メガジュンの不在

 番組映像はますますブログっぽくデザインされ、ブログ的リアリティが磨き上げられているカンジ。ちょっとかっこよくて、ときに猛々しく凶暴で、でもどこかへなちょこで、トラウマな、先週のMEGUMIのやったイナカモノのスタバは、なんかすごいかっこいい感じがしたんだよね。入りは、青木さやかブログがカットされ主題歌と出演者紹介がシュタッと入って、まずはワクワク。いつものメンツが、と思ったら、王子もいないし、むらじゅんもいない。え?と思ったら、うしろからむらじゅんは出てきた。王子には言及がなされない。ほされたのか?王子は。と思った。でもまあ、いつもの楽しいサイバー空間っぽい、お茶の間にメンバーが集合。誰かの下宿とか、喫茶店とか、フリースペースとか、スナックとか、溜まり場みたいなところに、いつものメンツが集まっているカンジで、とても楽しい気持ちになる。土曜日が、りちゃほとこれでとても楽しみになっている。
 快調に「復讐日記」に入る。全体的にそうだけど、文字の打ち込みやフレームなどの小技が駆使され、かつ超短く映像をカットして、先週までの展開をおさらいしたりしながら、不倫相手の隣に越したOLの復讐が今日もドラマ化されている。今日は偶然を装い、有給の日公園で不倫相手の妻と子供にお絵かきを教える。そして子供の書いた「おねぇちゃん」を、食卓から見える壁に貼らせる。最後に画用紙をべりべりと破いているところよりは、子供の書いた絵のおねえちゃんの眼が、西原理恵子の書く博打やじゅんとろとかで壊れた人の眼そのもので、ぞぞっと怖かった。
 次は、「深夜の男と女の日記」。深夜のバイト君がみる、いまどきの馬鹿っぷる模様。今夜は午前3時の量販店でハードロックに騒ぐ、売れないバンドマンと追っかけから彼女になった二人の馬鹿ップル、ジキルとナンシー=大倉とMEGUMI。二人がパンクすぎて、それなりに絵になってしまっていたのが、どうかと思ったなぁ。やっぱさ、どっか貧乏臭いところがないといかんのじゃないかなぁ。番組のコンセプト的には。と思ったのは私だけだろうか。
 このあとは、女性だけの職場で働く新入社員が、女子社員先輩たちに、いじめというか、セクハラされるところ。それから「アニキの部屋日記」。純情な男性サラリーマンが、行きつけのバーが見つかったと、今日も扉を開ける。しかしそこは「アニキの部屋」。青年は会社のエミさんという女性に萌え萌え。でもって、アニキに恋愛指南をうけるわけわかめな展開。アニキの秒殺技に酔いしれるサラリーマン。それをさりげなくくどくアニキ@元文部省。危機を察知して、逃げるサラリーマン。
 最後にようやく王子に言及。「メガジュンさんいなくてもぜんぜんふつーですたね」。っていつあだ名つけたんだよ〜ん。w