ロバート・デニーロ@忠臣蔵

 ものすごーーーーーく出来不出来が激しいと思いつつ、お笑いヲタにおきましては、ネタ精通うんちくな楽しみもあるようで、けっこうコアなファンも多いらしいリチャードー・ホールでございますが、こっちとしては森三中の炸裂と、小木博明のデンジャラスなブレイクのみを期待してみているところもあり、まあそれでもクリームシチューの有田はあいかわらずめちゃめちゃ面白いかなぁと思うことも多い、今日この頃、のっけから有田が猪木@王様のプランチャーで登場。ワケわかめなべちゃりでうけまくりつつも、なんだ横のネタの古さは。1、2、3だぁ〜〜〜はわかったろうし、上田ウマノスケくらいなら見たことあるだろうけど、ムーミンな寓話の登場人物とゆうか、坊屋三郎のできそこないというか、ドリー・ファンク・ジュニアなんか、知っている椰子どれだけいるんだ。もう30年以上前だぜ。有田の猪木「60分フル」ってそいつはあんたわすれもしない大晦日かなんかにドリーと猪木がやってノーフォール60分バウトどろーでっしゃろ。馬場とは一本ずつとって引き分けだったな。馬場がフライングネックブリーカードロップで、ドリーがスピニングトーホールドだろ。たしか。ふんなもの誰が知っているというのよ。この番組ワシらの年代ばっかみてるわけじゃなかろうに。何を考えているのか、わけわかめ
 でもって、いよいよ先週から期待高まり、ゼミ生のはたさんも予告しておりましたデニーロ。これが忠臣蔵をやるというわけわかんない展開。山崎颯爽とガーターに股間のお面で登場。例によってチョーヨンファとかまされて無理難題を引きうけるという筋立て。今日は「殿中ダッチュー」のをやらされることに。でもって、まあ宴会の裸踊り顔負けのくだらない歌を歌いながらのあてブリ。まさに筆舌につくし難し。あまりに下品。先週の黒沢のギャグも書き起こしはきつかったッ酢。「ビホ〜ンビホ〜ン♪」と刀を下品に振り回す。わははははは。くだなねぇ。「少年ABC♪」なんダヨこれは、ワシも知らぬゾ。なんかあるんだろうな。チアガール仕様。「話は変わるけど、私はオカマなの♪生まれたときからオカマなの♪みぃ〜てよ小刀ちゃん♪一言言ってよ小刀ちゃん♪あなたぁ〜もおかまぁ〜♪」。ことあとものすげぇーーーーシュールな構成でたたみかけ、内匠頭にぶった切られて、ダッチューの♪、なんでやねん!!これはくだらねぇけど、かなり笑えた。
 次は「高校教師」。まあ要するにペキパチ。まあ、森三中の村上がクローズアップされたのはとりあえず萌え。アラファト妻より萌え。劇団一人小木博明に絡んでいたのは大笑い。これもあまりに下品なのでピーーーーです。「でっかい○○没収だ」で、堪えていた小木もウケまくり。それじゃ、怖くねぇよ。頑張れよ小木と思わずツッコム。でもって、劇団一人が受け持ちの生徒に嘲弄されてちゃんちゃん。だけど、劇団一人お約束の泣きの前に力んでげっぷって、トマトになっていた。これもあまりに下品。外国人が見たら、卒倒するんじゃないかな。しかし、思い出すなぁトマト。最近は頸動脈押さえて失神しそうになる催眠術遊びが問題になっているみたいだけど、ワシらの頃問題になっていたのはトマト。つまり、うーんと力んでカオを真っ赤にするの。クラスで誰かが、「トマト!!」と号令。するとクラスの男子全員と、物好きな女子がトマトになる。先生「あぶないからやめなさい!!」。まああのガキのころのワシらなみのくだらねぇギャグだけど、笑えることは笑える。この社会学的な意味を問われてもちと困る。