認めてクンと(・∀・)イイ!!

 今日は1時間目概論で、共同性の説明2回目。ビデオの話をしたら、みんな見たがった。以前はビデオは不評でやめたのだが、けっこう違うものである。2時間目は2年ゼミで、古い古い金子郁容『ボランディア』を読んだ。もう12年前の本になるんだな。などと思いつつ、パソコン通信やなんかの説明、はてな関心空間などの話を得意になってやっちゃった。「ブックオフで100円」という私の一声でテキストを選んだという志の低さで、議論も低調。しかし、この人たちはかなり勉強やる気あると思う。はたいりくらさくらひさろあほのゼミとはやる気が段違い。遅刻もいないしさ、欠席も少ないしさ。爆睡している椰子もいないしさ。っつーか、舐めくさった椰子は、宮台本最終章の報告をさせてやるよ。もう質問攻め。ってパワハラか、アホハラか、どーなんだろう実際。ううう。
 午後はずっと卒論相談。1時すぎ7時前までだからね。すごすぎ。昨年授業でやった、SPSSのラベルの付け方とか、忘れている椰子がいて、馬路キレそうになったぜ。あとみんなにボコボコにゆわれました。卒論進んでいる椰子の添削だけど、めんどーだからさ、(・∀・)イイ!!とだけ書いたコメント連発していたんだよね。「読んでないでしょ」とか言いやがる。「読んでないでコメントつけるのがプロっつーもんだよ」「できない椰子の添削に時間がかかってんだよ。進んでいる椰子は少しは遠慮しろよ」とかゆうのだが、「(・∀・)イイ!!には飽き飽き」とか、逆ギレしてやんの。いつからチミらはしてしてクン、くれくれクン、認めてクンになったっツーの。逐一添削なんてめんどーダッツーの。(・∀・)イイ!!ものは(・∀・)イイ!!ッツーの。と、にわか栗井ムネオ状態。
 きちんとうちのゼミでは、認めてクンにならないように、認めてクンタイムをしていたじゃないか。さあみんなでやってみよう。認めてクンタイム。両手で親指と人差し指のさきをつけて、目のかっこにしまーす。それを目にあてマース。でもって、中指を人差し指につけたり話したりして、トウィンクルトウィンクルきらきらきらきら。「認めて、認めて」って。認めてクン、エクササイズ。「Say!認めて」×n。
 正直これは「つくり」だけどさ、実際いるよな、こういうの。目が妙に潤んでいて、輝いて、「認めて」「丸抱えで理解して」「探している自分を与えて」ってゆう椰子。まあそういうのは、存在自体下衆ヤバ夫な私のゼミには来ないこともあるけどな。なのに、卒論の提出前になると、急に退行現象が毎年起こるのはなぜなんだ。わけわかめ。真面目な学年ほどそういう傾向はある。そこいくと去年の椰子らは、ガラ悪かったけど、自立はしていたな。まあしかし、やる気満々だから、ビシッと見ますよ。細かく添削します。うちの先生はみんなそれやってますからね。卒論時に赤ボールペン一本使ったなんて話もあります。私もプリンターのトナーなんかを、用意しました。だからさ、露文書いているときや、報告つくっているときくらい「(・∀・)イイ!!」で(・∀・)イイ!!じゃないか。君たち。