べら祭に顔を出す

 なんつーことをかんがえていたら、卒業生がべら祭に来るという。大学に行くのやだなぁと思いつつも、まあ久しぶりに歓談するのも悪くない。ましてや交際相手と来るとなれば、野次馬根性も働くというもの。大学に行きましたら、なんかすげー盛り上がっているカンジ。お客さまも多い。私が赴任したころは、もっと人が少なかった。これは、インカレの相手校の大学祭と重なっちゃったりしていたことが大きいのだろう。そっちに動員されちゃったりする。これが日程をずらせば、インカレの相手校を動員できる。それだけでも盛り上がる。さらに、実行委員会が頑張っているのだろうか、かなりすごいことになっていたように思う。
 正門のところに自転車をとめて、それだけで何人かの人に「なんだこのおやぢは」「やばくね?」みたいな視線を浴びせられた気がした。じたばたおたおたーーナイスなダジャレぢゃねぇぜ、ごるぁああああーーしていると、気をきかせてくれたのか、守衛さんが「こんにちわ!お仕事お疲れ様です」などと声をかけて下さった。視線を浴びせた椰子らにメンチ切って奥に行こうかと思いつつも、やはりおどおどしながら、研究室方面へ。その道のりの長かったこと。すれ違うと会釈する椰子、ウケテ笑う椰子などさまざま。インカレの他大男子学生「なにあれ?」。むかつく。しかし、佐世保の中学生たちのように、引き返してきて、顔を覗き込んで、ギャハハハハハと笑うようなことは、なかった。
 研究室にいると、卒業生来訪。交際相手の方とも名刺交換などをする。たまたま名詞があってよかった。某企業の人事の方で、会社の業務として2チャンネルの巡回などもあることなどの面白い話をうかがった。そーいやぶろぐのリンクなども、巡回とおぼしきがあることなども話した。しかし、「みたいというので連れてきました」にはかなり笑った。かなり面白かった。英語とかの話になったとき、調子に乗って、「ふつー、読めるけど話せないという研究者がよくいますが、私の場合読めもしませんからねぇ」と気合で言ったら、けっこうウケテイタ。で、私は上野=とんかつ経由で横浜に来たのだが、「正門までついていってあげる」とお見送りしてくださった。なかなか気配りの出来る二人であった。しかしびっくりした名言?倉敷旅行の思い出。「月曜日のくらしきはゴーストタウンのようでした」。たしかに大原美術館が休館だと、人がいないにしても、かなりリアルだった。