なんか深夜フジテレビばかり見てますねと言われた。さんま、ＤＴ、シムケン、たけちゃんというラインナップだからそうなのかと言えば、そうでもない。プロ野球ニュースを見ていた癖なんだと思う。最近野球中継をお荷物として指弾したと聞くが、一時はこの画期的な番組によって、テレビで草根鈴木啓し、まさかり村田兆じ、カズヤマモト、韋駄天福本ゆたかなどを見ることができた。今でも比較的パリーグに目を配った中継をしているし、それで見ている。つまり、朝ドラを時計がわりにつけているのとかわらない。「男おばさん」が始まると寝る準備をするッテかんじなわけ。
まあたしかに「俗悪バラエティ」すきだけど。今週号の『週刊文春』独自アンケート「目にするだけで腹が立つ『俗悪バラエティ番組』」ランキング、ベストテンのうち５つがフジだった。が、これは圧倒的一位が細木数子「ズバリ言うわよ」で、二位が「ロンドンハーツ」、三位が「笑っていいとも」という萎え萎えな展開で、イマイチ。さんま御殿とか、からくりＴＶとか、学校に行こうとか、八つ当たりに近くね？と思った。下衆やばおも梅奴もナタリアのシモネタもガビシャンのちそこもアンテナにかかっていない。２０位に入っていない。だから、たとえ現在「Ｅ女Ａ女」「笑ってポン」なんかがやっていても、けっしてベストテンには入らないカンジの結果。と思ったら、「はねるのトビラ」とか「内Ｐ」は２０に入っていた。ううう。わけわかめ。*1
昨日はたけちゃんの前に、谷原章介のＮＤＰ(New Design Paradise)を見た。いつもはブログタイムの前で、テンパって仕事していることが多いんだけど、昨日はのんびりしていたのと、ネタが面白かったので見た。蚊取り線香だとか、名刺だとか、日常生活品のデザインを見直して、新しいものをつくってみようというもの。企画構成は小山薫堂。「カノッサの屈辱」「お厚いのがお好き？」などもやっていたというのは、非常によくわかる。っつーか番組みただけで、わかるよね。こういう強烈な作品性をもった人ってスゴイと思う。フジテレビ公式サイトから、昨日の分を引用させてもらいます。
午後のひと時を優雅な気分にしてくれる一杯の紅茶。みなさんは普段、どのようにして紅茶を入れてますか？ ティーバッグを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。手軽に紅茶を楽しむことができるこのティーバッグにも実は色々な形があるってご存知でした？ 例えばピラミッドのような形をしたモノや丸い形をしたモノ。スタイリッシュでありながら中の茶葉が効率良く抽出されるようにと、見た目と性能を両立させた設計がされているんです。このティーバッグ、デザインの力で一歩飛躍した斬新なモノを生み出せないだろうか、と考えた私たちは「プロダクトデザイナー 廣田尚子」に依頼。バッグのデザインも手がける彼女なら、ティーバッグだってスゴイものができるにまちがいない！
「廣田尚子」
東京生まれ。1990年 東京芸術大学卒業。同年 株式会社GKテック入社、1994年 国際バッグデザイン豊岡コンペ金賞を受賞。1996年 ヒロタデザインスタジオ設立、バッグのオリジナルブランド“NAOCA”を立ち上げる。1998年 The I．D． Annual Design Review（アメリカ）にてHonorble Mention Award 受賞。1999年 デザインフォーラムコンペ金賞（銀座松屋）。2000年 グッドデザイン賞受賞。
ティーバック→バックというだじゃれを、芳醇な映像にしてしまうところは、すごく「テレビっぽいステキ」だよね。昔は巾着型だったのが、茶葉がお湯に触れる面積を大きくするためにＷ型にしたというようなことから、戦後高度成長期に「働き蜂日本の便利」として輸入され、爆発的に広まったことなどが紹介された。そして、使ったあと、ちょいと絞れば目の温湿布につかえるとか、油ものの洗い物に使えるとか、こねた交えて、デザインに入り。。。という展開。基本的には「おいしい生活」路線なのかもしれないけど、むしろプチリッチ層ターゲットなのかしらなどと、思ったりもしました。
これをみたあと、たけちゃんの例のノーギャラ見て、１人芝居の椰子の存在感に萌え萌えになり、ポップカルチャーな気分で、テレ朝「創造市場」を鑑賞。これ実に面白いよね。仕事に追われていると、見のがす番組だけど。昨日はＪ−ＰＯＰ、ＫーＰＯＰから、ＴーＰＯＰという展開はなかなか面白かった。かしこり出すと、テレ東、ＴＶＫはもちろん、もっといろいろ見たくなり、際限なくなるから、しゃーないなぁと思っていたら、六本木のべんちゃん小林のなつかしきベストヒットＵＳＡ。これまでみて、ふらふらになってねむりました。
