CRエヴァンゲリオン

 朝起きて、久々にお雑煮のない日になった。午後は、松坂屋の喫茶部にゲラと書類を持って行き、お茶を飲みながら、仕事をした。これほど丁寧な校正をしたことはない。私は書き上げた原稿はあまり改稿をしない。今度の「『間』の文化再考」は、ブログから起こした原稿なので、油断をするとところどころ、「しますた」とかあるので細心の注意が必要だということもあるが、ただでなくても粗雑な筆致なのに、やっつけ仕事で非常に文章が乱れているのである。つるつる紙にもかける赤と青の三菱パワータンクと、蛍光ペンを使って、校正を丁寧にした。
 どうでもいいことだけど、私は蛍光ペンを愛用している。本を読むときなどもよく使う。昔は4Bの鉛筆を使っていたが、削る手間がある。クロスの0.9ミリシャープペンを使ったこともあるが、芯がなくなると大きい文具屋に行かないといけない。蛍光ペンなら、どこにでもあるし、引いたところがくっきり見える。気合を入れるときは、ポストイットを使っていたが、ついついはさみすぎて、かえって見難くなることも多くやめてしまった。まあ結局書くために読むわけだし、引用するところ、発想を学んだところなどはそれほど多いわけではない。すいていて、お客の年齢層もスタバなどとはだいぶ違う。落ち着いて仕事ができる。上の階の喫茶部や大食堂もよいことは、再三述べたとおりである。四人がけを一人で使わせてもらったので、パンプディングとおかわりのコーヒーも頼んだ。
 そのあと、パチンコに行った。昔は正月どっと出しで、かなり儲けたりしたものだが、最近はあまり意欲はない。やらなくても別にいいやと思っている。時々面白い台が出るとやりに逝くというカンジである。昨年末に出たラインナップのなかでは、CR大ヤマト2がそれにあたるだろう。大ヤマト砲ズッガンの主題歌に祝福された大当たりという、実にどんなもんだい!!なカンジが味わえるということで逝くわけだ。そして新年も主役はこのヤマトだと思う。どこのホールも入れている台数が半端じゃない。やっぱり大人気なんだなぁと思う。が、昨年末くらいから、目立ち始めたのが、CRエヴァンゲリオンである。ヤマトと比べると、出てくる人間は非常にヴァルネラブル&フラジャイルであり、お茶の間とSF空間を瞬間移動するという凝ったつくりにになっている。でもって、寄生獣だとか、私がマンガについてゆけなくなったころから登場した、異形のトラウマなきゃらが縦横無尽に暴走し、画面が引き裂かれて、大当たりになるという、実にわかりやすいものに仕上がっていることを、打ち始めてしばらくして、実感した。
 私の関心は、「赤い液体」がどのように表現されているかに尽きるものがあった。で、まあともかく大当たりしよう、それにはまあ突っ込めば出るだろうくらいに思って始めた。細かいアクションなどは、なかなかはらはらさせれらるものがある。でもって、しばらくして確率変動大当たりになった。そしたらさ、はたして始まりましたBGM。言わずと知れた「残酷な天使のテーゼ」☆。実にイイ(バカ親のパソコンだからイイが変換されねぇ)。ヤマトのようなチャンチャンチャーンじゃないけど、なんか、けっこうイイカンジで15R終了。さあて、炸裂かと思ったら、ヤマトほどやばくねぇ。すご終わっちゃった。トラウマな少年が出てきてチャンスタイム100とかほざく。しかし、それも終わり。ふつうならもうだめぽと思えば、2箱でやめるはずだけど、こっちは「赤い液」がでねぇかなぁと思っているから、終わるわけにはいかない。結局二箱そっくり返還してというか、吸いかえされてというか、おしまい。まあ家に菓子でもとって帰ろうと、少し残したのが心残りだけど、だるいのでやめました。スゲエ大量のお菓子を交換して、帰宅しますた。
 海物語系=ばくち打ち、エヴァンゲリオン=30台、大ヤマト2=ぢぢいと思ったけどそうでもないね。しかし、大当たり画面を携帯のカメラで撮っているヤツとか、すごいのがいるね。びっくりだ。不思議に昨日のボクシングを思い出していた私なのでありました。