みくしにぶっ飛び:アルモドバル編

 朝というか昼起きたら、とあるアフォからめいるがあり、みくしのこみゅ沈滞しているどころじゃない、すげーことになっているから必見と、めずらしくハアハア興奮ぎみにゆうので、なんだようぜーなぁと思いつつ、ゆわれるままにアドモルバルこみゅに入会してみたら、すげぇことになってまして、ぶっ飛びますた。2ちゃんでも同じような耳寄り情報があるにはあり、そしてときおりねたやあおりやウソが横溢していたりするところは2ちゃんの魅力だと私は思いますのですが、招待者限定こみゅならではの情報が得られることや、ネタ系のこみゅでないかぎり管理人が速攻バカレス、ウソレスは削除されてしまうということになってしまう。こみゅの方針は自在で、管理人によってはウソレス、バカレスもありありで、2ちゃん感覚も一定の公共性を持って保たれる。まあしかし、偶然に掘り出し物にであうためには、2ちゃんろむるほうがいいかも。あと、わるくちとかゆって問題な場合は、それなりに管理制御されてしまうという点などは、卯卯卯と思うむきもあるだろう。*1だけどさ、アルモドバルこみゅには馬路ぶっとびますた。
 なにかといいますと、アルモドバルの新作「バッド・エジュケーション」なんでございますよ。日本で流行っていないものをしゃあしゃあと議論しやがっているわけ。フランスではとっくに終わっているけど、自分はアメリカでみたとか、友達はイギリスでみたとか、いや自分はフランスでみちゃったが字幕がフランス語でいまいち理解が十分ではありませんとか、ぶっ飛ぶ話をし、かつ、「生の声ではオラとテケーロしかわからなかったw」とかギャグっていやがったりして、ありえねーとか思っちゃいますた。2ちゃんでは、ごくたまな僥倖として遭遇できるような情報ではないかと思います。すれたて人は、ニューヨークタイムズをヨンで書き込んでいる。「ニューヨーク映画祭で上映されまして、その模様がニューヨーク・タイムズに乗ってました。絶賛の嵐。彼の最高傑作だとの呼び声が高い。 『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥー・ハー』に続いて、アルモドバルの黄金期がきているようです。神がかってます」。でもって、『ローリングストーン』の記事が紹介されている。

 Pedro Almodovar doesn't just make movies. Almodovar is the movies. He revels in everything forbidden and forgiving that can transform life into art. Bad Education, coming on the heels of the Spanish filmmaker's Oscar-winning Talk to Her and All About My Mother, is a rapturous masterwork. This story of two priest-abused boys who become lost men is also Almodovar's most personal film to date -- raw with his own feelings about sex, sin, the Catholic Church and the healing power of cinema. In one scene, the pubescent boys go to a movie house and jerk each other off while watching Spanish sex icon Sarita Montiel. That's Almodovar to a T: hand on crotch, eyes on a distant dream.

Bad Education hides its complex structure under the shimmering surface of a decadent film noir. ・・・

 書き出し、かっちょいいよね。すかさず、「アルモドバルは映画を作るのではない。アルモドバルは映画なのだ」と訳してある。どっかで聞いたような・・・、あ、ボボアルじゃんかとw。雑誌の評価は四つ☆ですと。「極東はだめ」とみんなしきりにくりかえす。東京は春公開らしい。ロンドンはもうレンタルしているらしい。「私のいるテキサスにはまだ来てないけど、ニューヨークタイムズとかニューヨーカー(雑誌)の評論家の話しをみてるとなかなか良さそうです」などという書き込みも、テキサス出身の社会学者を研究し、アメリカ学会よりの研究を志した過去をもつアテクシとしては、垂涎なものがあります。カトリック教会の性的虐待をとりあげているせいか、途中で席を立つ人もイタなどという,アメリカ発の情報もなかなか貴重。なんか、英文読んでやろうという気になりますよね。っつーか、こういう英語ってすらすら理解できますよね。英語がバリ易しいからかもしれないけど。ともかくロムりようの分身を早急につくらないとあかんかもね。

*1:2ちゃんとソーシャルネットとブログを比較対照する表などをつくってみたくもなるが、まあそういうものは専門家の整理のうまい人がいずれやるでしょう。