キャラ<企画&C調<真面目

 で、お台場明石城ですが、なんか一つのパターンでウケればいいってモンじゃなく、地味な企画もあります、厳しい移動もありますみたいなカンジで、馬路なんかやるつもりなのってカンジがしますた。この番組さえ面白ければいいということなのかと思ったらそうでもないのね。今日はフジテレビの一線級プロデューサー対決。伝説の人王・「なるほどザワールド」・東順最後の弟子、ヘキサゴン、メントレ担当の神原孝 vs 27時間テレビ担当、元スチュワーデス刑事高橋正秀。のっけからスチュワーデス物語で大うけのさんまちゃん。
 高橋は、なんか斉木しげるのできそこないみたいで、30代とは思えない崩れた色気のあるおっさん。一方神原はトッちゃんボーやみたいなカンジの椰子。ヘキサゴン、メントレとノリノリの神原、妻アキコとガキが「もう一花」とお願い。さんまちゃん思わず「反則ワザや」と、神原のしたたかを指摘。一方高橋は完全ずっこけノリ。「苦しいときもあったよな楽しいときもあったよな♪ 一に辛抱二に辛抱、胸に希望の灯をともす♪」という歌唱にあわせて、「スチュワーデス刑事」「白線流し」などの担当作品が紹介。だが!!ある日突然、大多亮により「バラエティに行ってくれ」と宣告される。季節はずれの人事異動。やる番組次々終了!!「人間辛抱だ!」と高橋のシャウト。
 でもさ、個人的には「平成日本のよふけ」はけっこうやっていたし、かなり面白かったけどね。白線流しはもちろんマイツボだし、スチュワーデス刑事も題名自体パンクで面白かったけどね。佐々木恭子「なんでだったんですか?」。高橋テキトーな説明し、「湊室長、なぜ?そこが一番うかがいたい!」と質問。湊さん苦笑い。そこでさんまちゃん栗原副部長にふる。栗原副部長「スゴイかわいそうだったのは、移動ということすら知らされなかった」。さんまちゃん「なにか逆鱗に触れたわけ?」と、考えようによってはものすごいことをネタにしてはる。さんまちゃん「失敗した作品ないやないけ?」。栗原「本流から外れている。大多さんの枠のなかにはいなかった」。激辛じゃん。すごすぎ。さんまちゃんやたけちゃんもスチュワーデス刑事「なんやねん!」とウケていたらしいけど、「大多クンとあわなかった」ともう傷口に辛子を擦り込む。しかしこれはまだ序の口だった。テロップはもちろん高橋。「もう一花咲かせたい」。かわいそぉ〜〜〜。
 神原の企画。「教えてクイズ王」。クイズ王5人がなにを聞いても答えてくれる。視聴者の質問に、早押しで答える。答えられないことはない、クイズ王に知らないことはないと神原雄々しく断言。夕日はなぜ赤いの?郵政民営化になるとどうなるの?なぜ人は人を好きになるの?クイズ王は知識で答え、さんまちゃんはロマンで応酬。「横に早押しボタンをおくとクイズ王はついつい押しちゃう」とさりげないギャグで大うけ。さんまちゃんのトークも絶好調。うんちくはくどくど言わないけど、プロってこんなもんよと、さりげなく言っているカンジですた。ついつい押すは笑うよね。われわれもザッピングの癖がついていると、ビデオ見ていてもついついチャンネル変えようとするし、テレビみていても早送りにしようとしたりするからな。
 一方の高橋。名言を採りあげる番組らしい。さんまさん名言好きでしょ。とまあ、ここまでは何気ない出だし。痺れる名言、かっこ(・∀・)イイ!!。「テレビの新しいジャンルを築いてみたい」と高橋。しかーし。番組名「CIVIRE MA SHOW」。ガチョーン。さんまちゃんあきれ顔で「大多クンとあわんはずや。これであわないとわかりました」と斬!!うなだれる高橋。そしたら、もう番組つくっちゃってるの。ロバートホールみたいなでだし。ただしものすごく安っぽい紙芝居みたいなので紹介。しびれキング=さんま。しびれクイーン=佐々木。シビレテラー=ミスターしびれ。ゲストがシビレタ状況を説明。客席から粉を投げ。さんまちゃんが判定。さあ「しびれていただきましょう」と、しびれテラーせんめりに登場で、名言を熱っぽく紹介する。高橋「どーデスカ師匠!」。さんまちゃん「おまえだけや!うけてるの。大多クン正解!」ワハハハハ。高橋実に(・∀・)イイ!! 眼の下のクマも(・∀・)イイ!!。なぜか「信じてやってください」みゆき孫の出口も登場して、ツインビームで懇願。
 水口クン「これで番組わかっちゃった。つくらなくてもいい。明石城のプロデューサーでしょ。終了終了終了だとこの番組終わっちゃう」。おいおいおいネタばれかと思ったところで、湊さん「神原のほうが面白い。行くところは用意するから」と傷に辛子のなすりコムことで、また虐待モードへ。栗原「高橋クンの人となりが、大多さん気に入らなかったんじゃないか」ともうサンドバック状態。さんまちゃん「なんでや。高橋かわいそうやないか」。栗原「C調じゃないですか」。さんまちゃん「C調だけで判断して欲しくないな。オレはC調のほうを信用しているよ」。高橋うれしそうに笑う。そのあと出口と高橋が懇願。さんまちゃん「ドラマにはあわない」と一転ボコボコ。幕間テロップ「私ラスクリみたいなのをとりたかったデス」。このあとさんざん高橋をいたぶる。さんまちゃん「高橋、飲み屋で話そう!」。わはははは。さんまちゃん「高橋クン残念やったねぇ。この企画も終了」。高橋クン「人生、希望と辛抱です」。さんまちゃん「お前辛抱だけやないか。希望なくせ!」でちゃんちゃん。高橋のキャラを堪能したひとときでした。ネタばれしても面白いオトコ。それが高橋。っつーことかな。