ニューバージョン大喜利を創ろうという志をもった谷口大二Ｄ、ぜひぜひ笑点にガチンコセメント勝負を挑み胸を借りたい、ドリフに捨て身でかかっていった青春の日々が蘇るぜ、そういう気合いは買うぜ谷口なさんまちゃん、大喜利企画に不安を感じつつもテレビマンの気概論に「やりましょうやりましょう」の水口クン、突き放しつつもポイントを冷静につく栗原副部長と港さん、一生懸命の武田、なんちゃってその実、３０万石をてきとーに流しつつも、あわよくば１２０万石のワンコーナーキープキープの武田＠Ｃ調軍団、もしかしてさんまちゃんやる気になってくれてルンかねぇという三奉行、そして読めないさんまちゃんという構図のなかで、堤カントク＆やくみつるというよりは、ドラマ『ギフト』のなかでキムタコから裏口入学の問題を盗んで逃げる椰子にもちょっと似ている谷口は、一見インチキ臭いけれども、目はあくまでも澄んでいる。この人は、前の時も層だったけど、元吉本芸人、アクの強そうな風貌ながら、創るものは奇を衒わず、丁寧でさりげなく、品がいいというか、映像センスがなんとなくあるカンジがする。まあ、ユニクロがよそ行きのボクの言うことですから。
ということで、新大喜利ましゅまろへっどぱーてぃ開始。判定人＆ねたふり人が、さんまちゃん。司会は、あいかわらず？妖怪人間ベラな戸部洋子＠豪快元気印。セットがカラフルな色彩の風船。とってもポップなカンジで、なんかニール・セダカの「カレンダーガール」プロモ映像みたい。色彩感覚がとっても(・∀・)イイ!!かんじ。ちょっとチープは作為？でまず、あとの審査で、三奉行にあまり評判のよくなかった。「ブラッククリームソーダキャンディ」、それぞれ「黒い甘いさわやか丸い」に対応していて、戸部が「ブラッククリームソーダキャンディ、スタート♪」と言ッテ始まり、マーシュメローな頭で、気の利いた対応物を言う。「学校へ行こう」のみのりかリズムを、ポップに大喜利化したっつーかんじかな。画面構成もわく囲みで「ブラッククリームソーダキャンディ」のどこをやっているかが明示され、丁寧で見やすい。凄くキレの(・∀・)イイ!!カンジがしたが、流石にこの間合いでアドリブはきついっしょ。っつーかんじかな。
次は、「プライバしりとり」。言われてショックだったプライバシーをしりとりで。さんまちゃんの「うざいよね」からはじまり、劇団一人と蛭子がおおぼけかましつつ、さんまちゃんがうまいことひろって、いじって、ようやくほぐれてくる。画面に、しりとりのはじまる文字が示され、これも見やすくできあがっている。あとで三奉行とも、このあたりから面白くなったと指摘。最後が、「あかしやディクショナリー」。「あ、か、し、や」それぞれに、言われて嬉しいこととか、お題拝借ってかんじで、「あ、か、し、や」の文字ではじまるネタを言う。川島は、どうだ観察しているだろってネタをかまし、蛭子はぼけまくる。「しっきん」とシモネタも飛び出し、さんまちゃんは「しょーべんでなく、うんこや」とかわけわかめなことまでいいだし、相当のっている雰囲気をかもし出す。
水口クン、港さん、栗原副部長の評価は、最初はダメだけど、あとは面白そう。さんまちゃん「笑点にぶつけるなら、若手芸人あつめてやってみたい。とれるか？おいおい。とれるか？おい」と、お気楽殿とは思えない、ヒヒぢぢいのようなにじり寄り。三奉行「ニュースと真っ向ですな」「ＦＮＮ大喜利とかしないとあきまへんな」と老かいにのらりくらり。結局最低はお持ち帰り。谷口ははらはらどきどき？まあ悪くても１２０万石のワンコーナーみたいな口ぶり。っつーか、最初からそのつもりっつーか、特番の準備会議を番組でやってねぇか？それがネタにもなっているなら、それはそれで面白いんだけどね。なら、最後に武田の邪悪な笑顔をアップにするとかしないと、谷口が昔の鬼軍曹になり、どなりつけるんじゃねぇか？しかし、ここまでやると、武田がどこで凹られるかっつーのもみどころだろうな。
今度はじまった登竜門音箱に、高橋瞳が出ていた。「今度ガンダムの主題歌にも選ばれて」とかゆってやがるけど、これってモロあにそんじゃんか。それいがいのなにものでもねぇだろ。ｗ そのあとめでたくメジャーデビューの植村花菜が歌って、曲調がなかなかツボだった。キルシェとかカラクなどのイメージで効いたけど、パンクなりズム拍子とかじゃなく、もっと素朴なイイカンジの曲。ファンサイト、応援サイトなども充実していて、かなりコアなファンがいるカンジだった
