シャレ山&おどてつ&下衆ヤバ夫

 リチャホ二回目。生放送+録画コント。この趣向の意味は、まだまだあとにならないとわからないのかもしれない。逆に言えば、今のところはまったく見当もつかない。また、昼間のバニラ気分もそうなのだが、4月から登場した二段重ねお重箱みたいな番組の意味も、まだまだわからない。馬路ガチンコで、大枠は維持していれば、なかは差し替え放題とかゆうなら、すごいことだとは思うのだけれども。で、りちゃほだけど、まずくりぃむしちゅーが出てきて、「観覧募集」をお題にして、勧誘漫才。放映されないメンバーの生トークなども聞けてけっこう面白いから来て欲しいみたいなカンジ。メンバー登場すると、ファンはきゃあきゃあ。このあとコント三つで、リチャホは終わったが、まったくびびる大木は昨日していない。いったいなにをたくらんでいるのか、今後が楽しみなところである。
 一発目コントは、マイフェイバリットなシャレ山紀信。モデルは番組マドンナの小川奈那のまんまで、入りも「シャレ山です」。「心にピントをあわせる」。「・・・やめていただきたいですから」と再放映ではないかというくらいいっしょ。ポテチバーベキュー味ネタは違うが、これはちょっとすべっていたかも。さて、「いっちゃうかな」と撮影開始。シャレ山「イイヨイイヨ松本伊代」柴田「松本伊代」矢作「松本伊代」とおなじみのセリフで撮影開始。あとはシャレ山、柴田、矢作のかけ合い。シャレ山「ビトンビトンビットン便所」柴田「大事な財布を落としたよ」矢作「だからイヤだよ田舎の家は」。シャレ山「次プラダ逝っちゃおうか、プラダプラダ天ぷらだ」柴田「高級店は塩で喰う」矢作「意外にご飯が進まない」。シャレ山「そのバック魅せて、バックバックTバック」柴田「脱がしてみたら男だよ」矢作「それでも一応いただきます」。小川笑いすぎ。シャレ山「次シャネル逝っちゃおうか、シャネルシャネルリオでシャネル」。柴田「一度は逝きたいカーニバル」矢作「サンバにかける家族愛」。シャレ山「じゃあ、レンズ交換いっちゃおうか。レンズレンズオレンジレンズ」。柴田「シャンハイレンズにロコモーション」。矢作「ローションプレイは五反田です」。シャレ山「次フェンディ。フェンディフェンディ奇人フェンディン」。柴田「でっかいおじさん呼んできて」矢作「銀座の街を歩かせた」。ネタ的には、前回と遜色ないが、ちょっと力みすぎで、間合いがアレだったかも。しかし、シャレ山は片山虎之助前大臣に似ている。本人降臨というか、政治ネタやったらすごすぎるけど、エリート官僚だった人がコントなんかするワケねーよな。w
 次はおどやんとてっちゃん。今日は、上戸彩にひっかけたのか、アタックナンバーワン仕様のバレー選手編。てっちゃんますますメイクがコシミハル化、そしてますます土左衛門化している。「おとうさんか?」「おとうさんじゃない。となりのおどやんだ」。「よっぱらってない」という、いつもの展開。「よっているというなら、股ぐら一本筋でまっすぐ歩けるかやってみるよ。できなかったら、ゴボウでぶっぱたけ」と無体なことを言い、大暴れ。森三中の大島はどこでこんな酔っぱらいのオッサンを見てきたのかはよくわからないが、非常に観察の行き届いた演技ぶり。てっちゃん固まって、目が動かない。馬路やばい。最後にてっちゃんがキレて大島おどやんをぶっとばすところは、バレーマシンでボールがとんでくるところへ、おどやんを貼り付けにして、ボール頭かすめさせる。なんじゃこれってカンジだけど、これもネタは面白い。てっちゃんの表情も馬路やばくて面白かった。大島はあまり力んでないカンジ。
 そして、先週「大丈夫なんですかね」とゆっていた下衆ヤバ夫11時台初見参。やっぱあまりに下品で浅い時間だとやばいかもというネタは、リチャホの場合これにかぎらず多いわけだわな。で、威風堂々、入学式編。下衆さん→ゲスです→シモネタの下に公衆便所の衆で下衆です→「あ、さて」とおなじみの展開で、「私区議会議員ではありません。どっから見ても芸能人じゃないか。下衆の野郎ジャニーズじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、私残念ながら芸能人でもなければ、ジャニーズでもありません」とジャニネタそrに誘導し、「私が興味があるのはキンキキッズよりいんきんきっず、タッキーアンドつばさよりパンティーアンドちくび、嵐よりものぞき、やっくんふっくんもっこりくん、で、あらためまして下衆です」。キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! ニューパターンと思ったが、始めて見た人はわけわかめで、下衆さに苦情の電話をかけたかもしれない。
 で、「逆に、逆に、きゃーくに」。まちげーたのふぉろー?新パターン。これも、始めて見た人はおかしくないかも。「私区議会議員でも何でもありません。さては、お前担任かと、3年B組下衆8つぁんかと、さかもとキャン8っあんかと、勘ぐっているかもしれませんが、いいかげんにしろ!私はみなさんの担任ではあ・り・ま・せ・☆%$#(ヘンな顔)。担任どころかブルマー盗難事件の犯人ちゃんです」。わけわかめな下衆なネタをかましまくり、挙げ句の果てには番長で売られたケンカは買うしかないというネタを、ケンカ→いんきんと変換して、ことば遊びみたいにしたが、ちょっぴり力みすぎで、イマイチだった気がする。金八にちなんで恒例替え歌は「人として」。当然これが「下衆として」となり、そしてきゃんたまいんきんねたの嵐のあと、それでもきゃんたまかくせない。いんきん治せないで終わる。ネタ的には、これもかなり練り上げられていたが、たとえば下衆ノリに比べると、イマイチだった気はする。ハイテンションでビンビンのところよりは、ひいて間を創るあたりのぐあいが問題かも。つまり、下衆の下とヤバ夫のヤ系は、かなりシュールに分厚くなっているのだが、きゃんたまちゃ・・・・・・ん・・・・うぃっすみたいなのが挟まる挟まり方、それからシャレ山系ネタのテンポとか、上手く織り交ぜてあるものの、のりきれていない気がした。
 で、りちゃほDVDがでるということで、初期の頃からのネタを集めたのが出るみたい。下衆は別売りになるのかはいってないらしいが、プロモCF撮影現場で、「下衆が一杯」プロモができていた。つまりは、下衆ヤバ夫がマルティプライズして、わなわな登場するの。