたらすげぇと思う。番組的には、山ちゃん、しずちゃんの詳細なキャラ立て、芸の分析は不要なのだと思うけど、なんか「ツッコミ道」みたいなものを見てみたいし、どこかで「お笑いウンチク」っていうか、用語解説とかしてもらいたいんだけどね。視聴率的にはどーでもいい話なんだろうけど。
 上田名人の解答はここではどーでもいいのだろうし、メモもとらなかった。w それはともかく、今日は湯浅のわけわかめなこたえに上田の怒りが炸裂していた。「どーでもいいよ!」だけじゃなく「バーカ!」までゆってやがんの。あと笑ったのは、「シナジー効果」のたとえ。関根はここでも冴えている。「インリンのM字+袋とじ」「団地+妻」のあと、「夜の」をつけると淫猥なシナジー効果がうまれる。「夜のレッスン」「夜の会話」・・・「夜のお菓子ウナギパイ」とか「夜の銀狐」はどうなのかとか思ったけどな。そして、山ちゃん。「雑誌のグラビア+土手」。有田大爆笑。「朽ち果てかかった雑誌が土手に落ちていると妙に淫猥ですよね」とか、会話がぐんぐん進んでいる。山ちゃんの眼がキラリと光ったように見えた。あいかわらずどーでもいいってふうなしずちゃん。有田はひたすら爆笑。君は絶対ちがうフレームで思考していただろう。有田!と思わずツッコミを入れたくなる。ここまで山ちゃんがコントロールしているとしたら、それは馬路スゴイと思った。
 ソニンは、EEJumpのCD買ったくらいだし、パフィーとやっていたボーリングも見ていたし、ユウキにはあびる優こそがジャストフィットと思いつつも、和田に虐待されつつ頑張って、カレーライスの女のパフォーマンスをみせたかと思うと、真鍋かをりと双璧なマッスルボンバー仕様になり、最近はなんとなく50〜60年代アメリカっぽいショータイム系女性とか、あるいはまたハイスクールはダンステリア〜シーバップのころのシンディー・ローパーとか期待していることはいるんだけど、わけわかめなネタゆって自分ウケして、人のわけわかめなネタで泣きそうになって笑っているのは、ちょっとヤヴァイかんじがした。
 あざーっす!も見た。ムツゴロウになるということで、動物とたわむれる、山崎、ガッキー、竹山ちゃん、磯山さやか。磯山は大蛇と戯れ、ベゼまでして、山崎は全裸で大蛇に挑み、大蛇を衣服がわりにし、竹山はチンパンと遊び、ガッキーは象に乗るという気合いを魅せた。竹山に、チンパンの腕力、握力などをしっかり見せておいたら、もっと面白かったと思うね。チンパンは馬路すげぇからね。なんかタイのムツゴロウという人々が出てきて採点したのは、ワールドダウンタウンみたいだった。しかし、一番笑ったのは、山崎がムツゴロウとおぼしき「お面」をつけて出てきた時。この椰子はやっぱお面操作に関しては日本一なんじゃないかとすら思う。ムツゴロウは、なんかわけわかんない帽子と眼鏡で、某左翼運動セクトの某指導者のようなカンジであり、かなり笑った。しかし、動物について言えば、実は私はあまり好きではないのであるけれども、しかしそれでも織田ゆーじの子象にはまったくもってまいった。たとえ番宣だけでも、あれをみたら、すべてはむなしくなるんじゃないか。ぱんだもこあらもなにもかにもが意味がないようにすら思える。 しかし、あざーっす!が理解しにくいのは、南海キャンディーズが理解しにくいのとちょっとちがう気がする。なんかありそうな気がするんだが。理解しきれない。