虎ノ門「こちぢば」井筒吠える

 そのあと虎ノ門。時間の関係でアンタッチャブル一発芸がなくなったとわざとらしくあやまる野村。フツーいらねぇだろ。ポテタンワン以外になにがあったとゆうんだ。くだらねぇ。MEGUMIがポテタンワンやらされていやがる。照れるならやるなよ。w なぜかくりぃむしちゅー登場。のーぎゃらぢゃねぇよな。アンタッチャブル応援?わけわかめ。で、本日のMCは安達ゆみかじゃなかっった、ゆみ別離の黒田アーサー「ボクアメリカ生まれ」。
 こちぢばですが、「シカゴ」製作スタッフがリメイクという「Shall we dance」。平和島競艇場となり映画館。井筒。競艇やらなくちゃあかんのやと、やさぐれに拭きまくるぐらさんちんぴらおやぢ井筒和幸。「日本版?そんなもん、忘れてもうた。かったるい映画や」。生井亜実「社交ダンスしますか?」、井筒「するか!競艇する人はそんなもんやらんのんぢゃ、どあほ!」。あみ「ジェニファ・ロペスは?」。「ギアの相手役は杉本彩しかおらんやろ。杉本の『花と蛇2』こそ平和島に似合うんや。社交ダンスなんていらない。人生に必要なのは第五レースや。あほらし」と吠えまくり、○○ぐりがえって、スプレッドイーグルして「こんなポーズや」。吠えるのは(・∀・)イイ!!が、そんな姿態みたくねぇ。吠えてやられてもなぁ。
 井筒一貫してめった斬り。「馬鹿な映画や」とシャウトして不機嫌な表情。そのあとおねむ。競艇にいけなくて疳の虫。眠い。あみちゃん、嬉々としてみたあと、なんと号泣。井筒監督大笑い。「けったいな人や。おめでたいやつや。おばはんみたいや。おばちゃんや。よかったね。六時に帰ってこないと探偵雇うなんてイヤなおばはんや。保守的な映画やから飽き飽きした。苦もなく楽もなく金あまっている椰子。ワシが、人生でもっとも嫌いなやつや。どーせ、ダンス終わって、家に帰って一発やっとるやろ」。あみちゃん度胸よく吠えまくる「ダンスやりましょう」。井筒「いらんがな!」。「ダンスじゃなく、いっぱつやろ」とかゆうかとおもったらゆわない。井筒自粛か?w 反抗期のガキのようにグラサンかけた井筒「ハートフルな保守主義むかつくんぢゃ」とめった斬り。夫婦愛で泣いた黒田アーサーアメリカ人のツボなんですよ」。井筒「なにがアメリカのツボや、リベラルはちゃうどー、そんなの一部のツボにすぎん。リベラルはこんなものは馬鹿にしているはずや」。
 深刻な表情で「アビエーターよりつらいかもな。問題も何にもない」と吠えたあと「浮気の一つもせぇ」。有田すかさず拾って「上田は浮気やってます」。上田「さっそく言ってンじゃねぇよ」。やっぱくりぃむは俊敏ダヨなぁ。井筒「なんで社交ダンスや!」。俊敏に誰かが拾って、勝俣はニコッと笑って「いちおー、ぼく一級です」。勝俣は井筒を恐れていない。対して、ふられたアンタッチャブル「あーうー」。映画が苦手なのか、はたまた井筒にビビっているのかわからないが、あいかわらずアドリブのきかないチキンなアンタッチャブル。一発芸中止はここへの伏線だったのか?生で個々までやっているこの番組は馬路スゴイと思う。次回は、「さよならさよならハリウッド」ウディアレン。題名からして井筒垂涎なもの。井筒「これがアメリカや。ワシがみたいとゆったんじゃ」。
 私は、日本版の方は「飼い慣らされたもの」としての小市民、戦後日本といったものの幸福などなどが、幾重にも折り重なりつつ、かつ吹き上げるエランビタールみたいなものがありつつも、それが絶望的であり、また楽しげでもあり、そういう両義性が大先生の微笑という残像をくっきり残すなかなかの作品だと思っているのですが。方向性や屈折の度合いがちがいますけどこれはこれでよいのでしょう。興行とゲージツのおりあいを考えたやらしい作品とか思ったのかなぁ。もちっと日本版を井筒監督にコメントして欲しかったなぁ。最近は吠える井筒監督よりは、井筒映画教室に期待している面もあるんだよな。いいこといわはるし。