梅沢由香ご里の碁@i アプリ

 朝起きて、とりあえずたまっている卒論の添削、ないしコメントを終わらせた。まあだいたい進んでいる椰子は(・∀・)イイ!!だとか、字数足りないとかで片付ければイイから楽だ。本気になるとかなりできる連中であることは毎年感じることだ。そのあと大学に行き、紀要に書く論文を推敲。8割方完成している。紀要はとある先生の退職記念号となる。去年みたいに油断していると、50音順で巻頭論文にされてしまうし、ヤヴァイので研究ノートにしようかと思っている。そうすれば、さほど論理構成、論理展開をぴっちりする必要もないから、それでいいかなぁと思い始めてしまった。これじゃ「○○しなくてもいいですよね」と聞いてくるアフォ学生と大差ないじゃないか。アー恥ずかしい。
 でもって、推敲の茶店さがしと、買い物のため都心へ。プリントアウトした原稿は当然持参している。本来なら、昨日の研究会の学問的な論点メモを持って、牛のように反芻して、ああ言えばよかった、こう言えばよかったとグチャグチャ考えながら、メモをとるところで、これがまたすごく勉強になるのだが、今日は禁欲。だって早く書かないとさすがにやばいからね。紀要は、3月の卒業式に配布するのが慣行だからだ。みんなの卒論題目が載っていて、一生の記念になる。のだが、ですなぁ〜、うちのゼミの椰子らは「要らないからあげるねー」とか言って、研究室に紀要は堆く積まれることになる。
 今日は白金か広尾の喫茶店でも行ってみようかと五反田方面へ。車中するのは、携帯のゲーム。とは言え、いい歳こいて、ピコピコしたりはしない。私がいつもやるのは、梅沢由香里囲碁だ。i アプリで問題を毎週金曜日にダウンロードして、詰め碁を解くのである。これなら電波が悪くてもできるので、とてもよい。麻雀や将棋もあるが、プレイが長引く。詰め碁なら、そういうことはない。できなければ一度閉じてしまえばよいのだ。初級、中級、上級と五問ずつ出題される。私は囲碁はすごく弱いので、最初は初級もけっこう歯ごたえあったくらいだが、15題ずつ毎週解いてかなり強くなったように思う。毎日必ず、初級の第1問からやって、前回解いた問題までを解いたあと、新しい問題を解くようにしている。15問はけっして少なくない。多すぎると解ききれず、三日坊主になる。ちょうどいい数だと思う。私は毎日何題とかいってやりだすと、アディクションのように毎日やるし、容易にクールダウンしない。この習性が発揮されたとき、前に進めるタイプだ。英語会話も、英語論文も、なんかの機会すらあったら、かなり進歩すると確信している。なんちゃって。
 梅沢由香里氏は、言うまでもなく『ヒカルの碁』の監修者としてつとに有名である。だからこのシリーズと契約したわけではない。やはり知名度により、よいスタッフがついていて、親しみやすい商品になっていると思ったからである。他には、定跡や石とりゲームなどもあるが、こちらは操作性の問題もあり、あまりやらない。アプリのよい点は、操作性が高いので、この点は問題であろう。