今夜も話題はボンクラ

 授業がはじまって一週間。金曜日の疲れ方が半端じゃない。身体の慣れの問題にしても、あらためて睡眠時間をとることの大事さを痛感している。帰宅して、ごろごろしていたら、ひとしきり寝てしまった。こういうのも久しぶりである。あーあとおもっていたら、虎ノ門がはじまった。あいかわらずアンタッチャブルの一発芸のコーナー。「じゃんけんぽん、あっちいっちゃだめ」というのと、アジアの少年のようにひざをかかえて座り「もっと太りたいな〜☆」というのと二ネタ。井筒は、アリ?って顔をしている。なんなんらーとおもっていたら、かつまたあいかわらずのナイスツッコミ「山崎、ハート強すぎ」「これって一発芸のコーナーっつーより、ハートを鍛えるコーナーになってねぇか?」とかゆっていやがる。わはははは。ウィークリーMC持田真樹は「もっと太りたいなぁ〜☆」を、カワイイ(キャハ!)みたいに優秀作品に。二択で最優秀もへったくれもねぇだろう。時間の無駄とか、むちゃくちゃ言う番組だわなぁ。
 蛭子さんのわけわからない花見コーナーがはさまり、カツマタ「視聴率無視の今夜」。(・∀・)イイ!!。で、おなじみこちぢばのコーナーは、「第二の羊たちの沈黙」とも言われているジョナサン・デミ監督『クライシス・オブ・アメリカ』。井筒監督「こーゆう映画でもさ、二つ三つ笑わして欲しいわ。『羊たちの沈黙』笑われへんやろ」とかましだす。魂のボンクラ呼ばわり今一度かと思いきや・・・「『羊たちの沈黙』の続編のハンニバルなんか、最後頭ぱっかんで脳みそステーキやんけ。あれ爆笑やったわ」と怪気炎あげてはる。井筒は『レッドドラゴン』のときも、シリアルキラーがおだやかに愛する視覚障碍の女性との逢瀬ラブラブのひとときにレッドドラゴンのスプラッタ惨劇をテレビで見て、カチンコチンエレクトになっているのを見て、「深いわー」とかゆいつつ、井筒は爆笑していた。通常は『羊たち』が断然で、続編を悪趣味だとかゆう傾向が一般的なのに、無視してわははははな井筒に、(・∀・)イイ!!と思った覚えがある。「笑えない」と言うのを、最後までくり返していたのが印象的だった。
 デンゼル・ワシントンを指さして、「オレこいつ映画館で見るのはじめてや」とかゆってやがる。馬路か?で、「こいつかっこいいな。シドニー・ポワチエの再来とかゆわれている」。おいおいおいおい。「夜の大捜査線」とかならともかく、「野の百合」だっけ?ポワチエが「イェ〜メン♪」とか歌うやつ、あのポワチエはそんなにかっこよくねぇだろ。ともかく、アメリカの巨悪にのぞむ軍人を描いたものらしい。チップ埋められて洗脳されるというサスペンスになっているが、その心はケネディ暗殺事件などの陰謀を、間接的に描いているのだという。井筒「土曜ワイド劇場より面白いわ」。「甘いっちゃ甘い。でもこれ以上やるとヌッコロサレル」。日本ではこんなのとれへんやろ。日本もあるでぇとやばいネタならべだした。「これ以上話すとワシらもやられるでぇ」とかゆってんの。こえぇな。そのうちの一つはタモリが深夜放送で不用意な一言を言い、次の週に怯えきって陳謝していたのを思い出した。井筒は、「マンチュリアンキャンディデイト」という隠語へのうんちくなどを交えながら、闇社会の怖さを強調。カツマタ「これを一館しかやってないなんて。しかしこれを見つけてきたスタッフはすげぇ」とか言いつつ、話を「ボンクラ」に戻している。「東スポは、活字でボンクラ書いちゃったですからねぇ。まだゆっている」。刑事プリオ=「ボンクラ」実に無造作で、かつ適切な表現であり、またまた笑ってしまったのでした。