スコセッシと刑事プリオ

 今週の虎ノ門こちぢばは、スコセッシ&デカプリオこらぼれーとの『アビエーター』。かたやスコセッシ。『タクシードライバー』、デニーロ、『レイジングブル』・・・数え切れないほど、井筒和幸監督のツボつきまくりであろうことは、想像に難くない。どうだ井筒、鬼ハアトだろう。ってなかんじですわな。ところがかたや、レオ様、デカプリオ。アイドルぢゃん、アカデミー賞ぢゃん、やべーぢゃん、地雷踏みまくりジャンということで、畢竟ワクワクせざるをえまえぬわな。萌え萌えで番組を見はじめた。まず、MEGUMIの化粧ワケわかめ。柳原なんちゃらにかわった、あみとかゆう女の椰子、噛みまくりの下手くそ女。しかしさ、スコセッシというと、昔馬鹿みたいに笑ったんだよな。くだらねぇシモネタ。言わなくてもわかると思うけど、巨人のシコルスキーといっしょだよ。わはははは。いつ見ても笑える。
 で、はじまるやいなや、井筒たちまちデカプリオに噛みつく。「なんや、これ!中学生やろ。ガキの映画や」。たしかにさ、デカプリオが、宝塚のできそこないみたいなカンジで、チキンなおやぢになってゆき、懊悩を表現するも、メイクだけって印象があり、イマイチだとは思っていたのだが、いきなり「ガキ」言うか?わはははは。でまあ上映は進んでいくが、あくびしまくり。競艇おやぢの井筒は、今にもとなりの平和島競艇舟券買いに行きそうな勢い。しかしなんとか耐えて、終わって一言。「つながらない」「小細工多い」「感情移入できない」。今日のナレーションは言う。「と、映像手法が理解しきれない監督であった」。すげぇ。ナレーションすげぇ。配給会社フォローしまくり。また、かみまくりの下手くそあみちゃんも、けっこうゆう。しかも、井筒に作品解説までしていやがる。けっこうべしゃる椰子だな。今度のは。
 スタジオで井筒はかつてのスコセッシを絶賛。「剃刀のような映画を撮った人なんや」「ずいぶん勉強させてもらった」。しかし、デカプリオについては「ボンクラがなにをしたってのか?」。あみちゃんの解説により(?ニャハ)「明日なき金持ち」という作品性や手法については、一定の理解を示しつつも、結局落としどころは、キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゜∋゜)´Д`)゜ー゜)━━━!!!! 「すべての原因は、あのボンクラや。名前を言うのは控えるがな。あいつ3種類しか演技できヘン」とボコボコ。わはははは。(・∀・)イイ!!。野村アナ「レオ様上手かったわ」。あみちゃん「眉間のシワとか、すげえ演技だった」。あみちゃんただものではない。デニーロ山崎がビビリまくっているのに。井筒、デニーロに似ているからというわけではないだろうが、「あんたらとったほうが面白いわ。まあ、捲土重来に期待やな」で、ちゃんちゃん。
 しかし、仮面ライダー響鬼は、鬼馬鹿でとんでもねぇな。まあしかし、2ちゃんとかみくしで語りつくされているだろうから、あえてくりかえすまでもねぇだろう。昨日は、けっこう早く用が終わったので、本屋で内田隆三の『社会学を学ぶ』(ちくま新書)と、荒巻豊志の『続世界史の見取り図』(東進ハイスクール)を買った。前者は3年ゼミのため、後者は社会学史の授業のため。前者は、体験気風で、これから読もうと思っているけど、非常に面白い。が後半はベタに社会学の話になっている、っていうか、社会学入門なのに行為論、フーコー、システム論、民俗学ベンヤミンという構成は、著者ならではだし、偏向しているのは間違いないが、ガツンと来るものがあるし、少なくとも文化の社会学を学ぶ人が読むにはよい本だと思う。 後者は、16世紀から19世紀の世界史の見取り図がまとめてある。近代社会学史を学ぶ場合に、必要な世界史の知識が図解されていて、便利だ。受験生が勉強している内容を知るにもよいと思う。
 しかし、今日はリチャホがあるわけだし、さんまちゃんの番組もあるわけだし、どーすりゃいいのさ。あったくさ。録画をしておいて、あとで見ようかなぁとは思うんだけどね。時間録画だりい。