日限ぢぞうと水辺の桃クン

inainaba2004-12-23

 今日は集中講義の中休みである。昨日はちょっとだけ夜更かしをしたが、朝はパッチリ目が覚めた。今日はモーニングうどんだ!と飛び起きたが、お目当のセルフはやっていない。結局はなまるで喰うはめに。ここまできて、はなまるは悲しすぎる。まずくはないのだが、というかむしろおいしいのではあるが、なんかちげーよこれはという味なのである。友人たちが来るまでに時間があったので、ちゃりでまずは日限地蔵のある大雲寺に行った。たとえば「○○までに成績が上がるように」などと祈ると、かなうというありがたいぢぞうなのである。お百度が踏めるように、そろばんのおやびんみたいなお百度カウンター@美麗石材製と通路がついている。今日はここの縁日である。まだ午前中なのに、てきやのあんちゃんやねえさんたちが、縁日の準備をしていた。参ったのは、極私的な思い出があり、いつもここをおとづれるのである。
 そこから岡山千日前へ。いつものふうまん(回転焼き、今川焼き)を買おうと思ったら、おっちゃんに「だんなさん、これからなんよ。すまそ」とかゆわれた。うう、残念。まあ寿命が延びたワイとか思いつつ、京橋、小橋から、旭川沿いの道に出た。午前中のさわやかな空気をここで吸うと、20年前に岡山生活を始めた時のことを思い出す。やや腐って、散歩に来たら、学校へ急ぐ高校生たちが川沿いの道を自転車で走っているのを見て、この待ちこそ自分の居場所かもしれないと思ったのである。しかし、マジここはきれいだと思う。写真を撮ったんだけど、ぜんぜんうまく撮れなかった。
 水辺の桃クンも健在だった。松本市政のヒット作ともいわれる銅像で、ももくんがすっぱだかで、桃を前に両手で高くかかげている銅像。後楽園南の水辺にあるから、水辺の桃クン。この台の上にのって桃クンのちそこをつまみ、めがねのレンズには不二ラテックスのゴム製品を挟み、頭には岡山大学の腕章を鉢巻にしたものをつけて、写真を撮り、それをテレフォンカードにして、恩師佐藤毅氏に謹呈したことは、前にもぶろぐに書いた。それを、教え子の結婚式の祝いに持っていったことがある。スピーチの場で、あげることにした。これは他でNTT社員から学んだネタなのだが、「ここに私のテレカがあります。これを差し上げます」。大拍手。「このテレカはともかく一度使い切ってください。そして穴に紐を通すとオリジナルペンダントになります」。これだけのネタなのだが、挙式だとかだと結構ウケタ。