オシシ:付)マツケンサンバ@紅白

 うちの町内は5日はオシシの日である。近所のとびの親方たちが、オシシとして回る。うちは左官、隣は塗装、前には近所に大工もいて、ちょっとした職人町だったのである。まあそれで、祝儀をはずむひとが昔は多かった。最近は、新しい飲み屋さんとか、風俗店なども増えて、祝儀の点ではだめみたい。粋じゃないねぇとかゆっているけど、まあホモバーやゲイバーなんかは、そこそこオシシが似合う気がするけど、なんちゃら女学園みたいなイメクラッつーの、ああゆうのはなんか似合わない気がする。そんなところでオシシが、テケテンテンテン♪とやっているかは、実は不明である。隣の町内にある、万国女性たちの働く小料理屋さん−−人身売買と問題になっているところ−−なんかでは、テケテンテンテン♪とやっているのだろうか。夏祭りの御神輿やお正月のテケテンテンテンは、外国からやってきた労働者にはどのように映るのだろうか。また、ドコモの袋を自慢そうにぶらさげて、携帯で通話するアジア女性の姿を思い出した。
 で、オシシだけど、テケテンテンテンというお囃子にあわせて、口をパクパクさせる。ガキなんかは、けっこう怖くなる。かくゆう私もガキのころは、けっこう怖かった。頭を噛んでもらうと福が来るみたいな話があり、「さあさあ頭を噛んでもらいなさい」ということになる。ガキは火がついたように泣き出す。これはやっぱりそのうち人権問題になるのだろうか。って、これはかなり趣味の悪い「ウソ競演」なわけだけどさ。っつーか、「からかいの政治学」であるかな。

このほど国連子どもの権利委員会が秋田の伝統的行事であるはまはげに人権保護の観点から勧告を行ったと発表した。これによると、なまはげは凶器を子供に見せて脅迫するなどして伝統的価値観に従わせる点を問題としている。同委員会の辻本代表は「伝統的習慣は尊重したいが、現に私はなまはげが怖い」と秋田出身者らしい感想をもらしたまた深夜の12時など遅い時間に行われるため、子供への心理的影響が大きいともいう。これに対して秋田県なまはげ担当山田副知事は対策案を発表した
・深夜から昼間12時にする(ひるどき日本列島とタイアップも考える)
なまはげの格好をした児童心理カウンセラーを同行させる
なまはげに人気アニメキャラクターを採用する
(例)「お前を殺す」(ガンダムWより)
・子供に反撃できるように護身具の所持を認め(バタフライナイフ、冨野アニメなど)心理的負担を軽減する
また山田副知事は「悪い子はいねえがあ、でおびえていたのは辻本代表だけ。なにか後ろ暗いところでもあるのか」と同郷らしい感想を述べた。またこれと同調して女性人権プロ市民フォーラムからも抗議のメッセージが届けられた。「なまはげ」という名前は生女房を差別しており、女性の人権を侵害しているとこ事である。これについての山田副知事からの対応策などは発表されていない。
http://www.kasugai.com/~usokyoen/28/uk280021.html

 まあ私も、オシシは怖かったぞ。オシシキャラ自体に問題はないが、一件くらい文句言う家があるだろうね。防御にスタンガンとかもって、オシシが気絶したら、しゃれならんな。まあ、ガキにもオシシ仮面をつけさせ、頬ずりくらいの方がほのぼのとした対抗策かもしれない。それより、「悪い子はいねぇかぁ〜」とガキを怖がらせることの意味はわかるが、オシシが頭をかむ意味はわからねぇわな。オシシはあたまを噛んだあとは、ひょっとこにメタモルフォーゼする。でコミカルに踊る。が、またオシシにヘーンシン。でもって、ここでみかんなどを転がすと、オシシは上手に喰って魅せる。おひねりを出せば、それも上手に喰っただろう。額に一万円貼ったら、梅沢富男になってしまう。
 紅白歌合戦マツケンサンバ7割ごえ視聴率はやはり大嘘。さすが2ちゃん。マツケンは白組最高視聴率ながら、45.1%と、海老沢デッドラインを超えた。しかし、赤組の小林幸子45.1%には及ばなかった。小林は完成していた衣装を封印して、地味にふるさとの被災者に向けて歌ったというのだが、まあさ、最後だからね。それともBS入れるとやっぱ7割超えるの?ありえねぇとおもうのだが。