プチ同期会@渋谷の居酒屋

 学校へ行って仕事しようとしたら、アルバイトの人に頼んでいた仕事ができたということで西荻にとりに行く。と、一年近く前に卒業した「極悪シスターズ」ともいうべき7期生より電話。渋谷で勇姿が飲んでいるから出てこないかという話。夏に四年ゼミコンパと重なって、キャンセルした椰子らだ。メンドクセーとは思ったが、「極悪」は「極悪」なりにどのような社会人になったか興味があり、出てゆくことにした。4月には、キツイキツイ、やめたいやめたいと連呼し、メイルが来たり、しまいには掲示板作って愚痴を言い合っていた連中だ。その後ピタッと愚痴はやんだ。だからこそ興味があるわけである。
 アルバイトというのが、秋に結婚式出席した椰子で、配偶者とともに出てきたので挨拶し、西荻ソレイユでお茶をした。あまり早く飲み会に行くと、おごらされる金額がでかくなりそうだからだ。でもって、井の頭線で渋谷へ。ホントに久しぶりにマークシティーのなかを通り道玄坂上へ。交番の裏にあるビルにある権八という店にいるらしい。場所はすぐわかった。小泉首相がブッシュ君を招待した店の姉妹店ということで、居酒屋とは言え、ダイニングバー仕様。かなり洒落たカンジ。私は一応茶色のジャケットにセーターであったものの、上は袖口など破けていてて、もしかしたらにおいフェチ萌えかも知れないジャンバー@小豆色アメ横1500円のホームレス仕様。ウギャアと思ったけど、ひるまず店員さんに「女性の五人組いますか?」と聴いたら、エエエエエってかんじだけど、「女性だけのグループですか」っつーのっで、「そうだよ」と言ったら、案内してくれた。「うぃ〜す」とかゆってやがって、私は着席。極悪一号「訴えないから、そんな椅子はなさなくってもいいよ」 。ワシ「セーターがさ、鬼フェチなんだよ」。極悪二号「萌えないから心配ないよ」などと、アホな会話を交わしていると、調子のいい店員登場。「コートをお預かりしましょう」。極悪三号「汚いから別にしてもらった方がいいんじゃない」。ワシ「スンマセン、安物ですけど」。極悪四号「値段じゃないよ、問題は」。極悪五号「そりゃそうだ」。店員「(^_-)」。ワシ「アヒャヒャヒャヒャ」。
 でもって、店員メニューを持ってくる。ウーロン茶とソバを注文。「これで一万だと、プチボッタの名古屋系ッテか?」。若い女性5人に親ぢ。このグループはなんなのだろう。競輪で儲けたオサーンが、どっかの店のねーちゃん同伴?というには、けっこうみんなキャリアっぽい面構えになっている。しかしこの店員すごい。ソバを平らげたら「おかわりはいかがですか?」などと聞きにくる。まあ量はわんこそば程度。よってもう一杯ということになる。極悪五号「ペプシは飲まないの?」。ワシ「ワシはライトしかのまねぇよ」。そしたらその店員が速攻でやってきて、「ライトコーラございますよ」。エエエエエ。ワシ「お願いします。 (;´Д`)ハァハァ」。とまあ恐るべきジャパネット高田仕様の気が利く店員さんを配置していらしゃる。石焼き高菜飯を頼んだときのその店員さんの混ぜ混ぜパフォーマンスもなかなかのものでした。
 しばらくしたら、突然「こんにちわ」と横に立つ人がいる。見上げるとゼミの二期生でした。「覚えていらっしゃいます?」って、「もちろん覚えてるよ、Kさんだろ?」。花の二期生。粒ぞろいの知性派でありながら、爆食欲系、バンカラ極悪系、西荻の帝王など、そうそうたるメンツ。そのなかでも最優秀の一人だった。ワシ「まだシンクタンクにいるの?」。その椰子「転職して、マーケティングの会社で仕事してます。仕事のあとの飲み会で・・・」。すごい日曜でも仕事しているのか。7旗もなかなかの貫禄だが、やはり二期には負けるかもなどと思った。カルク雑談して、またねということで。
 7期生の話をきくと、「3日連続で飲みに行って、昨日はスノボ。眠い眠い」。「12月はほとんど毎日飲み」。「たくって帰ることもしばしば」と、すっかり仕事の身体になっている。4月のやめたい、ツライがウソのよう。「ボーナスなくなっちまった」とか、シーハーしている。一番ぶっ飛んだのは、「眠くなったらトイレで仮眠20分」。トイレで泣いている椰子らとはだいぶ違うのである。「まさか和式じゃないよな」とか、「パンツははいたままか」とか、ノドまで出かかったが、この椰子らの場合、「セクハラだ」と言うよりは、ネタにして鬼下衆な話が盛り上がりそうなので、自粛。だって、隣の隣の席に、二期生が会社の人といる。ときどきトイレに行くフリで、のぞき込んでいる様子だし、恥をかかせてはいけないからだ。しかし、タフな椰子らだ。つらくても我慢してみるのも一興だと思う。組合的にはなんなんだろうが、非常に頼もしくなっている。しかし、あいかわらず、商社と合コン、金持ちと結婚とか、吠えまくっていた。まあ枕詞のように響いていた気はしたが、そうでもないのかもしれないなぁ。将来仕事をやめても、やめなくても、こういう人たちはたくましく生きていくだろうと思った。
 帰路プリクラをとろうとかアホなことを言い出しやガッた。「オレは、もう一軒行くから」などと消えて、神泉駅から電車に乗ろうかと思ったが、馬鹿らしいのでやめ。道玄坂のゲーセンはダメで、みんな不吉な方向に向かう。はたしてセンター街へ。なんかやっぱり、街の様子が変わった。あんまりやばいカンジはしない。一人で歩いても殺気は感じない。プリクラ屋はかなり引いたが、外で待つよりよいと思い、仕方なく撮影。フードかぶってマフラーで覆面してとりますた。それをわけで、じゃあねってかんじ。まあかなり面白かった。しかし、オダギリジョーと核だけで68アクセス。怒髪天が22。ほわい?では、平田食事センターと書くとどうなるのか。w