新庄剛志と長島茂雄

 朝起きて、「波乱万丈」をみる。今日は新庄剛志スペシャル。再放映キボンヌ多数ということで、未公開映像足して再放送。最初のを見ていないから、こっちはおはつである。しかし、あいかわらずファンキーな椰子だ。ぶち切れていて、さわやかで、どこか熱い。来宮良子もいつもよりは、怖くないカンジ。w
 チョーさんに似ている面もあるが、敬遠ボール打ちにしても、ホームラン前のランナー追い抜きにしても、一味違う。っつーか、新庄は、完璧にネタバレしてやがんの。つまり、狙ってるんだな。「これで俺がヒーロー」と試合中盤でキマリというときには、「そのあとヒーローインタビューのことば考えて、試合どころの騒ぎじゃないとか」ゆってやがんの。例のかえるも狙ったみたいだし、一番笑ったのは敬遠ボール打ち。チョーさんは怒りに任せてホームランしたわけだけど、新庄は「あのあたり打つ練習していた」とかゆってやがる。で、柏原コーチとサインの打ち合わせして、試合中柏原とアイコンタクトしたら、柏原は馬路かよとノムさんと相談し、だめ出しになるかと思ったらノムさんは打たせろとゆい、柏原はエエエエとうろたえてオーバーアクションでめちゃめちゃなサインを出してばれそうになったとか。
 しかしですな、満塁さよならホームラン打って、塁間で抱き合い、くるりと回って追い越して、さよならヒットに格下げになったときは、天然だったみたい。新庄「むしろ、これ美味しいと思った」。わははは。すげぇなこの椰子。ほとんどチョーさんのねたをなぞるようなところがあるが、英語の「the」を「テヘ」と読んだというチョーさんはなぞってないねと思ったら、しかりマイアミで読み間違い、頑固に読み方がおかしいと言っていたのは笑いますた。最後は「やめ時が難しい」とか、引退後のことまで触れていて、なかなかよかった。まあともかく、わけわかめなところが、けっこう計算していて、前の人か眠れないくらいとかゆっているわけだけど、それでも悪い感じを与えないところがすごいわな。
 チョーさん神話としては、大学の授業で英和辞典を使っている友人を見て、名にそれと聞き、教えてもらって感激して、「そんな本があったのか、今度買おう」とゆったとか、あと野球では敬遠に怒ってバットを逆さに持って、逆さのまま敬遠されたとか、ベースを踏み忘れたとか、そんなものもあり、新庄はまだなぞっていない。実は、敬遠に備えて、バットを逆さに持って打つ練習とかしていたら、かなり面白いと思うんだけどな。
 テレビを見たあと大岡川沿いの桜を見に行った。ソメイヨシノは総てつぼみが僅かに色づいたという程度で、萎え萎えだった。しばらく川沿いを歩いてみようかと思ったけど、けっこうあたたかくなっていて、そのわりに厚着だったので、やめておいた。桜プロムナードは野毛付近から上大岡くらいまで続いている。ものすごくきれいですよ。ここを、上大岡まで歩いて往復するのが一応の慣わしになっている。どぶ川はあるし、歓楽街はあるし、ところどころションベン臭いし、下手するとウンコまでおっこっているようなところもあるが、クルーズが出るだけのことはあり、狭い川の両側に咲き乱れる桜は、なかなか興趣あふれるものがあります。私は、実はあまり井の頭公演には行ったことがありません。人大杉だからです。千鳥が淵は一度行きましたが、弁当屑のところに猛禽類のような巨大なカラスがいて、馬路怖かったッス。でかいカラスとしては、品川の食肉市場あたりのカラスが、肉喰って、アシカ食らいでかいので、飛べなくなっているという話を聴きました。たぶんこれはホラだろうけど、馬路でかいカラスはこええですよ。井の頭も多いので、行かないのです。行くのは昼間が多いですからね。酔客に絡まれるのはやだから。